メキシコの伝統的な「踊り」に、Voladores、
「飛ぶ人たち」があります。
もともとはパパントラ地方のトトナカ族の伝統だったようで、
遺跡エル・タヒンでもやっていますが、
今ではけっこうメキシコ全土のあちこち、
人が集まるところでやっていることが多いです。
今回、人類学博物館の前でやっているのを写真に撮ることができました。
お天気は果てしなく良くなかったですが、
まあそれも一興?
まずは30mあるポールのてっぺんに、5人のおじさんたちが登ります。
ひとりは笛を吹き、残りの四人は腰に紐を括りつけます。
そして、四人は頭を下にしてぶら下がり、
回転するポールヘッドに振り回されるように……
飛ぶわけです。
空が不穏にグレイなのがいっそう不安をかきたてます……かね?
てっぺんに残るおじさんは、くるくると回りながら
終始ピ~ヒョロロと笛を吹き続けています。
飛ぶおじさんたちをズームで捕らえようとしたんですが、
難しいです。
けっこうなスピードで飛んでいて、シャッター速度の遅いカメラでは
紐しか写らない写真がいっぱい出ました。
どうにか二枚だけ。
ますます暗雲立ち込める空から
どんどん舞い降りてくるおじさんたち。
どこかで読んだ説明では、この人たち、きっちり13回転するんだそうです。
4人が13回転、掛け算で52という数字はマヤカレンダーで一周期を表す数字。
ちゃんと意味があるんですね~。
でも本当に13回転したかどうかは、数え損ねました。
かな~り降りてきました。
うわ、頭をぶつけそうです。
どうするのかと注目して見ていると、
ギリギリのところでちゃんと体を起こして、
足から着陸。さすが。
これはもう完全に観光でやってますので、
飛ぶ合間に周囲で見ている人たちに帽子を差し出して寄付をお願いします。
みんな、チャンリンチャリンと小銭を入れます。
このあとチャプルテペック公園を散歩してぐるっと戻ってくると、
この派手な衣装を着たおじさんたちが
木の下に座ってサンドイッチを食べてました。
なんか、微笑ましい風景でした。
◆
関係ないですが、ビールのCMでこのボラドーレスを使ったものがあります。
ビルの谷間、ひときわ高いビルのてっぺんから、
ボラドーレスたちがゆったりと飛びながら降りてくる。
それを驚いて見上げる人々。
ビルにぶつかったら死にますわな~~
鳥を模することで、神への祈りでもあったダンスのひとつだそうです。
綺麗な青空をバックにした写真が撮れればよかったのですが、
まあ今回はこれで我慢してください。
「飛ぶ人たち」があります。
もともとはパパントラ地方のトトナカ族の伝統だったようで、
遺跡エル・タヒンでもやっていますが、
今ではけっこうメキシコ全土のあちこち、
人が集まるところでやっていることが多いです。
今回、人類学博物館の前でやっているのを写真に撮ることができました。
お天気は果てしなく良くなかったですが、
まあそれも一興?
まずは30mあるポールのてっぺんに、5人のおじさんたちが登ります。
ひとりは笛を吹き、残りの四人は腰に紐を括りつけます。
そして、四人は頭を下にしてぶら下がり、
回転するポールヘッドに振り回されるように……
飛ぶわけです。
空が不穏にグレイなのがいっそう不安をかきたてます……かね?
てっぺんに残るおじさんは、くるくると回りながら
終始ピ~ヒョロロと笛を吹き続けています。
飛ぶおじさんたちをズームで捕らえようとしたんですが、
難しいです。
けっこうなスピードで飛んでいて、シャッター速度の遅いカメラでは
紐しか写らない写真がいっぱい出ました。
どうにか二枚だけ。
ますます暗雲立ち込める空から
どんどん舞い降りてくるおじさんたち。
どこかで読んだ説明では、この人たち、きっちり13回転するんだそうです。
4人が13回転、掛け算で52という数字はマヤカレンダーで一周期を表す数字。
ちゃんと意味があるんですね~。
でも本当に13回転したかどうかは、数え損ねました。
かな~り降りてきました。
うわ、頭をぶつけそうです。
どうするのかと注目して見ていると、
ギリギリのところでちゃんと体を起こして、
足から着陸。さすが。
これはもう完全に観光でやってますので、
飛ぶ合間に周囲で見ている人たちに帽子を差し出して寄付をお願いします。
みんな、チャンリンチャリンと小銭を入れます。
このあとチャプルテペック公園を散歩してぐるっと戻ってくると、
この派手な衣装を着たおじさんたちが
木の下に座ってサンドイッチを食べてました。
なんか、微笑ましい風景でした。
◆
関係ないですが、ビールのCMでこのボラドーレスを使ったものがあります。
ビルの谷間、ひときわ高いビルのてっぺんから、
ボラドーレスたちがゆったりと飛びながら降りてくる。
それを驚いて見上げる人々。
ビルにぶつかったら死にますわな~~
鳥を模することで、神への祈りでもあったダンスのひとつだそうです。
綺麗な青空をバックにした写真が撮れればよかったのですが、
まあ今回はこれで我慢してください。
その時、思い出したのは、日本の出初式の技でした。
木場の材木の角乗りもそうですが、伝統的技も、練習の賜物ですよね。
あの宙ぶらりんで振り回されながらおりてくるおじ様たちは酔ったりせんのでしょうか^^;・・・と若干心配にもなったりして^^;
あの笛の音色も独特な感じでとってもGood☆ですよねー。
そうそう、カンクンのシカレのナイトショーで
見れると聞いたんですが、あやたろうさんは
そこに行ってきたのかな~?^^
天気の悪さがより一層、緊張感を高ぶらせますね。一度は見に行かなければ・・・
う……、と思ったけど、あ~、消防隊のハシゴ乗りの曲芸ですね!
なんて言うと怒られるかしらん~
でも確かに似てますよね~。
ボラドーレスのほうが簡単かもしれないけど、
高いところで人様に見せる動きをするっていうのは、
やはりちゃんと訓練しないと難しいものだと思います。
あやたろうさんも書いてるとおり、目が回ったり
頭に血が昇ったりしないんだろうか……?
不思議です……。
>あやたろうさん
あ、カンクーンでもやってたんですね!
物悲しい笛の音と太鼓もやるかな?
あれもまた厳粛な儀式っぽくていいですよね!
でもホントに、あんなに頭を下にしてて大丈夫なんだろうか、って思っちゃいますよね。
うっかり気分悪くなってぼうっとしてたら、
頭地面に打ち付けちゃいそうだし……。
だからきっと、見た目よりはずっと難しい技なんだろうな~。
>mayuさん
シカレーまで行かないとないんでしょうかね?
って、「カンクーンのシカレー」だったらレストランの名前か何かだったりして……(笑。
派手なものじゃないですが、やはり伝統ある儀式なので、
チャンスがあったらぜひとも見てください。
一緒に飛んでる気分になって、ゆらぁっと眺めるだけでも楽しいですよ~
テレビで見たコトならあります。
ナマで見たいナ。
でもアタシは酔うかも。
目で追っちゃいそう...笑”
へぇ~、テレビで紹介してましたか!
このごろはメキシコもいろいろ注目浴びてるのかな、
だったら嬉しいですけど!
生で見たら、確かに目を回しちゃう人もいそうですね(笑。
一緒になって、ぐぅるぐると。
でもスピードは見た目にはさほどでもなくて、
割と気持ちよさそうですよ~。
いつかナマで見てみてくださいな!
酔わないように気をつけつつね!(笑