今日は死者の日でした。
ま、カトリックの祝日ですが、メキシコは独特の飾りつけとかあって、
すごく好き。
11月1日は子供の死者が帰ってくるお盆みたいなもん、
2日は大人の死者が帰ってくる日。
あら、大人と子供、逆だったかも?(いい加減~)
で、まあとにかくメキシコらしい派手な祭壇を飾り付けて
死者の帰りを待ってお祝いするわけですが、
どうも私がメキシコへ来た10年前に比べ、
最近はスーパーだので売ってる飾り物もすっかりアメリカのハローウィンになっちまって、
昔なつかしメキシコらしい飾り物は特殊な店に行かないと売ってないという事態。
子供たちにしても、そこらの家を回ってお菓子をねだるハローウィンのほうが嬉しいのはわかるけど……。
なぁんかね~、興醒めなんだよね~。
という不満もあって、今日は町中に出かけたついでに
文化会館と石油会社のクラブ会場の飾りつけ祭壇を
親の仇のごとく(?)写真撮ってきました。
クラブのはさすがに派手だ~。
トップの写真です。
そうそう、こうでなくっちゃね、死者の日は。
私のお気に入りの飾りは切り絵で、
骸骨が踊っていたり
楽しげに仕事してたり(「いざ墓場へ、アミーゴ!」と書いてある)
他にも煙草吸ったりビール飲み交わしたり、
音楽を奏でるのはもちろんのこと、
それはそれは、生きてる人間よりも人生を楽しんでいる様子。
また、典型的飾りというか食べ物というか、
砂糖で作った頭蓋骨は外せません。
もちろん頭蓋骨でも甘いお菓子とビールは必須ですね。
頭に名前が書いてあるものもあります。
それから、死者の日のパン。
単に、砂糖をまぶした普通のパンですが、この形が
死者の日の特別なパンってことのようです。
昔シティの大学の語学コースに通っていたころ、
死者の日の祭壇が近くの建築学科のフロアに飾られていて、
そこに等身大の全身骸骨が。
クラスの友達と、本物だ、いやまさかと議論したあげく
そこにいた学生に訊いてみると本物だとの返事。
近くからじっくり見ても確かに、虫歯とかすげえリアルでした。
ま、道端で子供の頭蓋骨(本物)売ってる国だしな~。
しかしやっぱり、いったいどちら様でしょうか、てのは気になりました。
死とか死者に対して忌避感のない国民性って、
生存本能がやや低いらしい私には、なんだかぴったり来ます。
だからこそ、アメリカンなハローウィンと混ぜこぜにしないでくれ~~!
とここで叫んでもしょうがないかぁ~。
文化会館には小さい祭壇が何種類もありました。
実に質素ですが、プレイスパニコ(前スペイン時代)のものも。
死者の日ってインディオたちもやはり祝っていたんでしょうかね~?
ま、カトリックの祝日ですが、メキシコは独特の飾りつけとかあって、
すごく好き。
11月1日は子供の死者が帰ってくるお盆みたいなもん、
2日は大人の死者が帰ってくる日。
あら、大人と子供、逆だったかも?(いい加減~)
で、まあとにかくメキシコらしい派手な祭壇を飾り付けて
死者の帰りを待ってお祝いするわけですが、
どうも私がメキシコへ来た10年前に比べ、
最近はスーパーだので売ってる飾り物もすっかりアメリカのハローウィンになっちまって、
昔なつかしメキシコらしい飾り物は特殊な店に行かないと売ってないという事態。
子供たちにしても、そこらの家を回ってお菓子をねだるハローウィンのほうが嬉しいのはわかるけど……。
なぁんかね~、興醒めなんだよね~。
という不満もあって、今日は町中に出かけたついでに
文化会館と石油会社のクラブ会場の飾りつけ祭壇を
親の仇のごとく(?)写真撮ってきました。
クラブのはさすがに派手だ~。
トップの写真です。
そうそう、こうでなくっちゃね、死者の日は。
私のお気に入りの飾りは切り絵で、
骸骨が踊っていたり
楽しげに仕事してたり(「いざ墓場へ、アミーゴ!」と書いてある)
他にも煙草吸ったりビール飲み交わしたり、
音楽を奏でるのはもちろんのこと、
それはそれは、生きてる人間よりも人生を楽しんでいる様子。
また、典型的飾りというか食べ物というか、
砂糖で作った頭蓋骨は外せません。
もちろん頭蓋骨でも甘いお菓子とビールは必須ですね。
頭に名前が書いてあるものもあります。
それから、死者の日のパン。
単に、砂糖をまぶした普通のパンですが、この形が
死者の日の特別なパンってことのようです。
昔シティの大学の語学コースに通っていたころ、
死者の日の祭壇が近くの建築学科のフロアに飾られていて、
そこに等身大の全身骸骨が。
クラスの友達と、本物だ、いやまさかと議論したあげく
そこにいた学生に訊いてみると本物だとの返事。
近くからじっくり見ても確かに、虫歯とかすげえリアルでした。
ま、道端で子供の頭蓋骨(本物)売ってる国だしな~。
しかしやっぱり、いったいどちら様でしょうか、てのは気になりました。
死とか死者に対して忌避感のない国民性って、
生存本能がやや低いらしい私には、なんだかぴったり来ます。
だからこそ、アメリカンなハローウィンと混ぜこぜにしないでくれ~~!
とここで叫んでもしょうがないかぁ~。
文化会館には小さい祭壇が何種類もありました。
実に質素ですが、プレイスパニコ(前スペイン時代)のものも。
死者の日ってインディオたちもやはり祝っていたんでしょうかね~?
日本のお彼岸とかお盆とかと似ているのでしょうかね?
もっとも日本でその日はどこの文化会館でも
な~んにも飾りませんが。
ひたすらお寺にお参りしてお経を上げてもらってお布施をはずむ、
そんな日です。お墓参りもしますが。
やっぱり大分違うようですね。
死者の日には教会でミサがありますか?
やっぱり献金をとられて?
子供と大人に別れているのがなんか入場料のようでほほえましい。
あんまり宗教的なことを考えないで、この手の込んだ紙細工を見つめていると
ふと遠い昔に帰るようで、懐かしさを感じます。
この「メキシコの隅っこ」は人をメキシコ好きにする
作用があるようですよ。
ミサもあります。私は行ったことないけど。
献金ももちろんします。
>人をメキシコ好きにする作用
ふっふっふ、それが狙い♪
というのは半分嘘で半分ホントだけど、
まあ写真に撮るのはたいてい綺麗なところとか面白いところとか気に入ったところとか、
偏りますね~。
そのうち、
きぃ~~! こんな国もうイヤ!ってことも「また」あると思うので、
そういうときは写真なんかそっちのけで愚痴を書く日も来るかも?
ところでサッカー界でもド派手な死者の日の祭壇が……。
http://www.mediotiempo.com/pi/cartones.php?actual=839
わからない人のために一応解説。
メキシコリーグはそろそろ佳境、トーナメント進出チームと無理っぽいチームが分かれてきてますが、
そんな中の死者の日、三チームの監督が一気に馘に。
中でも、ウーゴ・サンチェスというのは大物で、
4年だか5年だか監督をし、チームを優勝に導いたこともあり、
一方で何かと物議をかもす過激な言動で有名人でした。
というわけで、ウーゴの頭蓋骨が特大で祭壇に飾られることに。
この漫画の祭壇が、あまりにもここの写真とそっくりなんで(当たり前といえば当たり前ですが)
こっちに挙げることにしました。
見比べて笑ってください。
本文のほうも少し補強しとこう。
この人の漫画は初めからどれを見ても好きでしたが。
皮肉らない、へつらない、笑わない、
いや、漫画だから笑いは取ろうとしてますが
相手を笑わないで素直に面白がってる。
そう思いませんか?
祭壇が写真とそっくりと仰いますが
切り絵の模様がかなり手抜きのようにも感じましたけど
すごい皮肉の効いたのとかもありましたけど~。
でもやっぱり、ファンが見ても怒るに怒れず笑ってしまう、
といううまいものばかりですね、さすがプロ。
切り絵が手抜きって、うーん、そりゃ漫画だからしょうがないのでは。
勘弁してやって!
実際このくらい手抜きの(安物)切り絵もあると思うし。
あと、吹き出しの台詞を忘れてましたが、
まあ書かなくてもわかるか。
「ちょっと場所空けてくれ~、でっかいの持ってきたぞ~」
ウーゴの頭蓋骨を運んでいるのはプーマス、彼が監督してたチームです。
他のふたつの頭蓋骨についてる名前は当然、馘になった残りふたりね。