日本の隅っこ

2008年2月の日本旅行のときの写真に加えて、ちょっとレトロなのも載せたりして……

日本のお墓

2008年03月11日 | あぁ、日本だなあ
高知市近郊で、都会でも田舎でもない、中間くらいの、
古くも新しくもない、中間くらいの
そんな住宅街を少しゆっくり散歩する時間がありました。

前に日本に帰ったときから、
日本のお墓って面白い形してるよね、と思ってたんですが、
今回、ちょっと見かけたところで写真を撮らせていただきました。
いや、無断ですけど、ごめんなさい。

 

縦型なんですね、日本のお墓。
しかも、この年代。



明治に建てられたお墓。
アカコヤグアのお墓を思い出したりして、
いろいろひとり勝手に感動してました。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お墓 (忍者)
2008-03-11 09:53:48
我が家は祖父母の3人が熊本一人は群馬出身で何れも明治時代に上京して住み着いたのでお墓が有りませんでした
一度熊本にルールを辿る旅に出かけ遠縁を尋ね先祖の墓地を探し当て調べたら一番古いのは450年前でした
昨年家内の母が亡くなり祖父が宇和島だったのを思い出して同様の旅に行きましたが既に親族が居らず市役所の戸籍係りで先祖が見つかり観光案内所で聞きなさいと妙な事を言われました
祖父の祖父が藩医で幕府に追われていた高野長英を探しに行きつれてきて自宅に匿っていたそうで史跡と友に墓も有りました この功で藩主から自宅の場所を名を冠した町名にされた等思わぬ発見で嬉しかったです
どの墓もこの写真よりは小さく朽ち果ててました
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日本のお墓って (monjablanca)
2008-03-12 04:20:00
外国人には超珍しいみたいですよね。
きっちり「墓地」って区切られた区画じゃなくて、
町外れに田んぼ1枚分くらいのお墓畑もあったりするし、背が高いし。
小僧もやっぱりお墓を見た時は「何、あれ?」と興味津々で、写真を撮ってましたね。

逆に日本の方には、外国のお墓はおもしろいかも。
私、グアテマラの田舎に住んで暇してた頃、よく墓地まで散歩に行きました。
カラフルでおもしろいし、その町の人たちのこともわかったりしますもんね。
私もそろそろ自分の墓用意しといた方がいいかもな。
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縦型墓碑ってやっぱり珍しい? ()
2008-03-12 07:53:02
>忍者さん
450年前!
エート、何時代になるのでしょう? 日本史はもうすっかり頭から抜けてます。
というか今平成何年なのかすらいつまで経っても覚えられませんが。
にしても、そこまでご先祖様を辿れるということはすごいですね。
うちなど、名もない水飲み百姓だったのだろうと思います。
写真のお墓は、これもおそらく立派な家柄のかたのものではないかと思います。
古くはなっているものの、ていねいに手入れされていました。
歴史のない家族に育つと、こういう地に根付いた人たちがそれこそ外国人のように
新鮮で珍しいものになってしまいます。

>monjablancaさん
やっぱりそうですか~、小僧さんも? お友達~。
考えたら日本は土地が少ないから縦型でスペース節約だったんかしらん?
などと思わないでもないですが、真相はどうなんでしょうか。
メキシコの墓地もカラフルで賑やかで、知らない日本人が見たら
お墓だと思わないかも、ってくらい派手ですね~。
グアテマラでも死者の日は楽しいお祭りでしょうか。
いやいやしかしmonjablancaさん、お墓の用意はまだまだ早いのでは!?
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Unknown (忍者)
2008-03-12 08:49:11
メキシコの比較的新しい高級?墓地を見て仰天しました その豪華なこと小さな教会の形で中で家族が集って礼拝するようになってます
金持ちはあの世に行っても差別出来るのですね
それに比べ悪平等の日本は何処の墓地に行っても墓標まで画一的で面白さが有りません

我が家は墓地が無かったので30年前に毎年行く黒姫に作りました 
土地の人が町営墓地が売れないので付き合いに買って欲しい自分も買うのであの世でも隣人にならないかと誘われて入手しました
眼の下が野尻湖の丘の上で環境抜群です
墓碑は横型で子孫が時代が直ぐに判るよう生没年を西暦にしました

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>忍者さん ()
2008-03-13 09:35:20
そうそう、メキシコのお金持ちのお墓はもう、家みたいなもんですよね。
シティで下宿してたところのおばさんが連れていってくれたのが
そんな感じでした。
でもそのおばさん、事情があって、そのお墓には入れないんですよ。
生きている人間の世界にはいろいろと醜い争いもありますね……。

野尻湖と言われると、私は子供のころ夢中で読んだ
マンモス発掘の話を思い出すんですが、
そんなところに埋めてもらえたらいいでしょうねえ。
私もメキシコの見晴らしのいいところを見積もっておこうと思います(笑。
生年月日を西暦に、すばらしいご配慮です、忍者さん!
ほんっとに、私などもう平成ですらわからなくてブゥブゥ言ってます。
元号も風情があって日本らしくていいですが、不便ではありますよね。
末長く残る墓石には、西暦がいいでしょう。
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ナウマン象 (忍者)
2008-03-13 14:46:24
これがナウマン象の骨と判って発掘が始まったのが昭和37年でそれ以前秋深くなり湖の水が引くと湖底のあちこちに表われてました
歯は丁度ゆたんぽ(ご存知ですか?)と同じ大きさ形状で幾つか見かけましたが誰もこんな貴重な物とは知らず投げ遊んでました
今になってあの時何個か拾っておけばと後悔してます
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おっと ()
2008-03-14 09:14:10
>忍者さん
そうでした、マンモスじゃなくてナウマン象でした、失礼しました~!
そのナウマン象の歯の化石で遊んでしまうとは、贅沢ですね。
本当にもったいないことでしたね。
でも、昭和37年以前、誰もそんなことを知らなかったのでは無理もないことです。
今の子供たちは、そんなワクワクするような発見や遊び、できるところが残っているのでしょうか。
ちょっと不憫な気がします。
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先祖代々の墓 (さくらんぼう)
2008-03-26 02:18:09
農家のお墓には、江戸時代ぐらいからの寛永とか、年号の入った古いお墓も10基ぐらい、ずら~と並んで、真中が最近の大きなお墓で、自分の敷地に立っているのが多いですよね。

散骨がいわれて、海や川、大好きだった土地にまいたりするのも出来るようにもなってます。

九州や沖縄のお墓は、大陸からの影響で、石の家のように大きなものが多く、その前で、家族が集まって宴会のようなことをします。仏壇も、金ぴかの巨大型が主流かも。

最近募集している都会の霊園は、宗教色はなく、横型や、好きな形で墓石が作られ、好きな一字が彫られたものなど、花一杯の公園墓地が人気ですよ。

実は、私は、比較文化や文化人類学を勉強しています。
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>さくらんぼうさん ()
2008-04-01 10:04:43
こちらも長らく放置して申し訳ありませんでした~。
うおおお~、さくらんぼうさん、比較文化学、文化人類学専門のかたでしたか!
って、そう言えば前にもチラッとそんなお話伺ったことあるような?
私もそういうの、すごく興味はあるんですが、系統立てて勉強したことはほとんどなく、
遥か昔日本の大学で講義を取っていた程度なんですよね。
でも面白いですよねえ~~、羨ましいです。

忍者さんもおっしゃってるように、最近はいろいろスタイルがバリエーション出てきてるんですね。
個性が出せるのはいいですね。
ちょっとこのお話にも刺激されて、この週末、お天気がよく、
たまたま通った霊園がとても綺麗に見えたので、
ダンナを説得して見学に行ってきました。
今日はメキシコブログ、別ネタをアップしましたが、霊園も近いうちに載せようと思います。
少々お待ちくださいね。
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