多少ネタばれの可能性もあります。
何で、この話題作に限って日本上映が、こんなに遅れてるんだろう。
既に、ネットでネタばれ情報がいっぱい流れているので、日本のエイリアンファンは待ちきれないだろうな。
ハリウッドでもトップクラスの美形なのに、見た目も性格も含めた汚れ役をこなすシャーリーズ・セロン、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」での演技が印象的だった顎の張ったマイケル・ファスベンダー、決して美人ではないが迫真の演技が素晴らしかったノオミ・ラパス等が共演。
確かに美人ではないノオミ・ラパス
この人のアンドロイドはオリジナルのイアン・ホルムと「エイリアン2」のランス・ヘンリクセンに匹敵する出来栄え
今回は強い女を演じるシャーリーズ・セロン。最近の彼女の活躍は目をみはる。
乗組員はみんな特徴的
いい人(?)そうな宇宙人だったんだけど
物語は、地球の各地で見つかっている古代遺跡に記された共通する星に、地球人の祖先に会いに行ったら、とんでもない化け物がいた、っていう話。
そして、憧れていた自分たちのDNAの祖先は、思っていたほどいい人(?)ではなかった。というか、どちらかというと悪い人(?)だった。
宇宙人に会いに行った宇宙船の名前は、プロメテウス号で総指揮官が、シャーリーズ・セロン。
この、旅の企画を持ち込んだ宇宙人に憧れる科学者がノオミ・ラパス。
そして、旅のスポンサー、ウェイランド社が派遣したアンドロイドをマイケル・ファスベンダーが演じている。
他にも個性的な乗組員がいるが、一目見て一番最初にエイリアンに殺されるのがどの隊員だか分かってしまったのは、僕だけではないと思う。
遺跡に残されていた星座
プロメテウス号で探索しにいく
アンドロイド以外は冬眠して移動
衛星LV-223に到着
いよいよエンジニアの基地にむけて出発
基地の中をマッピングすると
こんなになっていた
最初にこの映画を見に行った時、映画館で火事騒ぎがあり、途中で映画館を出されてしまった。
ノオミ・ラパスが、自分で帝王切開を行い、カプセルにあるものを閉じ込めて、さてこれから後半の盛り上がりがはじまるという場面で、突然の火災警報。
一瞬、これもこの映画の斬新的な新企画かと思ったほど、そのシーンと火災警報が自然だった。
そして数日後、今度は普通の映画館ではなく、IMAXの3Dシアターに行った。
この作品は、間違いなくIMAXがオススメ。
ナショナルジオグラフィックの様な地球の誕生のシーンや、エンジニア(宇宙人)が残したホログラムの星図のシーン、そしてエイリアンやエンジニアとのアクションシーン等が、まるで自分がそこにいるような感覚で超大画面に引き込まれる。
もう一つの見どころは、エイリアンの進化。
米粒以下の小さい媒体から、ベービーフェイス・ハガー、ちょっと大きめフェイス・ハガー、イカみたいな奴から、最後は「アラレちゃん」に出てくるドドンガドン型のエイリアンまで、寄生した相手によって進化していくエイリアンが見られる。
映画史に残る「エイリアン」へつながる「エイリアン ビンギンズ」とか「エイリアン ゼロ」みたいな位置づけの作品と話題になっているが、なんとなくもう一つこの作品の続編が間に入ってオリジナルにつながるような感じだ。
この作品単体でも、アクションや映像はそれなりに楽しめるが、やはりストーリーは「エイリアン」を一度見てからの方が、数倍楽しめると思うので、是非オリジナルを見ることをオススメ。
星は /5
エイリアンに欠かせないスライム
基地だと思っていたらエンジニアの宇宙船だった
エンジニア操縦席
プロメテウス船長が自爆して宇宙船を撃墜
宇宙船を爆破され怒ったエンジニアがノオミ・ラパスに襲いかかる
トリビア
「エイリアン」シリーズのアンドロイドの名前はABC順になっている、オリジナルのアンドロイドの名前はAsh, 2,3作目はBishop, in 4作目がCallで、この作品の名前はDavid。
プロデューサーとの打ち合わせに行ったノオミ・ラパスを待っていたのは、リドリー・スコット監督で、彼女に「ドラゴンタトゥーの女」を3回観て、ぜひ一緒に仕事がしたい女優だったとオファを出した。彼女は「Yes」と即答した。
ネタばれになるけど面白いアニメ
エイリアンを科学してる