興行収益で歴代20位に入った、大ヒット作。
「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」で、マグニートーに側についた青い体のミスティーを演じたジェニファー・ローレンスが主役に大抜擢。
ジェニファーの相手役に、「RV」(日本未公開)でちょっと老け顔の子供だったジョシュ・ハッチャーソン。
そして、僕が好きな名脇役であり、私生活もその役柄も破天荒なウッディ・ハレルソン。
もう一人、今回はいつもと違い思いっきり悪役のドナルド・サザーランド。
この女優さんはいろいろな表情を見せるね
「RV」の時と変わらず、少し面白い顔
今回も特徴のある役のウッディ・ハレルソン
ドナルド・サザーランドは、悪役に徹してる
大きな戦争のあとPanemという国ができている。
その国はひとつのCapitolという裕福な首都と、貧しい12地区から成り立っていた。
そこでは過去の反乱の見せしめとして、年に1度それぞれの地区から男女1人づつの少年少女をクジで選び、Capitolの競技場で1人だけが生き延びることができるサバイバルゲームが行われていた。
74回を迎えるゲームでは、12地区からはカットニスという少女が、当初クジに当たった12歳の妹の代わりにボランティアとして選ばれていた。
同じ地区からはピータというパン屋の息子が男代表として選ばれていた。
本来は禁止されていたが、カットニスは、食料確保のために毎日森に出かけ、手製の弓矢を使って動物を獲っていた。
彼女は身体能力が高く、その弓の腕も確かだった。
選ばれた2人はCapitolに行き、数日間のトレーニングを受ける。
トレーナーは、過去のHunger Gameの生き残りだが今はアル中のハイミッチだった。
それでも、彼は「水と友達になれ」とか、「スタートしたら、まずは森に入れ」とか、「スポンサーをたくさんつけろ」とか、生き延びるための的確なアドバイスをくれた。
このヒゲなんとかして
この化粧もなんとかして
ゲイかもしれないけれど、強い心の味方
いよいよゲームが開始された。
一番の敵は、Hunger Gameのために日頃からトレーニングを受けて育ったケイトと彼の取り巻きたち。
カットニスは、ハイミッチの指示通り一目散に森に入ったので、手にしたのはナイフやマッチが入っただけの小さなバックパックだけで、彼女が欲しかった弓矢は手に入れられなかった。
こうして長い殺し合いのゲームがはじまった。
確かに面白いんだけど、映画だけを観ると、何でこれが歴代20位の作品なのかちょっと不思議だ。
そんなに目新しいアクション作品でもないし、ストーリーがそこまで面白い訳でもないし。
そして、前振りの部分が長いわりに敵キャラや他の24人についての描写があまりなく、ちょっとバックグランド不足。
戦闘中に、それぞれのキャラがほんの少し独自の色を出しているが。
それと、続編を意識して作られているので、最後のスカッと感が全くない。
中途半端
いっそ、「つづく」と最後の入れてもらった方がよかった。
やはりヒットは、小説の影響だろうな。
2作目は観ると思うけど、それで飽きたら「トワイライト」のようになりませんように。 星は /5
得意な弓矢で狩りをする
これがCapitol
Capitol内部
妹を助けれるためにボランティアをするカットニス
これがミスティー
トリビア
クロエ・グレース・モレッツ、ヘイリー・スタインフェルド、アビゲイル・ブレスリン、シェイリーン・ウッドリー等がカットニスの候補に挙がっていた。