今年のアカデミー賞作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト」を見た。
外国語映画賞ではなく作品賞であることが話題になったが、多分、テーマが韓国だけでなく米国も(日本も世界も)抱える大きな課題である「格差」だからこそだろう。それをアイロニカルで上質なエンターティメント作品に仕上げたところが勝因だったのかもしれない。
半地下の家に住む無職で貧乏な家族が、高台にあるお金持ちの家に就職し寄生して行く。その寄生計画の実行過程が実に面白い。しかし、その豪邸には秘密があった…。豪雨のある日から一家の計画が狂って行く。
豪雨の出水が「階段」を、道路を、奔流となり下って行くシーンは象徴的であり見事である。氾濫した汚水が流れ込む半地下の家の様子と言ったら…。
ネタバレになりそうなのでこの辺でやめるが、最初から最後まで目が離せない映画的面白さを楽しみながらも、格差社会の悲哀を想う時、やはりポン・ジュノ監督の手腕を称賛したくなる。
飛行機で(笑)
英語字幕だったので、読むのが追いつけませんでしたが😅
途中まではコメディかと思っていましたが、それこそ家族の思惑が変わりつつあるあたりから、深刻な現実を見た気がしました。
重たい…
イタリアの感染者増大ニュースで心配していたのですよ(^^;
旅行のお土産話をぜひお聞きしたいです~(*^^*)
で、機内でご覧になったのは英語字幕の「パラサイト」だったのですね(笑)
momoさんのおっしゃる通り確かに「重たい」です....
しかし、「重たい」テーマを重過ぎることなく描いた映画的センスが光っていたように思いました。