今日の「日本経済新聞」を読んでいたら、なんと!今年11月に大阪市立美術館で「メトロポリタン美術館展」を開催予定とのこと!! どうやら大阪だけでの開催のようだ。
◆「メトロポリタン美術館展(仮称)」
・会期:2021年11月13日(土)~2022年1月16日(日)
・会場:大阪市立美術館
で、おお...ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》が来日するよ~!!!
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》(1630年頃)メトロポリタン美術館
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/110001282
その他に、ラファエッロ、ルーベンス、フェルメール、エル・グレコ、そして、モネやルノワールなどの印象派作品も展示されるようだ。
「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」は泣く泣く諦めたが、さて、11月まで感染拡大が収まってくれると良いのだが...。
この作品、とてつもなく豪華なもので、メトロポリタンらしい収集ですね。この豪華さが贋作疑惑を生んだ理由でしょうが、当方は真跡だと思っています。
で、ラ・トゥールの「昼」の作品は、ピエロ・デッラ・フランチェスカのように、現代性を感じさせるので、贋作疑惑がでるのもわかるような気がします。でも、私的にも真作だと思っています。私もプラド展以来になりますから、再見できたら本当に嬉しいですよね!!
で、山科さんのサイトを拝見し、ホービング「にせもの美術史」を本棚なから引っ張り出し再読しました(^^ゞ。ホービングも真作としていますよね。
「ライトとマーリーの罪は、贋作説についても不利な証拠がたくさんあり、とても持論を支えきれないのに、頑なにこだわりつづけたことだ。自分たちの起こした嵐に巻き込まれて、身動きがとれなくなったのである。」
最近の「疑惑のカラヴァッジョ」話題もありましたが、作品鑑定&真贋論争の難しさをしみじみ感じます(;'∀')
いやぁ、METがカラヴァッジョ《合奏》まで貸し出してくれるなんて!!ヽ(^o^)丿
むろさんさんのおっしゃる通り、《キリストの埋葬》の埋め合わせになってくれそうでそうです(*^^*)。この秋の関西方面の見どころチェックが欠かせませんね!!
仙台は感染拡大で図書館も休館になり、私的にも外出自粛中でした。「芸術新潮」を本屋で早くチェックしたいです(;'∀')