花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

カラヴァッジョ《エマオの晩餐》ブレラ美術館送別イベント。

2015-11-15 06:20:11 | NEWS

国立西洋美術館で「カラヴァッジョ展」が2016年3月1日(火)から6月12日(日)まで開催され、ミラノのブレラ美術館から《エマオの晩餐》が出展されます。

カラヴァッジョ《エマオの晩餐》(1606年)ブレラ美術館

イタリアのネット上に、「フランスと日本に行くブレラ美術館《エマオの晩餐》送別の2日間」と題した、ブレラ美術館の新ディレクターJames Bradburneへのインタビュー記事が載りました。(誤訳があったらすみません)

カラヴァッジョ《エマオの晩餐》は国立西洋美術館より先に、フランスのカーン美術館(Caen, Musée des Beaux Arts)に貸し出されるようです。期間は、2015年11月20日~2016年2月14日まで。(テロの影響が無いと良いのですが)

ブレラ美術館でラファエッロ《聖母の結婚》の隣にカーン美術館所蔵ペルジーノ《聖母の結婚》を展示するという面白企画展示の交換条件が、カーン美術館でのカラヴァッジョ《エマオの晩餐》特別展示しだったようです。なるほど!ですよね。 

で、カーンから東京へと長期出張に出る《エマオの晩餐》なので、ブレラ美術館では11月14日と15日の2日間、子供たちのために、カラヴァッジョ照明効果の特別解説イベントを開催するとのこと。って、観に行けませんけどね(-_-;) 

交換作品が無くとも「日伊国交樹立150周年記念」との名目で貸し出してもらえる日本は幸せ者、ということでしょうかねぇ?(^^;


パリ同時多発テロ。

2015-11-15 03:37:04 | Weblog

今、TVでパリ同時多発テロのニュースを見ています。 

事件を知ったのは、朝、Fさんご夫妻からでした。今日はポッジョカイアーノ「静物画美術館」を訪れたのですが、待ち合わせ場所で合流した時に教えていただきました。 

今回のテロで亡くなられた方たちのご冥福を、また、負傷された方たちの早期回復を、心からお祈りいたします。 

ポッジョカイアーノへの車の中でもFさんのご主人がラジオやスマホ情報をチェックしていたのですが、フランス国境封鎖という状況が、今フランスが直面している苦悩を象徴しているように思われました。パリの交通や美術館等の公共機関も閉鎖状態のようで、日本からの旅行者の方たちも多く巻き込まれているのだろうと察せられます。 

不幸中の幸いだったのは、イタリア旅行のため日本を発つ友人たちが、アリタリア航空の直行便を利用することで、無事にイタリアに着くことを祈るばかりです。 

それにしても、自爆テロを「カミカゼ」と表現するRaiニュースを見ていると、(Fさんもおっしゃっていましたが)、日本の「カミカゼ」は「テロ」では無い!と、日本人的には異を唱えたくなります(-_-;)