宿題を忘れていたわけでは無いのだが、なんだかんだで遅くなってしまった「2007年度私的ベスト10(国内篇)」を発表(^^;
1.「若冲展」 承天閣美術館(京都)
相国寺ならではの「釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」。こんな機会なんて滅多に無いのだから!
2.「パルマ―イタリア美術、もう一つの都」展 国立西洋美術館(東京)
パルマという都市のルネサンス~マニエリスム~バロックを知る。記念講演会を含めてとても勉強になること多し。さすが西美!
3.「ヨーロッパ肖像画とまなざし」展 名古屋ボストン美術館(名古屋)
2007年の私的隠れテーマは肖像画だったような気がする。まさにこの展覧会から始まったのだ。
4.「オルセー美術館展」 東京都美術館(東京)
久しぶりのオルセー作品。中でも印象派の肖像画に注目!これがキンベル美術館「The Mirrer&The Mask」へと続くのだ。
5.「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」展 東京国立近代美術館(東京)
写真の構図の面白さに開眼。ACBの幾何学的文法の素晴らしさに驚く。
6.「人間の奥行き ヴァンジ作品展2000-2006」 イタリア文化会館(東京)
「ヨブ」の足のわずかに立った親指は神へと無意識の異議を唱える。人間の抱える矛盾と葛藤が造形を通して胸に迫る。
7.「森村泰昌―美の教室、静聴せよ」展 横浜美術館(横浜)
現代美術苦手の私も楽しめた展覧会。ゴッホは荊の帽子を被り、フリーダ・カーロは髭眉で荊のネックレスをしていた。自ら扮することで見えてくる世界の面白さ!ちなみに、キンベル企画展でフリーダ作品を観、彼女の髭はキリストの象徴ではないかと思った。
8.「安宅コレクション展 美の求道者安宅英一の眼」 三井記念美術館(東京)
国宝「油滴天目茶碗」も素晴らしいが、南宋官窯「青磁 八角瓶」の繊細でまったりとした釉と肌の美しさに目を奪われてしまった! これぞ青磁!!
9.「ムンク展」 国立西洋美術館(東京)
個々の作品がフリーズという連作の形で並べられた時、本当の意味が立ち上がってくる凄さ!
10.「アルベルト・アンカー展」 Bunkamura(東京)
精緻な描写は愛らしい子供たちだけでなく、その周りの世界をも生き生きと映し出していた。懐かしい家族のぬくもりがそこにはあった。
次点 「大徳川展」 東京国立博物館(東京)
水戸黄門さまの印籠もあったし、徳川御三家の宝物がどっさり(笑)。私的には1600年頃の西洋甲冑がCARAVAGGIOの時代に通じているのが面白かった。
ということで、ようやく宿題を書いて、ほっ(^^ゞ
1.「若冲展」 承天閣美術館(京都)
相国寺ならではの「釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」。こんな機会なんて滅多に無いのだから!
2.「パルマ―イタリア美術、もう一つの都」展 国立西洋美術館(東京)
パルマという都市のルネサンス~マニエリスム~バロックを知る。記念講演会を含めてとても勉強になること多し。さすが西美!
3.「ヨーロッパ肖像画とまなざし」展 名古屋ボストン美術館(名古屋)
2007年の私的隠れテーマは肖像画だったような気がする。まさにこの展覧会から始まったのだ。
4.「オルセー美術館展」 東京都美術館(東京)
久しぶりのオルセー作品。中でも印象派の肖像画に注目!これがキンベル美術館「The Mirrer&The Mask」へと続くのだ。
5.「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」展 東京国立近代美術館(東京)
写真の構図の面白さに開眼。ACBの幾何学的文法の素晴らしさに驚く。
6.「人間の奥行き ヴァンジ作品展2000-2006」 イタリア文化会館(東京)
「ヨブ」の足のわずかに立った親指は神へと無意識の異議を唱える。人間の抱える矛盾と葛藤が造形を通して胸に迫る。
7.「森村泰昌―美の教室、静聴せよ」展 横浜美術館(横浜)
現代美術苦手の私も楽しめた展覧会。ゴッホは荊の帽子を被り、フリーダ・カーロは髭眉で荊のネックレスをしていた。自ら扮することで見えてくる世界の面白さ!ちなみに、キンベル企画展でフリーダ作品を観、彼女の髭はキリストの象徴ではないかと思った。
8.「安宅コレクション展 美の求道者安宅英一の眼」 三井記念美術館(東京)
国宝「油滴天目茶碗」も素晴らしいが、南宋官窯「青磁 八角瓶」の繊細でまったりとした釉と肌の美しさに目を奪われてしまった! これぞ青磁!!
9.「ムンク展」 国立西洋美術館(東京)
個々の作品がフリーズという連作の形で並べられた時、本当の意味が立ち上がってくる凄さ!
10.「アルベルト・アンカー展」 Bunkamura(東京)
精緻な描写は愛らしい子供たちだけでなく、その周りの世界をも生き生きと映し出していた。懐かしい家族のぬくもりがそこにはあった。
次点 「大徳川展」 東京国立博物館(東京)
水戸黄門さまの印籠もあったし、徳川御三家の宝物がどっさり(笑)。私的には1600年頃の西洋甲冑がCARAVAGGIOの時代に通じているのが面白かった。
ということで、ようやく宿題を書いて、ほっ(^^ゞ