花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

イタリア教会建築の縞模様

2007-03-17 23:42:30 | 建築
ゲストのCojicoさんのブログを拝見していたらシエナが取り上げられていた。
私はまだシエナには行ったことがなく、いつか見てみたい街だ。紹介されていたドゥオーモの外壁や柱は暗緑色と白の縞模様でできている。あ、プラートのドゥオーモと一緒だ!と懐かしくなり、ごそごそとデジカメ画像を点検してしまった(^^ゞ



プラートのドゥーモ(サン・ステファーノ教会 Catedrale di S.Stefano)はCojicoさんの解説にも出てくる「Verde di Prato」プラートの緑石を使っており、こじんまりとした可愛い聖堂だ。

プラート行きはアルベルティ絵画館のCARAVAGGIO「荊冠のキリスト」を観るためだったので、ドゥオーモの開館時間を調べることなど、つい頭に浮かばなかった(汗)。案の定、帰り道に寄ったらお昼休みで閉じていたのだった(涙)。ドゥオーモはフィリッポ・リッピのフレスコ画で有名である。また訪ねる機会もあるだろうとやせ我慢。壁画などプラート美術については、以前「プラート美術の至宝展」でも知ってはいたのだが…(ぐすん..涙)。

ちなみに、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会やサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(ドゥオーモ)にもこの緑石は使われているよね。

   
サンタ・マリア・ノッヴェラ教会                     サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会 

当時は教会の外壁を縞模様で飾るのが流行ったのだろうか?ついでに紹介してしまうのは、白と黒の大理石でできたジェノヴァのサン・ロレンツォ教会(Genova San Lorenzo)。ファサードを見るとゴシック建築だ。すぐ近くにドーリア家の建物(Casa di Doria)があって、これも白黒の縞模様でできていた。部分的にルネサンス様式だと思うのだが、ヴェネツィア様式とも一味違う優雅さがあり、海の荒くれドーリアのイメージを意外にも裏切ってくれた(^^;

    
サン・ロレンツォ教会            ドーリア家の建物(現在はオフィス)

こうして画像をUPしていたら、イタリアの教会建築の縞模様がなんだか気になってきた(^^;;;

レンブラント? 大阪の「黄金の兜の男」

2007-03-17 10:46:43 | NEWS
昨日、知人たちとの食事会があり、その席で「大阪のレンブラント発見を知っている?」と聞かれ、初めて「黄金の兜の男」のニュースを知った。


大阪作品の画像(毎日新聞ニュースから)

二日酔いの頭で検索してみると、なるほど! やはり、これからレンブラント調査委員会に絵を委ねるとのこと。果たして真作なのか、それとも一門の弟子作品なのか、持ち主でなくても判定を待ち焦がれてしまう。どちらにしても、できたらオランダに渡る前に、国内での一般公開をお願いしたいよね。

    
ベルリン作品の画像        「夜警」の部分画像 (Web Gallery of Artから)