釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月23日 内場のつもりが

2021年06月25日 | 日記
「明日は、船が出せますか」

「今日は、ウネリが凄くて、途中で避難しました」

「内場は、大丈夫ですか」

「内場なら、行けると思います。ただ、釣果はイマイチの状況です」

「行けるなら、行きたいです」

「朝、一度、海の状況を確認しますね。表に出られると良いですね」



旭先生とこんな会話で、取り敢えず出てみる事になった。

表に出る事は、諦めていたのたが。

朝、ゆっくりと船着き場を離れて、まずは、裸バエのアタリに出てみた。

「意外ですね。沖に出られるかも。ちょっと、行ってみましょうか」

裸バエの所は、島との間隔が狭く、波が立ちやすく、ウネリの太りやすい。

表に出てみると、フワッとした大きなウネリは寄せてくる。

「やれない事は無いか」

近場のポイントで、まずは竿を出してみる事にした。


旭先生と金丸(真)さん、厚沢さんの釣りが始まる。

二流し目に、旭先生にアタリが来た。




オオモンハタが、ヒットしてきた。

「今日のお土産が出来ました」と、笑顔が輝く。


沖合のポイントに、行ってみる事にした。


ベイト反応も、まずまずの出方をしている。

潮は下り潮だが、青みが出ている良い感じの潮だ。

ただし、時折寄せてくる大きなウネリは、常に注視している。


金丸(真)さんにアタリ。





オジサンがヒット。

海底の岩場には、このオジサンが多い。


この後、オジサンが連続ヒットしてきた。






美味しい魚の、ホウボウもヒット。







本命ではないが、アタリが出てくれば楽しくなってくる。


ポイントを移動する。

潮目のある、潮が活きていそうなポイント。

船首で竿を振っていた厚沢さんにアタリが来た。




「瀬掛かりかと思いました」

勘違いを笑いに変えて、獲物の引きを楽しんでいる。

海面に姿を見せたのは、カンパチだった。



良型のカンパチに、船内が大いに盛り上がる。

ジギングの練習に、カンパチは嬉しい釣果だ。


金丸(真)さんにも、強いアタリが来た。

竿先を強く叩くアタリ。

「真鯛かもよ。ゆっくりやるよ」

獲物の引きに合わせて、慎重に巻き上げる。

ところが「あれ、逃げられたか…」竿から獲物の気配が消えた。

巻き上げると、針が切られていた。


ポイントを移動する。

「海底は、砂地が多いですけど、岩場も結構あります」

「ハタ類が多いポイントです」


旭先生にアタリが来た。





上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「砂場が多いだけに、アタリも多いですよ」

そんな話をしていると、金丸(真)さんにもガンゾウヒラメが来た。




海底のベイト反応も、少しずつ増えている。

「良い感じの反応が出ていますよ」


すると、旭先生に強いアタリが来た。

「これは、何やろうかい」

楽しみながら、ラインを巻き上げていく。

「オオモンハタのダブルです」




良型のオオモンハタが、ダブルで上がってきた。

「良い魚が来ましたね」

みんなで、釣果を祝福する。

「楽しい締めになりましたね」

帰りの船中は、楽しい会話が弾んでいた。

6月22日 高いウネリ

2021年06月24日 | 日記
今日のウネリは、気持ち悪く感じた。

南東から寄せてくるウネリが、時折、目線を越えてくる。

「おおっ…」と、思わず声が出る。

「余り、長くはやれないですね」

ウネリを注視しながら、船を流していく。


かめや釣具宮崎(神宮)店の真田さんと、狭間さんのお二人。

真田さんはSLJを、狭間さんは生き餌を使って大物狙い。


潮の色は、良い感じの青みがある。

期待感を持たせる、海の色になっている。


ポイントに入り、釣り始めて直ぐに、真田さんにアタリが来る。





しかし、やり取りの途中で、針はずれ。

「残念…、針が小さかったかな」

チョッピリ口惜しそうだ。


次の、アタリは直ぐに来た。







ウッカリカサゴが、上がってきた。


狭間さんの、生き餌にアタリが来た。




良い引きを、見せている。

時折、激しい突っ込みを見せているが…。

海中に目を凝らしていると「鮫だ」

ハンマーヘッドの姿が見えた。

「針が外れて良かった」と、ホッとする。


狭間さんに続けて、アタリが来る。





今度は、大きなアカヤガラが上がってきた。

アカヤガラが飲み込んだ生き餌は、アカヤガラの口の中で生きていた。


何らかのアタリは来る。

生き餌を付け替えて、直ぐに仕掛けを入れていく。


着底して直ぐだった。

「今の、バタバタしたアタリは何ですか?」

竿先が、大きく叩かれるようなアタリに見えた。

狭間さんと、竿先を注視していたその時。

「入った!」

置き竿が、いきなり舞い込んだ。

「竿が折れる!」

リールシートの所から、強烈な曲がりを見せている。

狭間さんが、竿を手に持った瞬間。

「あっ…」

30ポンドのハリスが切れた。

「ハリスが、細かったかな…」


何の写真も、撮る余裕がなかったのが残念…。


船仲間から、連絡が入った。

「ウネリが、気持ち悪いくらいに成ってきましたね」

「用心して、安全を確保します」

「了解です。私も、これ以上高くなる前に、移動します」


何らかのアタリは、出てくる。

しかし、安全確保が第一。

「移動しましょう」

真田さん、狭間さんに了解を得て、内場へと移動した。


やがて、内場も東風が強くなり、ウネリが入り始めた。

昼過ぎに、納竿とした。

6月21日 真鯛とブリと

2021年06月22日 | 日記
赤潮が見当たらなくなって、潮に変化が出てきた。

アタリが少しずつ、増えてきている気がする。

朝間詰めから、1,2時間に集中する様に感じている。

潮色も青みが戻って、少しずつ綺麗な潮になってきている。



本日の、最初のアタリを捕らえたのは、肥田木さん。





良型の真鰺が、上がってきた。

この良型の真鰺が上がる度に「此くらいの真鰺が二桁釣れると良いな」と、つい思ってしまう。

朝間詰め、肥田木さんが順調にアタリを捕らえていく。







チカメキントキが来て、イサキも良型が上がってきた。

潮が良い感じで、動いているみたいだ。


今度は、安永さんに強いアタリが来た。




ドラグ音が鳴って、ラインが引き出される。

「青物が来ましたね」

「巻いた分だけ、引き出されます」

その重量感と、強い引きに、緊張感が増していく。




船底に入り込む相手を、何とか引き出そうとドラグ調整しながら、相手の走りに耐える。

漸く、姿が見えてきた。

「ブリです」

海面に浮いたところで、無事にタモに納める。





88センチの、丸々と太ったブリを顔で掲げる。

釣り人の、至福の瞬間だろう。



今度は、肥田木さんにアタリが来た。




竿を強く叩くアタリ。

「真鯛の様ですね」

「多分、そうだと思う」

時折、ドラグ音が鳴って、ラインが引き出される。

この瞬間が、溜まらなく気持ち良く感じる。

海面に、綺麗なピンク色の魚体が、見えてきた。





68センチ、3.2キロの見事な真鯛だ。

「今日は、この真鯛で大満足」

肥田木さんの、真鯛を手にした笑顔が輝く。


ポイントを移動する。


海底付近に、ベイト反応が出ている。

安永さんに、アタリが来た。

慎重に、巻き上げていく。




良型の、キジハタが上がってきた。


このキジハタの後、潮が変わったのか、アタリが出なくなってきた。


色々とポイントを変えるが、アタルのはウッカリカサゴかアヤメカサゴ。

肥田木さんは、既に7,8匹のカサゴを釣り上げている。

「何とか、刺身に取りたいね」

食の話に、花が咲く。


午後になると、風が南東に変わった。

少しずつ、激しくなっていくように感じる。

「バタバタ成る前に、引き上げますか」


今日の釣りを、切り上げた。

6月20日 真鯛と鰺と

2021年06月22日 | 日記
朝から、北東の風が、やや強く吹いていた。

上潮は南に下り、下潮は北に流れる、二枚潮になっている印象を受ける。

朝間詰めに、アタリが集中した。



本日、最初のアタリを捕らえたのは野崎さん。




ウッカリカサゴが、上がってきた。

ベイト反応が、海底から10メートルの範囲に出ている中、底狙いのしゃくりにヒットしてきた。

野崎さんに、次のアタリが来る。





良型の真鰺が、ヒットしてきた。

「鰺もこの大きさなら、嬉しいですね」と、ホッとした笑顔。


山下さんにも、良型の真鰺がヒットしてきた。




「アタリが来ると、嬉しいですね」と、笑顔。



大きなアタリを捕らえたのは、荻窪さん。

静かに、鯛ラバを引いていた。





ラインが、引き出される。

「ゆっくり、巻き上げてください」

時折、竿先を叩くアタリを、見せている。

綺麗な真鯛が、姿を見せた。




68センチ、3.1キロの綺麗な雌の真鯛。

「こんな大きな鯛を、初めて釣りました」

真鯛を掲げる、笑顔が輝く。

この真鯛が皆さんに、元気を振りまく。


山下さんに、アタリが来た。



「私のは、カサゴだった」と、笑顔で話が弾む。


荻窪さんにヒットしてきたのは、アカハタ。




水深50メートル付近で、アカハタは珍しい気がする。

時間の経過と共に、少しずつ、北東の風が治まって来た。

釣りに風は大敵だけに、釣りやすく状況に成ってきたのは嬉しい。


しかし、昼前になると、アタリが少なくなってきた。


そんな状況にも負けずに、野崎さんがウッカリカサゴを上げている。



「海底狙いに的を絞ってみました」

攻め方に変化を持たせた、釣果に成っている。


しかし、朝間詰めにアタリが集中した後、アタリを求めて移動を繰り返す。

潮が変わり始めて、落ち着かないのかも知れない。


昼過ぎに、午後便のお客様と交代。

船着き場に帰ると、赤木さん達が待っていた。


午後便の主となる狙いは、真鰺。

「型の良い真鰺が釣りたい」と、夕間詰めに期待が広がる。


ポイントに入って直ぐは、アタリが出てこない。

「今日は、調子が上がらないのかな…」と、不安さえ覚える。


アタリが出始めたのは、夕方5時過ぎてからだった。

「待望の夕間詰め」に入ってきた。


魚探に出てきたベイト反応を目掛けて、仕掛けを入れていく。

赤木さんに、アタリが来た。





「オジサンか…」

海底が岩場だけに、オジサンもヒットしてくる。


真鰺もヒットしてきた。

東原さん、松元さんが続けてアタリを捕らえた。






赤木さんにも、真鰺のアタリ。



徐々に、鰺のアタリが出始める。

それと同時に、鰺の型も40センチ近い良型になってきた。


コンスタントに、アタリを捕らえ始めたのが、松元さん。







赤木(久)さんにも、良型鰺がヒット。







東原さんも、良型鰺を釣り上げている。






赤木(哉)さんに、ヒットしてきたのは、ソーダ鰹。




夕間詰めは、アタリが集中してきた。


釣り終えた頃に、空に虹が架かっていた。





虹を眺めながら、帰港した。

6月19日 少し、良くなったかな

2021年06月20日 | 日記
船を走らせながら、潮の変化を見る様にしている。

最近、見られていた赤潮が消えている。

潮の色も、青みが戻りつつある様に感じる。

「少し、良くなったかな」

今日の潮は、そんな印象の潮だ。



潮の色は良くなってきた印象だが、今日のウネリは凄いウネリが入っている。

南東からのウネリで、時折、目線を越えてくる。

幾分でもホッとするのは、ウネリが白波を伴っていない事。

船を走らせながら、ウネリを越えると、谷間に入る感じを受ける。

仲間達も「気持ちが悪い、凄いウネリですね」と、警戒している。


私も、当然、ウネリを警戒しながら、ポイントに入る。

「イサキが釣りたいですね」

金丸さん、加治佐さん、巣立さんも、ウネリを気にしながらの竿出しだ。


潮行き、ゆっくりとした下り潮が、流れている。

最初のアタリは、加治佐さんに来た。






良型の真鰺が、ヒットしてきた。

釣り上げた真鰺を掲げる笑顔が、爽やかだ。


巣立さんにヒットしてきたのは、イサキ。





赤潮が見られる様になって、釣果が出ていなかった。

良型のイサキに、ホッとする。


加治佐さんにも、イサキがヒットしてきた。




立て続けのイサキのヒットに、赤潮で曇っていた気持ちが、パッと晴れた気がした。


一方で、「アタルけど、外れる」浅い食い込みが見られる。

加治佐さん、金丸さん、巣立さん共に、合わせに苦労している。


巣立さんに、アタリが来た。




「重いよ。根魚かな」

ゆっくりと、巻き上げていく。

姿を見せたのは、ガンゾウヒラメ。




「煮付けが美味しいですよね」

釣り上げたガンゾウヒラメを掲げて、食の話に花が咲く。




金丸さんも、浅い食い込みに苦戦している。


時間の経過と共に、ウネリも治まりを見せてきた。

気持ち悪くなる船の揺れだったが、かなり落ち着いてきた。


海が落ち着いてくると、気持ちが楽になる。


食い渋りに悩まされながらも、ポツポツと良型の真鰺がヒットしてくる。






40センチ近い、良型の真鰺。

「アタルけど、外れる」食いの浅さが無ければ…。

掲げられる真鰺の大きさを見て、そんな気持ちになる。



午後1時、午前便の釣りを終えて、船着き場に帰る。

午後便のお客様達と交代する。


午後便になって、潮が変わった。

「潮が動いていない」

塩田さん、黒木さん、鬼塚さんが、潮の動きに同じ感想。

色々と、ポイントに出てくるベイト反応を探りながら、移動していく。


塩田さんに、アタリが来た。





ニベが上がってきた。


鬼塚さんにヒットしてきたのは、アヤメカサゴ。



黒木さんにヒットしてきたのは、ウッカリカサゴ。





しかし、ここから暫くアタリが出なくなってしまう。

船仲間の関屋さんから「凄いベイト反応がある」と、連絡が入る。

この連絡で、状況が変わる。


鬼塚さんに、アタリが来た。





ヒットしてきたのは、真鰺。

鰺のアタリが出始めた。


アタリが続けてきた。

「これは、鰺では無いと思います」




上がってきたのは、イサキ。

午前便でも、姿が見られた良型のイサキ。


この時、船の前方で突然ナブラが立った。

トビウオが、飛び回って逃げている。


ナブラの発生と同時に、塩田さんに強烈なアタリが来た。




「ブリが来ました」

強い引きに、慎重なやり取りが続く。




海中に、姿が見えてきた。

無事にタモに収まる。





丸々と太った、75センチのブリ。

「やりました」と、掲げるブリの重さが気持ち良さそうだ。


黒木さんにも、アタリが来た。

粘りで釣り上げたのは、イサキ。




「ホッとしました」

渋いアタリに苦戦していただけに、ホッとした笑顔だ。


惜しかったのは、鬼塚さんが掛けたブリ。

タモ入れ直前で、針が外れた。

「後少しだったのに…」

口惜しそうな表情が、心の内を語っている。


締めにヒットしたのは、塩田さんカマス。




「これが美味しいんですよ」と、笑顔。

このカマスを締めとした。