goo blog サービス終了のお知らせ 

釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月20日 釣れると良いな(午後の部)

2016年11月20日 | 日記
ティップラン、船からのイカ釣りに挑戦。

「今年は、イカが調子良いですよ」

そんな話を聞いて、イカ釣りの機会をうかがっていた。

渡辺さんと友人のBさんを乗せて、夕間詰めのイカを狙って出船。

「雨が降りませんように」

雨雲が出てきた空を眺めて、手を合わせる。

まずは、港を出て直ぐの離れ波止のテトラ周りを攻めてみた。

「ベイトは、居ますよ」

しかし、アタリが出てこない。

「居ないのかな。ポイントを変えましょう」

木場島方向に向かってみる。

「水深は10~15メートル位だと良いですね」

「このアタリは、それくらいですよ。真ん中アタリでも10メートルを切るところもありますよ」

魚探には、海底付近にベイトが映っている。

エギをしゃくって、イカを誘っていたBさんにアタリが来た。



「イカがついてきている」

そのイカを確認して、渡辺さんも直ぐにエギを投入する。

すると、直ぐにアタリが来た。



上がってきたイカは、どちらも良型。



「1キロは無いかな」

「このイカのアタリを待っていた」

嬉しい釣果に「釣れたら良いな」が「釣れて良かった、嬉しい」に変わった。

同じコースを再度流していると、渡辺さんに又してもアタリが来た。

「さっきより、小さいかな」



「良い型のイカだよ」

釣果が上がると、笑顔も増えてくる。

「ポイントを変えてみましょうか」

今度は、裸バエ方向に向かう。

「水深は20メートル位と少し深いかもね」

「大丈夫です。ベイトがいるかどうかです」

魚探には、ベイトは映っている。

ゆっくりと南東方向に流していると、渡辺さんがアタリを捕らえた。

「今のは、ティップが走った」

いいタイミングで合わせが入った。



上がってきたイカは、これも良型。



「良い感じのアタリだった」

このアタリを最後に、今日のティップランを切り上げたが、イカの調子は良さそうだ。

「この感じで、アップしてくると楽しくなるね」

次回のイカ釣りにも、期待したい。

11月20日 釣れると良いな(午前の部)

2016年11月20日 | 日記


朝焼けの海に、朝日が昇る。

なんとも清々しい、爽やかな気持ちになる。

「今日は、釣れるかな。釣れると良いな」

久し振りの釣りに、立山さんファミリーの期待と不安が交錯する。

水深45メートルのポイントに入る。

「立山さん、良い感じのベイトが居ますよ」

「北西の風が少し吹いていますが、波はありませんから頑張りましょう」

今日の釣りの案内役でもある、渡辺さんと一緒に竿を出す。



すると、渡辺さんに直ぐにアタリ。

「サゴシのようですね」



上がってきたのは、良型のサゴシ。

今度は、奥様の親子さんにアタリが来た。



上がってきたのは、良型のチダイ。

「よく釣るね」

横で立山さんが、奥様の釣果を笑顔で見ていらっしゃる。

「あっ、海上自衛隊の艦船が出てきた」



掃海訓練に向かう、自衛隊の艦船が隊列を成して出てくる。

「何処で、訓練するのかな」

一寸不安な気持ちになる。

「北西の風が気になりますので、ポイントを変えましょうか。そこは北西の風が避けられると思います」

船を北東方向に走らせる。

「あっ、風が吹いていない。暖かくなってきた」

ポイントを移動して、最初のアタリは又しても奥様。

ほぼ同時に、息子さんの訅さんにもアタリが来た。



上がってきたのは、奥様の親子さんがアカヤガラ、訅さんが真鯛だった。



「お母さんと一緒に写真とってもらったら」

立山さんの進めもあって、母子で釣果を持って記念写真をはい、パチリ。

魚探に、良い感じのベイトが映し出された。

それを見て、世話役で頑張っていた渡辺さんが「竿を出してみます」と、船首に立つ。

ジギングで青物狙い。

「来た、来ました!」



竿先が海面に突き刺さらんばかりに、曲がっている。

ジジッーとドラッグ音が鳴り響く。

海面に姿を見せたのは、見事なカンパチ。



「ヒレナガカンパチやね」

直ぐに計量すると、3キロを超している。

立山さん達からも「凄い!」と、驚きの声が上がっている。

でも、本日のクライマックスはここからだった。

「流すコースを、少し浅場に変えましょう」

船を戻して、流し始めると直ぐに訅さんにアタリが来た。



間をおかず、立山さんにも強いアタリが来た。



奥様の親子さんにも、同時にアタリが来て、立山さんファミリーのトリプルヒット。

立山さんの竿が、何度も何度も海面に引き込まれる。

「これは大物ですよ」

姿を見せたのは、3キロの真鯛。

訅さんにも2キロ弱の真鯛。

奥様の親子さんには、良型のうっかりカサゴ。



立山さんファミリー一緒に素晴らしい釣果を持って、記念写真。

立山さんを中心に、ご家族の素晴らしい笑顔だ。

「おめでとうございます」

ご家族同時のトリプルヒットなど、なかなか出来る事ではない。

「風が変わってきましたので、ポイントを変えましょう」

今度は、南東方向に船を走らせる。

「ここも、ベイトは徐々に出てくると思います」

皆さんで、竿を出して釣りを再開。

渡辺さんの進めもあって、訅さんがジギングに初挑戦。

すると、強烈なアタリが来た。



強い引きと走りを耐えて、浮いてきたのは良型のニベ。



「凄い引きだったね」

「大きな魚だね」

立山さんも、お母さんの親子さんも、息子さんの訅さんが釣り上げたニベを見て嬉しい笑顔。

親子で釣りを楽しむ。

こんな楽しい時間はなかなか無いな、と私たちも笑顔になる。

「今度はもっと大きな魚を釣りましょう」

次回への大きな夢を胸に、楽しい笑顔を持って帰港した。

11月19日 目線の遙か上

2016年11月19日 | 日記
風は吹いていない。

いつもウネリの確認をする猪崎鼻にも、白波は立っていない。

「大丈夫かな」

朝6時30分頃、沖合のポイントを目指して船を走らせる。

途中、南東から寄せてくるウネリが気になった。

「結構なウネリが来ますね。風は西南西の風ですね」

沖合では、少し南が入った風が吹いていた。

ポイントにはいると直ぐに釣り開始。

「塩田さん、右田さん潮は下りです」



ウネリを見ていると、沖合で凄いウネリが立つのが確認された。

2発、3発とウネリが立ち、4発目のウネリが船の直ぐ傍だった。

「…」声が出ない。

目線を越える、遙か上を行くウネリ。

壁になったウネリが、船を持ち上げた時、ぞっとした。

「塩田さん、右田さん暫く内場で様子を見ましょう」

仕掛けを上げて、直ぐに移動する。

「今のウネリは、気持ち悪かったですね」

大島内場に入り、暫く波とウネリを観察する。

内場にも、高いウネリが入ってくる。

しかし、魚探には凄いベイトが映し出されているが、反応がない。

暫くすると、船仲間の近藤さんから電話が来て「沖合にいます」との事だった。

直ぐに、沖のポイントに向かう。

早朝からすると、可成り波とウネリが落ちていた。

塩田さんと右田さんが直ぐに釣り開始。

潮は下り潮だが、沖に向けての払い出しになっている。

「潮は、菜っ葉色していますが、ベイトは居ます」

直ぐにアタリが来た。

塩田さんと、右田さんに同時ヒット。



「これは、カンパチではない」と塩田さん。

「良い感じの引きです」と右田さん。





塩田さんにはサゴシが、右田さんにはカンパチが上がってきた。

「良かった。今日は駄目かと思っていた」

私も同じ思いだった。



その後、右田さんにサゴシがヒット。

波も落ち着いてきたし、気持ちも落ち着いてきた。



直ぐ近くには、連絡をくれた仲間の近藤さんの船もいる。

森さんや栗原さん達が乗っている。

カンパチやハマチがヒットしているようだ。

私たちも頑張らなくちゃ。



塩田さんに又しても、サゴシがヒットしてきた。

しかし、思ったようにカンパチがあたってこない。

「ポイントを変えましょうか」

船を南東方向に走らせる。

このポイントは、下潮が速く仕掛けが流されていく。

「着底は何回くらい取れますか」

「5~6回位は取れます」

着底の様子を確認していると、塩田さんにアタリが来た。



「真鯛だと思います」

竿先を叩くアタリは、良型の真鯛を思わせる。



上がってきたのは、3キロクラスの良型真鯛。

「良かった。大きな真鯛が来た」

塩田さんのホッとした笑顔に、私も気持ちが緩んでくる。

「ウネリと下り潮で、今日の調子はイマイチでしたね」

一昨日までの上り潮が、又、入ってくることを期待しよう。


11月18日 嬉しい電話

2016年11月18日 | 日記
朝早く起きて、タチウオ釣りに行こうと思っていた。

その前に魚市場に、最近の水揚げの様子を見に行った。

「あれっ、雨が降り出してきた」

私は、どうしても雨が気になる。

市場に行くと、知り合いの漁師さんSさんも来ていた。

沢山の鰺を、持ってこられていた。

大敷網に入った、色々な魚も並んでいる。

鰺、鯖、タチウオ、ヨコワ等々が一杯だ。

「今日は、タチウオ釣りに行きたいと思っているけど、雨が嫌なんですよね」

「タチウオは、指3本くらいと小さいですよ」

Sさんと色んな話をして、船着き場に行ってみる。

平日でもあるからか、誰も来ていない。

湾岸道路に行ってみた。





予想に反して、海は凪だ。

どうしようかな…雨が70%と言っているし…。

結局自宅に戻った。

昼過ぎに船の所に行こうとしたとき、一本の電話が来た。

一寸前に、水島傍で出会った若い釣り人からだった。

「いま、港に来ています。お会いしたいのですが」

私も「あの人はどうしているかな」と、気になっていただけに嬉しかった。

船着き場に行くと、既に待っていてくださった。

「先日は、ありがとうございました」

「いえ、こちらこそ」

船釣りの竿などを見ながら、船釣りの楽しさなどを話する。

「今度、船釣りをやってみたいのです」

「いつでも連絡を下さい。楽しいですよ」

嬉しい一本の電話だった。

11月17日 釣りは楽しい

2016年11月17日 | 日記
早朝の油津港は、海上自衛隊の艦船が訓練のため入港していた。



船仲間のSさんが「海上自衛隊の艦船が隊列組んで入ってきたよ」と、教えていただいた。

側で見る海自の艦船は、迫力がある。

海上自衛隊の艦船を見ながら、今日のポイントへ急ぐ。

予報では、西の風のち東の風と言っていたが、既に北東の風が強く、波も少々高くなっていた。

「風が強いので、少し揺れます。しかし、ベイトは海底から立ち上がっています」

直ぐに、金丸さん(旭先生)と脇坂さん釣り開始。

旭先生に直ぐにアタリが来た。



「一投目から来ましたね」

竿が絞り込まれるが、途中で針はずれ。

脇坂さんにもアタリが来た。



竿の曲がりを楽しんで、釣り上げたのはカンパチ(ネリゴサイズ)とサゴシのダブル。

出足良いね、と笑みがこぼれる。

ここから、お二人にアタリが連発する。

写真を取り損なったが、脇坂さんがサゴシやカンパチ(ネリゴサイズ)を立て続けに釣り上げ、血抜き等の処理が忙しくなる。



旭先生に「今日は、ジギングをやってみませんか」と、私の竿をお貸しする。

すると、直ぐにアタリが来た。



「おおっ、引くよ。引きが強いね」



上がってきたのは、良型のカンパチ(ネリゴサイズ)

「初めて、カンパチを釣った」

旭先生の笑顔が良い。

旭先生が再び、鯛ラバに変えると、脇坂さんと同時にダブルヒット。



「同時に来ましたね」と、楽しそうにやり取りが始まる。

旭先生と脇坂さんは、高校の部活の師弟関係。



上がってきたのは、旭先生が良型のアカハタ、脇坂さんが2キロ使いカンパチ。

二人揃って、記念写真をパチリ。

「先生、良い感じですね」と笑顔が弾む。

釣果を手にして、笑顔で記念写真。

釣りは本当に楽しい。

「潮が止まる頃なので、ポイントを変えましょうか」

船を南方向に走らせる。

「ここも、ベイトは立ち上がっていますよ。少し深くなります」

潮の流れは、下り潮だが0.6ノット前後くらいの釣りやすい流れになっている。

直ぐに脇坂さんにヒット。



竿が綺麗な円弧を描いている。



上がってきたのは、カンパチ。

朝間詰めからすると、少しずつだが型が良くなっている。

血抜き処理をしていると「又来た」と声がした。

脇坂さんの竿が曲がっている。



「良い感じで、引いているね」

「これがあるから釣りは楽しい」

笑顔一杯で、やり取りを楽しむ。

釣り人だけが楽しめる、至福の時間だ。



上がってきたのは、カンパチ(ネリゴサイズ)

「下潮が速くなった気がします」

旭先生が着底が取りづらいとの事なので、再びポイントを移動する。

今度は船を北西方向に走らせる。

「少し浅いけれど、大きな沈み瀬があります」

魚探を見ていると、蛇行する感じ良さそうなベイトが映っている。

「私も、一寸竿出して良い」

たまらずに旭先生と脇坂さんの間で竿を出してみる。

すると、着底から3~4回しゃくり上げたところで強烈なアタリが来た。

体毎海に引き込まれる感じだ。



ポンピングしながら、少しずつ獲物を浮かしてくる。



上がってきたのは、5キロ超の大きなハタ。

「ホシアラかな」

その大きさと釣り上げた嬉しさで魚の名前が出てこない。

「自己新記録になったよ」

私の釣りは、これで終了。

船を戻して、お二人の釣り再会。

すると、脇坂さんに直ぐにアタリが来た。



カンパチ(ネリゴサイズ)が上がってきた。

「カンパチが連続であたってくる。楽しいね」

旭先生にも強いアタリが来た。



良型のニベだった。

「何が美味しいかな」

「私は、三枚に下ろして、塩干しにするのが好きです」

と、食べる楽しみの話が弾む。

旭先生に続けて強いアタリが来た。

「先生、今度は立ってやり取りを楽しんでみませんか」

脇坂さんが、旭先生を後ろから支え、船の揺れに対処する。



「立ってやり取りすると、楽しさが又違うね」

旭先生も楽しそうな笑顔だ。



上がってきたのは。良型のニベだった。

ニベも最初のアタリと引きは強烈だ。

「ジギングも楽しいね。引き味が鯛ラバとは又違って良いね」

旭先生の笑顔が良い。

脇坂さんに又とてもアタリが来た。



上がってきたのは、これも良型のカンパチ。



旭先生に、又しても強いアタリが来た。



ゆっくりと、魚の引きを楽しみながらラインを巻き取っていく。

上がってきたのは、2キロ超の良型の真鯛。



「先生、やりましたね。良型の真鯛ですよ」

「よかった。食べさせたい人がいるからお土産に持っていきます」

綺麗な鯛だけに、送られた方も、きっと喜ばれるだろう。

この後も、カンパチのアタリは続いた。

「5時過ぎに雨になるかもしれない」

「今日は、これで帰りましょうか」



大きなクーラーに、旭先生と脇坂さんの一杯の釣果を入れて笑顔で帰港した。