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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月23日 3ノットで流れる潮

2016年11月23日 | 日記
出船時に、どちらから攻めるか迷っていた。

先日、カンパチの釣れたポイントか、「鯛が釣れたよ」と船仲間が連絡をくれたポイントか。

「塩田さん、いままで余り行った事のないポイントですけど、鯛が釣れたポイントから行きたいと思っています」

と、了解を得る。

ポイントに着くと、潮は沖に出ていく上り潮。

風は北西が緩く吹いている。

直ぐに船を流す方向を決めて、仕掛けを入れていく。

一投目に塩田さんにアタリが来た。

上がってきたのは、良型のアカハタ。

二投目にも直ぐにアタリが来た。



今度は、良型のオオモンハタ。

「美味しい魚で、出足は良いですね」

三投目にイトヒキアジが来たところで、ポイントを移動する。

「カンパチを狙いましょう」

そのポイントには、既に船仲間のO先輩が来ていた。

「釣れてますか」

「5キロくらい有る、ブリが釣れたよ」



O先輩の掲げるブリは、朝間詰めに釣れたとのことだった。

「私たちも頑張りましょう」

直ぐに塩田さんにアタリが来た。



上がってきたのは。良型のサゴシだった。

「自衛隊の艦船をバックに、撮りましょう」



今日も、掃海訓練で海上自衛隊の船が出ていく。

「また、ベイトが居なくなるのかな…」

そんなことを気にしていたら、私にアタリが来た。

上がってきたのは、カンパチ(ネリゴサイズ)だった。

塩田さんにもアタリが来て、アカハタが上がってきた。

「カンパチも持ちましょうか」



カンパチも持って貰ってハイパチリ。

徐々に北西の風が強くなっているが、釣りに障りが出るほどではない。

北西の風に船がながされる分、流し始めの位置を修正する。

塩田さんにアタリが来た。



小気味よい挽きを見せて、カンパチが上がってきた。



船を戻して流し始め、ベイトが固まっているところを通るとアタリが来る。

そろそろ、ベイトが纏まっているところを通るなと思ったら、塩田さんにアタリが来た。



仕掛けをジギングから鯛ラバに変えられていただけに「鯛が来たみたいです」と、思っていた。

何度もドラッグからラインが出ていく。

「良い型の鯛かもですね」

上がってきたのは、カンパチだった。

鯛ラバに着けていた、枝針にヒットしていた。

このカンパチが釣れたところで「ポイントを変えてみますか」と聞いてみる。

「移動してみましょう」

船を北東方向に走らせる。

海上自衛隊の、訓練海域の直ぐ側に行ってみた。

魚探を確認するが「ベイトが居ません」

潮は、青々として良い色の上り潮が動いている。

「潮が速いですね」と塩田さん。

「そうですね。最高3ノットで流れています」

この海域で3ノットは余り記憶がない。

「こりゃ、釣りになりませんね。ちょっと浅場に移動しましょう」

船を西方向に走らせ、別のポイントに移動する。

「ここは、鯛の実績のあるポイントです」

しかし、此処でも潮の流れが速い。

海面を見るとね潮の壁が出来ている。

北からの潮と、西からの潮が当たって潮目になっている。

しかし、どちらも流れが速く、バシャバシャと三角波みたいになっている。

そんな中、塩田さんにアタリが来た。

「なんか重いだけです」

海面を見ていると、甲イカが着いてきている。

後ろからタモで救った。



船上にあげて、バケツに入れると大量の墨をはいた。

「すごい墨だ。バケツの中で良かった」

その間にも潮が速くなってきた。

「ここも3ノットくらいになっています」

船仲間からも連絡が来て。潟よりに移動することにした。

移動した先は、潮が0.8ノットくらいと釣りやすい速さだ。

竿を出すと、強い引きのアタリが来た。



「鯛かもしれませんが、浅いポイントだけに走りますね」

「型の良い鯛かもしれませんね」

大きな期待を持ってみていると、海中にギラッと光る魚体が見えた。

「あれ、違う」

上がってきたのは、大きなイトヒキアジ。



「3キロくらい有りそうですね」

鯛と思っていただけに、ちょっと力が抜けた気持ちだ。

このイトヒキアジが、3匹続けて上がった。

「潮が、イマイチ良くないですね」

「朝の潮とすっかり変わりましたね」

北西の風も、益々強くなってきたこともあり、今日の釣りを切り上げた。