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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月25日 なかなか難しい

2016年11月25日 | 日記
今日は、午後からの出船。

ゆっくりとした出船に、午前中に給油をして準備を整えておく。

やがて、久家さんの車が到着。

「こんにちは。今日はイトヨリ鯛を狙いたいのですが」

「えっ、イトヨリ鯛ですか」

「はい、白身で美味しいですよね」

「ええ…、白身で美味だけど、なかなか難しいですね」

「ポイントと言われても、漁師さんから聞いているところは大島の内場だけど…」

どこでも釣れる魚だけに、ポイントを絞るのが難しい。

とにかく船を出す。

風が東風に変わっている。

船仲間のSさんに電話してみた。

「風が東に変わって、波とウネリが出てきました」

この状況の変化を、久家さんに伝える。

沖波止を回ると、確かにウネリが高くなっている。

「大島の内場に行きますね。イトヨリは向こうが良いでしょう」

内場に入り、ちょっと驚いた。



海上自衛隊の掃海訓練が行われていた。

大きな母艦が2隻停泊していて、掃海艇が6隻ほど周りに待機。

母艦に横付けして、補給しているように見える。

「今日は、訓練で場所が限られてしまうね」

船を流す場所が、限定されてしまう。

まさか、内場にいるとは思ってもいなかった。

一流し目に久家さんにアタリが来た。



「イトヨリだと良いな」

上がってきたのは、イラだった。

このイラが3回続けて当たってきた。

「今日は、イラのアタリ日か…」

又しても、竿先に何かアタリが出ているが、ガッと強いアタリが来て餌がとられた。

なにかヒットするけど、針に乗らない。

イトヨリに的を絞って釣りをするのは、難しい。

東方向から、バタバタと鋭いエンジン音が聞こえてきた。



ヘリコプターが、自衛隊艦船上空を旋回し始めた。

「うわっ、今度はへりか」

ウネリの影響で、一瀬とニ瀬の高場以外は白波を被っている、水島沖でも旋回している。

「あれって潜望鏡みたいな物が見えるけど」

水島の南側に、「棒」みたいにものが見えるけど…なんだろう。

その内、見えなくなった。

「今日は、訓練を見ながらの釣りですね」

流す範囲が限定されている分、厳しい状況が続いている。

移動したいけれど、仲間達も苦戦している様子が連絡で伝わってくる。

「今日は、諦めて帰りましょう」

風も冷たくなってきた。

11月24日 西風強し

2016年11月24日 | 日記


写真で見る海は、凪に見える。

しかし、少し沖に出ると、強い西風で白波が立っていた。

裸バエの前には、普段は鰺釣りで沖合のポイントに行くはずの船が停泊している。

水平線のアタリでは、今日も海上自衛隊が掃海訓練をしているのが見える。

水深で言えば、多分60~90メートルアタリだと思うが、今日もベイトの姿が無いかもしれない。

一昨日は、60メートルの海域には、ベイトのが確認できなかった。

湾岸道路から見る限りは、潮の色は青く感じる。



流れも、上り潮のように見える。

手前の方も、上り潮が動いているように見える。

自衛隊の船が沖で訓練をしていれば、魚はもしかしたら手前の浅場に寄っているかもしれない。

最近沖に出て感じることだが、潮事態は流れが速くとも、上潮も下潮も同じ方向に動いているように関している。

もちろん、流れの速さに上と下で、多少の違いはある。

それでも、見ていると着底は6~7回位は取れている。

一昨日みたいに3ノットの場合は、辛い釣りになるのは分かっている。

しかし、上も下も同じ方向なら、有る程度の釣果は望める気がする。

海を眺め続けていても、船を出せないジレンマにヤキモキするだけなので自宅に帰る。

昼からは、妻と一緒に畑の手入れ。



エンドウ豆の棚作り。

今年も、エンドウ豆が順調に芽を出して、蔓が伸び始めている。

沢山の実りがあったら、孫達に送ってやりたい。

「霜が降ってから、芋は収穫した方が良いよ」

「甘みが増してくるよ」

近所の農業を営んでいる方から、教えて貰った。

明日からは、天気予報では冷え込んでくると言っていた。

朝、霜が降りていたら、芋を収穫するタイミングかな。

気温が下がれば、水温にも多少の変化が出て、下がるかもしれない。

水温が下がってくれば、青物や鯛等の釣果が良い方向に変わるかもしれない。

天候と睨めっこして、想像を膨らまそうかな。

11月23日 3ノットで流れる潮

2016年11月23日 | 日記
出船時に、どちらから攻めるか迷っていた。

先日、カンパチの釣れたポイントか、「鯛が釣れたよ」と船仲間が連絡をくれたポイントか。

「塩田さん、いままで余り行った事のないポイントですけど、鯛が釣れたポイントから行きたいと思っています」

と、了解を得る。

ポイントに着くと、潮は沖に出ていく上り潮。

風は北西が緩く吹いている。

直ぐに船を流す方向を決めて、仕掛けを入れていく。

一投目に塩田さんにアタリが来た。

上がってきたのは、良型のアカハタ。

二投目にも直ぐにアタリが来た。



今度は、良型のオオモンハタ。

「美味しい魚で、出足は良いですね」

三投目にイトヒキアジが来たところで、ポイントを移動する。

「カンパチを狙いましょう」

そのポイントには、既に船仲間のO先輩が来ていた。

「釣れてますか」

「5キロくらい有る、ブリが釣れたよ」



O先輩の掲げるブリは、朝間詰めに釣れたとのことだった。

「私たちも頑張りましょう」

直ぐに塩田さんにアタリが来た。



上がってきたのは。良型のサゴシだった。

「自衛隊の艦船をバックに、撮りましょう」



今日も、掃海訓練で海上自衛隊の船が出ていく。

「また、ベイトが居なくなるのかな…」

そんなことを気にしていたら、私にアタリが来た。

上がってきたのは、カンパチ(ネリゴサイズ)だった。

塩田さんにもアタリが来て、アカハタが上がってきた。

「カンパチも持ちましょうか」



カンパチも持って貰ってハイパチリ。

徐々に北西の風が強くなっているが、釣りに障りが出るほどではない。

北西の風に船がながされる分、流し始めの位置を修正する。

塩田さんにアタリが来た。



小気味よい挽きを見せて、カンパチが上がってきた。



船を戻して流し始め、ベイトが固まっているところを通るとアタリが来る。

そろそろ、ベイトが纏まっているところを通るなと思ったら、塩田さんにアタリが来た。



仕掛けをジギングから鯛ラバに変えられていただけに「鯛が来たみたいです」と、思っていた。

何度もドラッグからラインが出ていく。

「良い型の鯛かもですね」

上がってきたのは、カンパチだった。

鯛ラバに着けていた、枝針にヒットしていた。

このカンパチが釣れたところで「ポイントを変えてみますか」と聞いてみる。

「移動してみましょう」

船を北東方向に走らせる。

海上自衛隊の、訓練海域の直ぐ側に行ってみた。

魚探を確認するが「ベイトが居ません」

潮は、青々として良い色の上り潮が動いている。

「潮が速いですね」と塩田さん。

「そうですね。最高3ノットで流れています」

この海域で3ノットは余り記憶がない。

「こりゃ、釣りになりませんね。ちょっと浅場に移動しましょう」

船を西方向に走らせ、別のポイントに移動する。

「ここは、鯛の実績のあるポイントです」

しかし、此処でも潮の流れが速い。

海面を見るとね潮の壁が出来ている。

北からの潮と、西からの潮が当たって潮目になっている。

しかし、どちらも流れが速く、バシャバシャと三角波みたいになっている。

そんな中、塩田さんにアタリが来た。

「なんか重いだけです」

海面を見ていると、甲イカが着いてきている。

後ろからタモで救った。



船上にあげて、バケツに入れると大量の墨をはいた。

「すごい墨だ。バケツの中で良かった」

その間にも潮が速くなってきた。

「ここも3ノットくらいになっています」

船仲間からも連絡が来て。潟よりに移動することにした。

移動した先は、潮が0.8ノットくらいと釣りやすい速さだ。

竿を出すと、強い引きのアタリが来た。



「鯛かもしれませんが、浅いポイントだけに走りますね」

「型の良い鯛かもしれませんね」

大きな期待を持ってみていると、海中にギラッと光る魚体が見えた。

「あれ、違う」

上がってきたのは、大きなイトヒキアジ。



「3キロくらい有りそうですね」

鯛と思っていただけに、ちょっと力が抜けた気持ちだ。

このイトヒキアジが、3匹続けて上がった。

「潮が、イマイチ良くないですね」

「朝の潮とすっかり変わりましたね」

北西の風も、益々強くなってきたこともあり、今日の釣りを切り上げた。

11月22日 気持ちは、晴れのち曇り

2016年11月22日 | 日記


お日様は雲に隠れていたが、風も北西の風が吹いて、波は穏やかだった。

北東からのウネリが多少寄せていたが、釣りに支障があるほどではなかった。

潮は緩い上り潮が、ゆっくりと沖に払い出している。

潮の速さも、平均0.6ノットくらいと、釣りがしやすい速さだ。

アタリは直ぐに来た。

脇坂さんの竿が、小気味よい曲がりを見せている。



時折抵抗は見せるが、割と楽に浮いてきた。

1キロ超のカンパチ(ネリゴクラス)だった。



2匹目も直ぐに来た。



これも、1キロ超のカンパチだった。

「今日も良い感じですね」

「大きなカンパチが来るのを、期待して居るんですけどね」

魚探に、幅のあるベイトの陰が映し出された。

海底から10メートルくらいの高さまで、ベイトが立ち上がっている。

又しても、脇坂さんにアタリが来た。

「底近くで当たってきた」

カンパチではないような、引きを見せている。



上がってきたのは、良型のニベだった。

ここまでは、出だし順調といえた。

「一寸、ポイントを変えてみますか」

船を北東方向に走らせる。

「久し振りで此処に来ますね」

目の前で、海上自衛隊が訓練を行っているが、旗が立っている海域には入っていない。

釣り初めて、少し高くなっている北東からのウネリが気になったが…。

それ以上に気になったのが、魚探に何も映っていない事。

「魚探が真っ青で、ベイトが居ない」

それでも、ジグを落としていく。

すると、今度は潮が動かなくなっている。

航跡を入れているが、殆ど同じ場所に船がじっとしている。

「これは、潮が動いていません」

「ポイントを変えるしかないですね」

こんなに急に潮が動かなくなる物だろうか。

此処のポイントを諦め、船を南方向に走らせる。

最初のポイントに戻ってきた。

すると、直ぐに脇坂さんにアタリが来た。

上がってきたのは、カンパチだった。



しかし、後が続かない。

船の後方でバシャッと水飛沫が上がった。

「なんだ…」



巧く写真に撮れなかったが、大きなイルカだった。

「もう一度、ポイントを変えてみますか」

船を南東方向に走らせる。

「ここも、ベイトは底に張り付く感じですね」

私も、一寸竿を出してみたが、小型のニベがヒットしてきた。

脇坂さんにも、私と同じくらいのニベがヒットしてきた。

「なんか、イマイチ潮の動きが良くないですね」

「もう一度、最初のポイントに戻ってみませんか」

脇坂さんからの申し出もあったので、最初のポイントに戻る。

この頃には風が南西に変わり、船が北方向にゆっくりと流れ始める。

風波も、少しずつ立ち始めてきた。

暫くすると、漸く脇坂さんにアタリが来た。

上がってきたのは、1キロ超のカンパチ。



「なんか調子が上がってきませんね」

「やっぱり、急に動かなくなった潮が原因でしょうね」

海上自衛隊の訓練も影響しているのかな…。

気持ちとしては、今日は「晴れのち曇り」と言ったところかな。

11月21日 雨の日の船掃除

2016年11月21日 | 日記
雨の予報だが、朝から降りそうで降ってこない。

昼間で畑の手入れなどをして、午後からでも出られればと思って準備だけはしていた。

「夕方から雨が激しくなるそうよ」

「夕方から…」

妻から言われて、湾岸道路に行ってみる。





海は風も余りなく、凪に見える。

「午前中に出れば良かったかな」

今更思っても、既に時遅しだ。

船着きばに行ってみた。

どの船も出ていないみたいだ。

瀬渡し船もロープにつながれている。

「夕方から雨が降るなら、船の掃除でもするか」



実家から粉洗剤を持ってきて、船の床全体に撒く。

水もバケツで全体に撒いて、デッキブラシでゴシゴシと力を込めて洗い始める。

結構汚れが出てくるものだ。

毎月1回は、洗剤を使って洗うのだが、なかなか落ちない汚れもある。

魚の血が固まっている物などは、手でブラシを使って洗い流す。

水垢も洗剤で洗い流す。

沖に出たたびに、実家から真水を持ってきて船全体に掛けて塩分を少しでも洗い流す。

せっせと掃除をして、綺麗になったと思っても、「あっ、ここもだ」と荒い損なった箇所が見つかる。

結局、2時間ばかり掛けて全体を洗ったつもりだが…。

明日出船して、また潮を被るのかな…。