夏にクロアチア旅行した年の冬、東京出張があった。
仕事は4時前に終わり、5時には東京駅に着いていたのだが…
まっすぐ帰るのもなんだから、クロアチアレストラン『Dobro』でディナーしてきた。
ちなみに日本ではここが唯一のクロアチアレストラン。
場所も京橋で、東京駅から徒歩圏内である。
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ビルの半地下のような入り口を入ると、テーブルライトが店内をオレンジに染めていた。
小綺麗に並べられたテーブルとそこに敷かれたクロス。
旅行の記憶にある庶民的なレストランのイメージではなかったな。
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気取って注文したのが
前菜で『やり烏賊のピリカラトマトマリネ』『チャバプチッチ』
メインは『サルマ』『新鮮魚介のブーザラ』
閉めのリゾットは『牛肉のリゾット』
どれも美味しかったよ。
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でも…
スプリトやドゥブロブニクのテラス席で食べたあの料理の味には及ばない。
小魚のフライや小烏賊のオイル炒めというシンプルな料理。
それにレモンを絞って黙々と食べるのだ。
でも、アドリア海の陽射しと潮風が絶妙なスパイスとなって最高の味になるのだよ。
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同行者(職場の後輩)がいたので心底寛げなかった。
おまけにデジカメを持たずに行ったので(いちおう仕事でしたから)写真はなし。
ところで、この店の向かいに『土風炉(トフロ)』という和食の店があった。
最初、私は間違えて入店しそうになったのだ。
2005年12月
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