【2006年8月 宇奈月温泉 1泊2日】
2年前の夏、休みを利用して悪友と宇奈月温泉に1泊した。
目的はトロッコ列車に乗るという、何とも地味な旅行であった。
宇奈月温泉駅から2駅先の鐘釣までの時間にして1時間程の渓谷美を愛でる旅。
列車はガタゴトと硬い振動を私に伝えながら進む。
一般車両だから座席も硬いのだ。
しかしここの大自然は、硬い座席に背筋を伸ばして味わいたいと思った。
標高の高い所だから蒸し暑さは無いが暑い日だった。
さすがに列車が走り出すと風が動いて心地よくなる。
山間の風は淀んでないから吹かれても身体は重くならない。
トンネルに入ると、夏は一瞬で吹っ飛んだ。
瞬間に身体の芯まで冷やされた感じは温度差だけの仕業だろうか。
私には山の霊気も感じられた。
鐘釣駅で下車してあたりを散策した。
少し前の豪雨の影響でこの日は川原に降りれない。
川原の温泉を楽しむ機会を逃したのだ。
それもまた善しかな。
普通席はフルオープンなのだ。
鐘釣駅
降りれないはずの川原の温泉。なぜ写真が撮れたのかは聞かないで。
2年前の夏、休みを利用して悪友と宇奈月温泉に1泊した。
目的はトロッコ列車に乗るという、何とも地味な旅行であった。
宇奈月温泉駅から2駅先の鐘釣までの時間にして1時間程の渓谷美を愛でる旅。
列車はガタゴトと硬い振動を私に伝えながら進む。
一般車両だから座席も硬いのだ。
しかしここの大自然は、硬い座席に背筋を伸ばして味わいたいと思った。
標高の高い所だから蒸し暑さは無いが暑い日だった。
さすがに列車が走り出すと風が動いて心地よくなる。
山間の風は淀んでないから吹かれても身体は重くならない。
トンネルに入ると、夏は一瞬で吹っ飛んだ。
瞬間に身体の芯まで冷やされた感じは温度差だけの仕業だろうか。
私には山の霊気も感じられた。
鐘釣駅で下車してあたりを散策した。
少し前の豪雨の影響でこの日は川原に降りれない。
川原の温泉を楽しむ機会を逃したのだ。
それもまた善しかな。
普通席はフルオープンなのだ。
鐘釣駅
降りれないはずの川原の温泉。なぜ写真が撮れたのかは聞かないで。