アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

パリ 1989 その2

2008-07-06 22:03:38 | 1989年8月スイス・ドイツ・パリ
私たちの渡欧した1989年はフランス革命200年の年だった。
フランス革命100年を記念して建てられたエッフェル塔には建立100年を記念して「100ans」の電飾が輝いていた。
お祭り的な催しにも時々遭遇したので結構お得な時期に旅行ができたのではないだろうか。

【続・パリあれこれ】
フレンチカンカンを観るために「ムーランルージュ」に行った。
これはツアーで行ったと思う。
ドレスコードとやらでネクタイ締めて行ったけど、結局背広とネクタイはこのためだけに持って行ったんだ。
テーブルに案内されてショーを観た……はずなんだけどショーはさっぱり覚えてないなぁ。

各テーブルには1本ずつワインがサービスで置いてあった。
5,6人で分けたから各自グラス1杯くらい。
もう少し飲みたかったから、店員に「ワイン追加ない?」と聞いてみた。
店員は予期せぬ質問と言う感じで「○フラン(日本円で3000円位だったかなぁ)だぞ」
まぁそれくらいならいいだろうと思って「OK」と言うとこの店員後ろを向いて大笑いしやがった。
「この日本人、こんな吹っかけた値段でもOKしたぞ」って感じかな。
店内は暗かったけど、あの店員の顔は忘れられない。
ちょっと惨めだった。
悔しかったから灰皿取ってきてやったけど…
やっぱり惨めだった。


『海外では現地食を食べる!!』
せっかく海外に来たのだからと夫婦で交わした約束。
以来、我が家の海外旅行時の家訓になっている。

パリ最後の夜にツアー仲間に食事に誘われた。
「全員で日本レストランに行きましょう」
明後日には日本だし、何を今更と思ったが・・・
人間関係を壊してまで自己主張しない事なかれ主義者だから「いいですよ」と返事した。
何を食べたかも覚えてないけどツアーの仲間(オバちゃん主体)はご満悦だったようだ。
「やっぱり日本食はいいわねぇ」
帰ってから言えよ!と思った。