アジアを回る・日本を回る

年に1度の海外旅行を楽しみに1年働いています
2016年の夏はカンボジア・シェムリアップに決定
現在工程表作成中

移動日のバスの旅

2008-01-08 10:54:48 | 2004年8月中欧3カ国7泊8日
プラハ、ウィーン、ブダペストの三都を回る8日間のツアーは売れ筋の商品だ。
この8日間のうち、ヨーロッパへのフライトだから行きで1日を計算する。
ツアー7日目は朝から帰路につき8日目の朝に帰国だったから帰りで2日の計算だ。
実質的に残りの5日間が観光となる。

この5日間は観光日~移動日~観光日~移動日~観光日のローテで過ぎていく。
ツアーの表題である「プラハ」「ウィーン」「ブダペスト」の観光は各1日しかないのだ。
私はこれで十分だけど、これがツアーの裏事情なのだ。

2度ある移動日は国をまたいだ大移動になるからこれが結構大変だ。
ツアー的には大移動の途中にチェスキークルムロフとドナウベントの観光を入れてある。
移動日を感じさせないように、昼食場所に有名な観光地を持ってくる・・・見事な計画だ。

最初の移動日は計8時間、2回目の移動日も計6時間半のバス移動がある。
移動日のバス内は寝て過ごしていたのではもったいない。

ツアーバスの運転手によると、この時期はドイツやフランスから帰省するトルコ人で主な国境が混むそうだ。
時間が大事なツアーだからちょっと田舎の空いていそうな国境を選んでくれた。
だから車窓からの景色は延々と続く田園風景が中心となった。

田園風景といっても日本で見たこともないようなスケールで広がっているので面白い。
牧草地、ひまわり畑、トウモロコシ畑やぶどう園など、とにかく一面にこれが広がるから見ものだ。

また、途中で町を通ることもあった。
その気になって見れば、国境を越えると町並みが趣を変えるのも面白い。
特に、オーストリアからハンガリーに入ったときに家の造りが確かに変わった。

この2日間の移動日はバス窓からの風景観光もその気になって見ていれば面白い発見があるんだよ。

 
国境の町グミュントの検問所


チェコのドライブイン


オーストリアの牧草地


ハンガリーのひまわり畑


ツアーバス


ヨーロッパにもスパがある