山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「国会を開けば終わる民主党」

2012-10-11 | 川柳

 懸案が山積し早期に国会の開催が求められているにも関わらず、政権与党は国会を開くに開けぬ状況に追い込まれてしまっているように見えます。国会を開けば開いたで野党の総攻撃を受け、改造内閣は散々な目に遭うことが目に見えています。とても攻撃に耐え切れるような閣僚だとは思えません。先ずは「はっきり言って」を連発するも、さっぱり意味不明の大臣あたりが集中攻撃され、敢え無く更迭ないしは辞任に追い込まれるでしょう。その後も次から次へと矛先は緩めるところを知らずといったことになるものと思われます。

 以前も指摘(「早期の総選挙実施を!!」)していましたように消費税増税法案が成立した時点が、衆議院を解散する最大にして最後のチャンスであったにも関わらず解散できなかったのですから、このようになるのは余りにも明らかなことだったと言うべきでしょう。何か突発的なハプニングでも起こらない限り、このままズルズルと最後は野垂れ死にしてしまうことになることでしょう。

 政権与党は自ら政治状況を切り開いていく責任があります。このためには早期に国会を開催し、重要法案の成立させなければなりません。待ったなしの状況は何も今に始まったのではなく、ずっと以前からあった訳ですし、この状況を作り出したのは政権与党である民主党そのものなのですから、自らの非を認めることが先ずは重要なのではないでしょうか。野党非難に終始しているだけでは、政権担当能力がそもそも無かったというべきでしょう。

 今の民主党に望むことは、このような状況を作り出した責任を真摯に反省し、万難を排して一刻も早くこのような政治状況を抜け出す道を模索することであると思います。たとえそれが民主党を潰すことになってもです。

 ということで、久々の時事川柳に託けて、言いたいことを言わせていただきました。正直言ってこのところの政治ショーにはうんざりさせられております。しかし、このような状況に国民が愛想をつかしたときが民主主義の危機であると思います。どのように体たらくな政治であっても、それを選んだのは国民なのですから。我々も政治家の非難をするだけではなく、自らの政治意識を高めていく必要があるのではないかと考えるている次第です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。