山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

小泉環境大臣がステーキを喰って叩かれる

2019-09-25 | 省エネ
報道で小泉環境大臣がステーキを喰ったといって批判されているようです。質問されて、今まで取り上げられられなかったことが、このことで知られるようになるのはむしろ良かったのでは?といった趣旨の発言には若干驚かされましたが・・・。
牛などの家畜の飼育による温暖化の影響については議論のあるところかと思います。(参考:「牛のゲップで地球温暖化?(+野焼きについて)」)
 しかしながら、このことは欧米では常識とされていることらしいのです。小泉氏も当然知っていることを前提とした質問に対してこの頓珍漢な答えでした。私はこのことに関してはめくじらをたてる程のことではないように思います。
 むしろ叩かれるべきは、環境大臣として具体策を聞かれて長い沈黙のあと「私は一週間前に環境大臣になったばかりで・・・」といった発言でしょう!?
 この会合では皆さん真剣に議論されております。そのような中で「僕、なったばかりなので勉強中で~す!」みたいな発言はまったく情けない限りです。「だったらのこのこ出てくるな!」と思われていることでしょう。

 この会合で16歳の少女の演説に大いなる感動を覚えた皆様も大勢いらっしゃることでしょう。未来ある子供たちの切実な訴えとして我々大人は受け止めなければならないと思います。

 しかしながら、若干の違和感を覚えてしまいます。それは温暖化=絶対悪といった思考にとらわれ過ぎていないかということです。即ち、温暖化に影響するものは全て悪だと捉え批判の対象になってしまうことです。先ほどのステーキを食べたことがやり玉に挙げられるようなことです。16歳の少女は、訪米するのに飛行機に乗らずヨットで海を渡ってきたとのことです。それは一つの象徴的行動として称賛されるべきことでしょう。だからと言って、飛行機そのものを否定してしまうことは如何なものでしょうか?
極論すれば温暖化に結び付くものは全て否定されるといったことになりかねません。つまりは、現代文明を否定して原始時代に戻れといったことになるのではないでしょうか。
 温暖化は文明社会が生みだしたものだとすれば、更なる文明の進歩で乗り越えることを考えませんか!

 一方では、「地球寒冷化(?)」といった議論もあります。

 もっと冷静な議論が必要に思います。

 くれぐれも言っておきますが、私は温暖化対策が無用などといっているのではありません。私自身、長年省エネ業界に身をおき省エネ活動にも取り組んできました。しかしながら、この間の報道に若干の違和感を覚えましたので、あえてこのような記事を書いた次第です。




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