山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

投球フォーム改造~最終段階!?

2022-05-14 | ボウリング
 藤川プロの指導の下、投球フォームの改造(改善?)を始めて半年が経過しようとしております。初心に戻り基本からじっくり取り組んできました。
 最大の難題であったスイングとフットワークの同期に関しては未だ不十分なところがありますが、それは私自身の個性ということで、これ以上追求せず今のタイミングのままでOKということになりました。(これ以上やっても無駄だと匙を投げられたのかも知れませんw)
 そして最後に残されたのが肩が廻ることがあるといったものです。常に廻るならば対処方法は色々あると思うのですが、調子が良いときには発現しません。メンタル的なことも絡んでいるので余計に始末を悪くしています。これを投球フォームの改造によって、廻りにくくしようというのがその狙いです。
 具体的にはスイングラインをスライド足(私は右投げですから左足)の近くに持っていくということです。つまり、左足の近くにスイングラインを持っていくには肩が廻らないようにしなければならないからです。
 このための練習方法として0歩助走でボールの位置を確認しながら徹底した投げ込みを行うことから始めます。これを10投連続して納得のいく投球ができるまで繰り返し行います。この段階を経て通常の5歩助走での練習に移行しますが、1投でも駄目な投球をしてしまったら0歩に戻るという繰り返しです。
 しかし、0歩助走の時にできていたことが、5歩助走(もしかしたら1歩助走でも!)になると途端に怪しくなってきます。気を付けて投球しても6~7割できれば良い方です。ましてや試合ともなると中々できるものではありません。
 以前から肩が廻らないようにリリースするまで左手を前方に固定し左方向へ動かないようにしております。これはかなり効果的な方法ですが、常に意識していないとついつい廻ってしまいます。そもそも肩を固定することは不自然なのではないか、むしろ肩は廻る方が自然なのではないかとすら思ってしまいます。以前、藤川プロから両手は”やじろべい”のように動くものだと言われたことを思い出します。ですからスイングは本来縦方向の動きですから、これに合わせて左手を含む肩も縦方向に動く(廻る)方が自然な訳です。左手を前方の同じ高さで固定するとこの自然な動きの妨げになります。しかし、左手を縦方向に”やじろべい”にするためにはボールの最下点では、左手が真上に向かってしまいます。その姿勢を維持するのは著しく困難です。ですからどの段階かで水平方向に動かざるを得ません。結果、肩が廻ることになるのではないかと考えました。
 しかし、これをどう解決しようかと思ってYouTubeで色々な動画を見ておりますと”Mike Fagan”の投球動画に巡り合いました。バックスイング時に左手が、だらーんと脱力したようになっているように見えます。左手はバランスが取れるようになっていればいいのですから”やじろべい”みたいに対称にならなくても良いのではないかと思い早速実行してみました。そうしますと肩から力が抜けリラックスして投げることができたように感じました。それ以来、左手の固定は止めにして左手の赴くままに任せた投球スタイルに変えました。左手はだらーんとぶら下がるような格好になっておりますので、肩を廻そうといういう動作はある程度抑えられているようです。ただこれでは肩が水平方向に廻ることを完全に防止することはできません。
 そこで考えたのが肩を縦方向に積極的に廻そうということです。縦方向に廻すことにより水平方向に廻ることを抑えることが出来るのでないか、完全になくすことは出来なくとも水平方向に廻る量を一定に保つことが出来るのではないかと考えたのです。
 そこで思い出したのがダブルハンダーの投法が参考になるよとの藤川プロからのアドバイスです。両手投げと言えば”Jason Belmonte”です。早速、動画で確認しました。ふむふむ。う~ん、これをどう取り入れるべきか?
 左手はブラブラ遊んでいるわけですから、左肩の位置さえ前方にあれば良い訳でボールを抱え込まずともボールの近辺に持っていくことが出来ればダブルハンダーのフォームに限りなく近づくことが出来るではないか!!!
 ということで早速シャドウで練習用ゴムボールを使ってやってみますとそんなに違和感を感じません。おぉ、これは行けそうだと直感しました。そして昨夜のプロチャレで実戦投入です。最初はボール選択や慣れもあって171-147と冴えませんでしたが、後半段々慣れてくると228-235と連続プラスとすることが出来ました。
 まだたったの4ゲームしかやってませんので何とも言えませんが、かなり手応えを感じております。しばらくこのフォームでやっていこうと思っております。
 本格的なフォーム改造に取り組んで半年、漸くにして大詰めの段階に差し掛かってきたように思います。まぁ、これで終わりということはないと思いますが、取り敢えず一段落ということにしたいと思います。
 これまで藤川プロから沢山のアドバイスをいただきました。ここまで来れたのもプロのお陰です。改めて御礼を申し上げます。
 そしてこれからもご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

<参考:”Mike Fagan”の投球動画>