小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

嵐の中の日蝕

2009-07-22 23:05:34 | 日蝕観望
アルバム0907トカラ日食紀行


2009/7/22
今日は日蝕当日。天気が心配で6時に起きて空を見る。一面の高曇で日が射していない。急いでパソコンで気象衛星の雲の様子を見る。明け方から九州の西の海上で雲が大きく成り、それが南下中だった。あーこれはマズイ。この分だと日食は見られないかも????外の様子を見に島を一周する。風が強く、海は大時化の状態。低い雲が飛ぶ様に流れて行く。観測場所の場所は風が強過ぎ、北東の第二場所に変える。朝食を済ませ、9時頃より観測場所で待機する。一緒に見ようと誘った家族が来て一緒に待つ事にした。空模様は増々雲が厚く成り、日が射す気配は全然無い。北西の方向には真っ黒な雨雲がたれ込め、徐々にこちらに近づく。9時35分の第一接触の時間になるが、太陽は雲の中。日食を見るのはほどんと絶望的。10時頃黒雲が悪石島方面に流れ、海上で停泊していた海上保安庁の巡視艇も雨で霞んで見えなく成った。遠くで雷鳴が成っている。その真っ黒な雨雲が真近くにやって来て、パラパラと雨が落ちで来た。これじゃここに居るのも大変なので撤収しました。宿に帰る途中街路灯が暗さを感じて点灯。10時20分頃宿に着いて間もなく、ドシャ降りの雨となる。まわりは夕闇の様に成り、やがて皆既日食の10時53分頃夜の様な闇となる。晴れている場合には、朝夕の薄明かり状態です。しかし今回は黒い雨雲に覆われ、それだけで薄暗く成るのに皆既日食が重なり、闇夜の様な暗さとなった。11時既に皆既状態は過ぎ徐々に空が明るさを回復していった。雨は本降りと成って、あちこちで観測していた人達がズブ濡れと成って戻って来た。同宿の岡本夫妻も、宿の兄さんと一緒に戻って来た。それから皆でテレビの皆既日食の中継放送を見ながら、残念会をしました。夕刻雨の中テント泊まりのツアー客を乗せるフェリーが来たのを見に行く。大時化の中、乗船するのも大変だった。宿に戻り夜の残念会を再び開く。

   日蝕が始まる頃真っ黒な雨雲が近づく

    日蝕中雨雲が頭上を覆い嵐と成る

    暗く成り外灯が点灯
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