盛大な葬列

12/12（日）晴夕方より雨
　昨夜から続いていた雨も朝には止んで居た。６時から日課にしている、散歩＆ジョキングへ出かけた。ビーチが何時にも増して賑あいを見せている。今日は日曜日なので各地から来る観光客やバリっ子が来ているようだ。

　　　　駐車場も満杯

　　　　浜辺の賑合
　宿に戻りブログを書いていると、通りからドラの音がした。慌ててパソコンを片付け、カメラを手にして通りに飛んで行った。大勢の人達が隊列をなして行進していた。中程に立派な神輿の様な物を担いでいる。最初は祭礼の行列オダランかと思った。しかし衣装を見ると皆黒系統の地味な服装だ。祭礼の衣装は白が基本できらびやかな衣装なので、葬列だと分った。随分盛大な葬列で延々１km位の行列が出来ていた。先頭に出て写真を撮ろうと追いかけたが、先頭には追いつけなかった。今まで何度か葬列を見たが、これほど盛大な葬列は始めてだった。棺を納めた山車の様な飾り付けも立派な物だった。よほどの有力者か身分の高い家系の人が無く成ったのだろう。結局海岸脇に在る焼き場まで後を付いて行った。これから葬式を行って荼毘にするのだが、半日掛りになるようなので、その場を後にした。

　　　　　盛大な葬列

　　　　　　　棺を納めた山車？

やっぱり雨期

12/09（木）雨後曇
　朝６時に起きて散歩に出かけた。日射しは無く低い雨雲に覆われていた。散歩の途中で降られるだろうと、傘を持参で出かけた。ビーチに出て北に向って歩き出す。遊歩道をGrand Bali Hotelの先のレンボンガン行きの船着き場を過ぎて暫く行くと、黒い砂浜のビーチが続く。このビーチはきめが細かく固く閉まって歩き易い。ビーチ脇は護岸に成っていて其の上が遊歩道に成っている。この道沿いには人家が無く静かで散歩には好都合。ビーチはジョギングには最適なのでこれから少し続けようと思う。終点は古びた寺院の脇を川が流れ海に注いでいる。可成り水量の有る川で渡るのが難しく橋も無いので、ここから引き返している。現在の宿からだと歩いて１時間往復２時間の行程と成る。ビーチを２０分程ジョキングして引き返したら、雨が降り出し雷も鳴り土砂降りと成った。やっぱり今は雨期なのだと実感した。
返り途中船着き場近くの屋台で、ココナツ（約100円）を買って喉を潤した。果肉のコプラもゼリー状の柔らかな物で美味しかった。隣の屋台でバクソ（麺類で約50円）を食べて朝食にした。

　　Grand Bali hotel（旧日航ホテル）

　　レンボンガン島行きの船着き場

　　　　　黒い砂のビーチ

　　　　　行き止まりの川

　　　　　　その脇の寺院
午後は南のビーチを歩いた。午前中の雨の所為か見通しが良く、聖山アグンや間や隣島のリンジャニ山まで見えていた

　　　　　　アグン山が見える
こちらはリゾート地帯大小のリゾートホテルが並び、其の前はプライベートビーチに成っている。しかし遊歩道は続いているのでビーチ沿いを歩く事が出来る。リゾートホテルの合間にはマッサージやレストランが並び賑やかなゾーンで、歩いていると声を掛けて来る。

バリ島に移動

12/08（水）
　今回格安航空会社AirAsia.comのバンコクーバリの便を使った。早朝６時のフライトなので、今年から開通した市内と空港を結ぶ鉄道の最終近くの便に乗った。夜中に着いたので空港の待ち合い椅子で仮眠を取った。格安航空会社は徹底したサービスの見直しをして、人員を切り詰めている。機内のサービスも新幹線の車内販売並み。欲しければ買って下さいと言う姿勢。他の航空会社が過剰なサービスで運賃を引き下げないのと較べると納得がゆく。大勢の人が飛行機を利用する様に成った現在、特権意識を持たせるよりも低価格の運賃の方が魅力的です。通常出発時間より３０分以上遅れるの当たり前なのでが、ほぼ定刻に出発したのは感心しました。
　マレー半島に沿って南下、途中から雨期のゾーンの上を飛び約４時間バリに到着。雨雲に覆われていると思いきや、晴れて、町や村々、山や川が手に取る様に見えます。到着ビザ取得25ドルを払って入管もスムーズに通過しました。空港からサヌールへタクシーで向いました。運転手が今日明日はバリの大きなお祭りガルンガンだと教えてくれた。日本のお盆の入の様な行事だとか。街路や門口に飾り物が新しく飾られ、殆どの店が休みとなっていました。

　　　ジャワ島とバリ島の海峡

　　　　　　デンパサール市街

　　　　　　　ンガラライ空港

　　　　　　　宿(Little Pnd）

　　　　　　通りの飾り物

　　　　　　神社の飾り付け

本格的に雨期始まる

1月8日(金)
この頃夜に雨音で目を覚ます事が多くなった。朝の散歩でも傘を持つかどうか迷う事がしばしば。今日明け方の豪雨も止み、青空に成っていたので傘を持たずに出た。歩き始めるとクタ方面に巨大な積乱雲の塊があった。砂浜を戻って来るに連れ、その雲が近づいて来た。アーこれはヤバイと思っていると、砂浜の終に差し掛った時に突然ドシャ縁降りに成った。慌てて近くのワルン(屋台食堂)の軒下に飛込んだ。ドシャ降りの雨は30分近く続き雨宿りで足止めされた。他の散歩途中の人も、飯を食いに来た人も動けず一緒に雨宿り止むのを待つ。日中は暑い日差しが出た物の、夕方から再び雨となった。雨が多く成り本格的な雨期が始まったようです。

バリグランドビーチホテル方面のスコール(この後ドシャ降り)

雨後のタケノコのマッサージ屋

1月5日(火)
　今回サヌールのメイン通りを歩くとマッサージ屋(健全な)さんが増えたのが目に付きます。私の居るナイトバザール界隈でも7、8軒は在るでしょうか。以前は表通りに数軒在るだけでした。この多さはまるでタイの様な感じです。新たな店がオープンするので何の店かと思っているとマッサージ屋さんでした。表看板や内装が終わらぬ内に店を始めていました。
　これほど店が増えたのは、マッサージ屋は設備もあまり必要なく、人件費だけなので小資本でも開業し易いでしょう。内容は全身、足、顔のマッサージや女性にはマニキュア、ペディキュアや髪の細編みなどです。マッサージはバリやタイスタイル、さては指圧やハーブマッサージなど多彩です。全身マッサージで1時間50KRp(\500)から100KRp(\1000)位までです。

　　　　　　店の完成前から営業始めたマッサージ屋

　　　　　　　　エステ店も兼ねたマッサージ屋

　　　　　　　　　表通りに在るマッサージ屋

　　　　　　　　美容室を兼ねたマッサージ屋

　　　　　　　一度に二人の小さいマッサージ屋
ビーチ沿いには所々に縁台でマッサージをする、おばさん達のマッサージ屋さんが居ます。こちらはホテル脇などで宿泊客を狙って声を掛けて来ます。通りすがりの散歩途中の人も見逃さず誘います。しかし今日この頃は観光客もめっきり減り、手持無沙汰の様子です。

観光客帰る

1月4日(月)
今日朝夕ビーチ沿いを散歩したが、レストランやホテルに居る観光客がめっきり少なく成った。欧米系のクリスマス休暇も大部分昨日までのようです。ホテル前のビーチの寝椅子も空きが目立ちます。

　　　　　　　　　閑散と成ったビーチレストラン

　　　　　　　　　　　ハイヤット前のビーチ

　　　　　　　　　　ハイヤットも人が減った

散歩中に何時も顔を出すレストランの前のオーナーに出会った。この2年間に経済状態が変わり、20%だけの出資にして他の人に店を売ったのだそうな。現在のオーナーはここサヌールに3軒レストランを経営していると言う。それで店の雰囲気も変わり、スタッフと一緒に楽しく飲んでる暇は無くなった。
以前のオーナーとはよくバーコーナーで一緒に飲んだ物だった。散歩で擦れ違いざまに[コマキ]と言われて、顔を見て以前のオーナーと気が付いた。再会を喜びレストランで夜、会う事にして別れた。しかし彼は現れず、多分奥さんのストップが掛かったのでしょう。

地引き網

1月3日(月)
毎朝2時間程の浜辺の散歩をしてると、地引き網をしてる漁師達が居る。バンガーボートで網を入れ戻って皆で網を引いて居る。この砂浜はかなり遠浅に成っているらしく地引き網漁に向いているようだ。どんな魚が捕れるか覗いて見た。タナゴの様な小さい小魚だった。主に魚醤用なのであろうか。



　　　　　　　　　　　　　地引き網漁
その他に沖の深場での刺し網漁をしている漁師も居て、カツオや色とりどりの熱帯魚が上がっていた。

　　　　　　　　　　　　　刺し網漁

　　　　　　　　　　　　　　水揚げ

　　　　　　　　最後は船を岸に引き上げる重労働
折り返し点の河口では投網をしている漁師さんも居た。


　　　　　　　　　　　　　　投網漁

元旦も普通の休日

2010年1月1日(金)
アジアの国々では独自の暦を使っている国が多い。従って新年は各自別々です。バリ島でもしかり。西暦の元旦は普通の休日です。これと言った特別な日ではありません。休日に家族連れで浜辺に来て海水浴を楽しんでいる人達で賑わっていました。

元旦も普通の休日で海水浴を楽しむバリの人達

年越しパーティー

12月31日大晦日から2010年元旦
今日は朝からカラッと晴陽射しが強い。午前中、外を出歩くのは日射病になりそうなので宿で過ごした。午後になると雷雲が発生。ようやく陽射しが陰ったのでビーチを南へ散歩に出た。ビーチ沿いのホテルやレストランでは年越しの客を見込んで飾り付けに余念がない。1時間程歩きマーキュリーホテルの先で折返して戻って来た。この頃から雨雲が山沿いから降りて来て、ポツリポツリと降り出してきた。戻るに連れあちこちに水溜まりが出来ている。こちらは凄いドシャ降りだったようだ。ビーチにセットされた野外レストランも慌てて片付けて、折角年越しの客を目当てに用意したのが台無しになって終った。
食事を済ませ10時過ぎに、毎日飲みに行くレストランに出向いた。このレストランのスッタフ達の年越しパーティーに混ぜてもらう約束をしていた。私が最後の客で11時には店終いをして、従業員達が集まって会食形式で飲みながら年越しパーティーが始まった。この頃至る所で手製花火が打ち上げられ、あちこちで集まってパーティーが開かれていた。通りはバイクや車で走り回る人達で賑わっていた。零時を過ぎ2010年の幕開けを知らせる鐘もサイレンも無い。あちこちで歓声や花火や爆竹が一斉に鳴ったので年が変わったのを知った。
それからは皆ハッピーニューイヤーの握手攻め。後は無礼講で飲めや踊れやのフィーバーぶり。午前2時過ぎまでのニューイヤーパーティーでした。

海岸での神事

12月29日
サヌールのビーチでも北の日航ホテルの先、レンボンガン島行の船着場から先は人家も人通りも少ない。さらにこの先は大きくカーブした砂浜が延々と続く。こちらの方のが静かなので主にこちらを散歩している。日中砂浜に正装した女性達が集まっていた。近づいて見ると何かの神事をするところだった。海から神迎えの様な感じだった。神主が神事を行い何かの飾りを男達が沖に運び流していた。
地域共同体の氏神を海岸まで運び神事を行って帰るのを見た事があります。この時は盛大に子供から大人まで行列を組みガメランの楽隊付きで行進します。この時もそうするのかと思っていたら、皆車やバイクに便乗して帰って行きました。海岸から少し遠くの村の人達だったのでしょうか。



　　　　　　　　　　　海岸での神事