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小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

河口ー元陽ー多依樹(Dou yi shu)

2015-01-06 23:04:52 | 中国
2015/01/06(火)曇り後晴れ 河口から元陽へ
 今日は元陽へ出発するので、7時半に宿を出た。市内バスでバスターミナルに早めに向った。ターミナルに着き切符を貰って居ると、元陽か?と聞く人が居た。彼がバスまで案内してくれた。様々な行き先のバスが並んで居て、元陽行きは19人乗りのマイクロバスだった。案内した彼は駅の係員かと思ったら、運転手だった。中国のバスは定員制で、立ち席は乗れない決まりで、以前山奥の村に行った帰りのバスが、席がなく乗れないと言われた事があった。今回は15人程で満席では無かった。フランス人の若者二人が一緒だった。

             元陽行き

             乗車券
 河口を出て高速に入る時に検問所があり、身分証をチェックする兵士が入ってきた。外国人だけはパスポートを記載する為持って行った。これに時間がかかり10分程待たされた。兵士も私だけでなく、あちこちの入国印が押して有るので、ひっくり返し見ているので、余計時間がかかった。
 新街という所で高速を降りた。しかししばらく高速の下を並行して走り、蛮耗で高速から分かれた。ここは金平の分岐でもある。しばらく紅河に沿って渓谷を進むと、冷墩と言う所にダムが在り、その先はダム湖が広がり魚の養殖筏が点々と浮かんでいた。渓谷の斜面はバナナの畑が広がっている。上の方は焼畑をして居る様な所も見られた。

              紅河に沿って進む

           途中少数民族の親子が乗って来た

             蛮耗のジャンクション

            ダム湖の上流
 昼過ぎに紅河の橋を渡ると、ハニ族の元陽県に入った。間もなく賑やかな街に出た。元陽の南沙だった。ここまで途中、乗客を拾うので短い停車は有ったが、トイレ休憩は無かった。南沙はバス駅の前だったので、トイレを探したが中だと言うので我慢した。

              元陽(南沙)

           南沙バスターミナルの路線図
 バスの終点は新街鎮と言う街で、南沙から九十九折の山道を1時間程登った所だった。途中清水が出て居る所で止まり、埃を被ったバスの洗車の為の停車だった。乗客も山道なのでこれ幸いと道路脇に入り、用を足しに降りて行った。私もようやくトイレをする事が出来た。山肌に幾つかの集落が現れ、あれが終点かと何度も思わされた。

           南沙の街を見下ろす

            洗車、トイレ休憩
 新街鎮は尾根上の大きな街で、その外れの方にバスターミナルがありそこが終点だった。時刻は午後2時だったので、5時間の旅だった。しかし同じルートで出発が1時間遅いバスに途中追い越されたりした。此方のバスが古い所為だったか?
 今日は此処まで飲まず食わずで来たので、この街で泊まろうかと考えた。しかし周りは棚田らしきものは見えない。元陽の世界遺産になった棚田を見に来たので、そこはまだこの先の様だった。バスを降りてここから出るバスを見ていると、その棚田で有名な多依樹(Dou Yi Shu)行きのバスがあるでは無いか。しかしそこに宿があるかどうか不安もあった。兎に角思い切って乗ってしまった。乗客は地元の少数民族の人で、街まで買い物に来た人達の様だった。生きた鶏も一緒に乗っていた。出発時間になっても荷物だけ有って、来ない人が居る。それを待つやら、呼びに行くやらで中々スンナリ出発出来なかった。新街鎮からカーブが続く道を1時間ほど進む。途中の村落近くには棚田が見えてきた。通り過ぎた幾つかの村々にも、宿屋の看板があり宿の心配はなさそうで、一安心した。

            新街鎮から多依樹行きバス

              車内

          途中生村で買い物休憩
 ここが多依樹と言われ降りようとすると、何か口々に言って居るが分からない。兎に角目的地なので降りてみた。家の立ち並ぶ方に行くと、あちこちに宿屋が林立して居た。その半数が建築中か最近建てた物の様だ。世界遺産に成って、観光客目当てに雨後のタケノコの様に出来たらしい。目に付いた宿に泊まれるか聞くと、OKだった。入ってみると現在まだ一部内装中の宿だった。一泊100元(\2000)と少し高めだが、その位はするだろうと思っていたので泊まることにした。

           多依樹


         哈尼の家と言う宿

          屋上からの眺め
 飲まず食わずで来たので、食事とビールを注文して一息ついた。食後眼下に棚田が見えるので、展望台に行ってみた。しかし展望台は有料なので、脇から水牛の通り道を降り棚田を一望できる場所に行った。今稲の時期ではないが、眺めを良くする為に水が張ってある。正に絶景。田植えした時の景色はそれは素晴らしいだろう

          宿で飯を作って貰う

          宿から棚田が見えた

          多依樹の村

           バス停


           展望台ゲート


          世界遺産の哈尼族の棚田
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河口三日目

2015-01-05 23:58:35 | 中国
2015/01/05(月)曇り後晴れ
 朝昨日連れて行って貰った米銭屋に行こうとしたが、辿り着けなかった。もう一軒美味いと教えてくれた店は分かったのでそこで、米銭(米粉のウドン)を食べて朝飯にした。


              教えて貰った他の米銭屋
これでは物足りないので包子を二つ買った。買うとき何か言っていたのだが、食べて分かった。まだ蒸し上がっていなかった。午前中は部屋でこれからの旅情報を調べて過ごした。宿代は日毎に払うらしいので、今日の分60元を支払う。お昼にセルフの飯屋でビールを飲みながら昼食にした。昼時なのでずいぶん混んで居た。建設労働者や運送業の人達の様だった。

           自力快餐
食事後明日の元陽までのキップを買いに旅行代理店に行った。昨日バスターミナルまで行ったが、街中に旅行代理店がありそこで買える事が分かった。昼飯に行ったのか誰もおらず、街を一回りして再び行った。1時過ぎに社員が戻って来て、筆談で切符を買った。受け取りを呉れて、バスターミナルの窓口で切符に交換する様に書いてくれたので、明白(分かった)と返事をした。

            代理店に有った行き先表
  今日が河口が最後の日なので、Gさんが夕食を一緒にと誘ってくれた。河口中越邊貿商場の一階の飯屋コーナーへ行った。酒は持ち込みOKなので、予め買って持って行った。適当に見繕ってもらい二人で談笑しながら夕食にした。この2・3階は置屋になって居るので、二人で覗きに行ってみた。しかし今日はどう言う訳か、何処も開いていなかった。


             河口中越邊貿商場1階のベトナム料理の屋台
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河口二日目

2015-01-04 23:48:28 | 中国
2015/01/04(日)曇り
 朝一番で中国銀行へ行ってみた。日曜日でも一般の業務は行って居る事が分かった。8時半から営業開始なので、まだ時間が有ったので、街中を歩いて来る事にした。河口口岸まで行ったら、偶然ドーソンで一緒だったGさんと出会った。定宿に行くと言うので一緒に行き部屋で再会を喜び合った。8時半になったので両替をしに銀行に行った。丁度武装兵士に守られた現金輸送車が来た所で、入り口付近にウロウロしていると、ヤバイので離れていた。両替をする為に両替書を記入して窓口に出す。パスポートも出してコピーを取っている。書く場所を間違って書いていたら、再度書き直しを要求された。若い窓口の娘は私のパスポートを置き忘れ探し回り、チョットドジな娘だった。円安の所為で1元は20.xx円で一万円で500元を切っていた。Gさんは何年も河口に来て居るとの事で、安い米銭の店に連れて行って貰った。確かに朝から大繁盛の店だった。

            大繁盛で大忙しの米銭店

             ワンタン米銭
 湘益招待所は部屋も狭く他の部屋の物音も煩く、その上トイレの匂いがきつかった。丁度宿を変えようとしていたので、宿もGさんと同じ宿「金利兵館」にした。こちらは部屋も広く中級クラスのホテルの設備で、一泊60元(\1200)だった。湘益招待所をチェックアウトして、デポジット金を返して貰う。200元渡して置いたので、返金を渋るかと思ったらスンナリ宿代を引いた160元を返してくれた。荷物を移してから、昼飯をセルフサービスの飯屋に行って食べた。


             Gさんの定宿

             自力快餐(セルフサービスの飯屋)

              今日の昼飯
河口の地図を探して本屋に行ったが無くて、代わりに雲南省の交通地図を買った。2時間ほど街をブラブラ歩き宿に戻った。夕方までこれから行く、元陽や景洪までの情報をネットで調べたりした。夕方から再びセルフサービスの飯屋で御菜をツマミにビールを飲んで夕食にした。その後土産物屋が集まっている河口中越邊貿商場を見物して廻った。その後江河岸辺で1時間程笛を吹きながら過ごした。

              町中に有った求人、部屋情報

              子供用品の店


              河口中越邊貿商場
          
         観光客向けの中国国境撮影ポイント

          飾り付けをして客を誘う店

           ローカルマーケット

             酒甕が並ぶ酒屋

             紅河沿いの歩道

          紅河に浮かぶ水上レストラン
部屋に戻りGさんと雑談して23:00に寝床に入った。
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