日本で第二の高峰の山頂(3193m)に到達したが、風雨を突いての登頂で、展望は得られず。
東側斜面に高さ600mの岩場、バットレスがある。 建築用語で「胸壁」の意味
とか。
北岳は雨が多いだけに植物は豊かで、花の名山でもある。
固有種が数種あるが、その代表がキタダケソウ。 7月中旬には花が終わるが、幸い花を
残している株があった。
標高2千mほどの中腹に、ミヤマハナシノブが群生。 白神のエゾノハナシノブと花姿は
全く同じようだが、草丈が低め。
タカネマンテマは希少種とされている。 袋の先の花が地味で、アオモリマンテマの方が
優美である。
稜線の シコタンソウ 岩場の タカネヤハズハハコ
雪渓のある中腹に タカネグンナイフウロ 麓に シナノナデシコ