青森の県木 ヒバ(ヒノキアスナロ)も冬に花をつける。 今頃開花時期だが、ヒバの
花のニュースなどほとんどない。
県民の森「眺望山」はヒバの山。ヒバの花を見に行った。東口から山頂を目指して、
途中のヒバを見たが、目が届く範囲では花が見当たらない。山頂の展望台のそばに
ヒバがある。螺旋階段を登りながら下枝から梢まで見たがやはり花は見当たらない。
ヒバは5年毎位で豊作になるそうで、それ以外の年は花をつけないかもしれず。
あきらめて帰ろうとしたら、山頂周辺の2,3本のヒバが花をつけていた。
葉の先端の黒い粒状のものがヒバの花。
雄花は5mmほどの黒い楕円形。 雌花は3mmほどの黄緑の粒。
帰りの西口コースでも見られなかった。 その希少性もあり、冬に咲く地味で
微細な花はお目にかかりがたいもののようである。
OBの身になってから眺望山に行ったのは一度きり、しかも夏場にのんびりと。
遊歩道のほとんどが樹高の高い樹林帯の中、めぼしい風景がないので、写真を見て眺望山と確認できるのは展望台が映っているから。
もちろん、写真の目的は場所を明示するためではないことは招致しているのですが、低山に親しみを感じるこの頃につき、つい、ここはどこの山だという目で見てしまうのです。
ご容赦あれ。