ホトトギス

里山の野生植物等との出会い。

種子(被食型)

2016年12月16日 | 観察

被食型散布は、動物に果実を食べさせて、消化しない種子が排出されて発芽する。

      

 ガマズミは小さい実でタネが大きい。 果実の赤い色、タネの硬さ、

 果肉の少なさから代表的な被食型種子。

 

  ハイイヌガヤの実はやや大きいが、これもタネが大きい。 外種皮が果肉で甘い。

         

         クサギ ピンクの萼と青い実の「二色効果」で鳥を招く。

           

           サンショウ 赤い果皮が裂けて黒い種子が現れる。 これも二色効果。

       

          ハマナス 花托が肥大した果実はビタミンC が豊富。

 

  ヌルデ 果実の表面にリンゴ酸カルシウムの結晶ができてしょっぱい。 野鳥のイカルが好んで食べる。

          

  ケンポナシ 丸い果実の中に、堅く滑らかなタネが3個。 グロテスクな果軸が甘い。

 

ホザキヤドリギ 果肉が粘着質で、野鳥のレンジャクがこの実を食べる。 排泄された種子も粘着性があり、

木の枝などに付着して着生する。

 

     アケビとヤマブドウは人間も食べる。

 

 


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