何年か前から、白神山地に向かう折、西目屋の川原平辺りで大規模な発掘調査が行われていた。
津軽ダムにより水没する地域の埋蔵文化財発掘とは分るが、その成果についてはついぞ
聞いたことがなかった。
このたび、埋蔵文化財発掘調査報告会が開催された。 平成25年度に、県内にある
10の遺跡で発掘された報告で、これまでも報告されていたらしい。
出土品や発掘調査パネルの展示も行われた。
県内の遺跡は約4700ヶ所もある。 今年度の出土量が多いのは西目屋の水上遺跡。
おなじみの縄文土器。 縄文時代に石器も作られたのか。
今年度特筆される出土品、 右足の大型土偶。
線刻のある石製品や耳飾りなど。
水上遺跡の隣の川原平遺跡からは、壺型土器や、人面がついた土器。
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