トムラウシ山の日帰りは往復13時間の長丁場。 まだ暗い4時スタート。
エゾマツとトドマツが混生する林を登ると、日も登り視界が開けてくる。
雲海の上に山脈が浮かぶ。 この画面の主峰は、今年の年号と同じ高さ、
2013mのニペソツ山。
南側には十勝岳連峰。
駒鳥沢の雪渓を登ると、岩場のハイマツ帯。 「チチッ」とナキウサギの声が
しきりに聞こえるが姿は見せてくれない。
前トムラウシ山(1649m)の上空に連なる山並み。 雌阿寒岳がかすかに。
残雪の鞍部は花畑。
チシマツガザクラが密生して斜面を覆う。
トカチフウロ。 エゾ、チシマ、トカチ達の中に、ハクサンイチゲもある。
山頂直下で振り返る。 十勝岳連峰には雲がかかりだす。 水面は南沼。
山頂(2141m)
山頂に達すると北側が展望できる。 北海道最高峰の旭岳から白雲岳。