スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

2月の吟詠「寒梅 新島襄」

2017-02-25 09:00:00 | 絶句

2月のまだ肌寒い日でしたが、何となく近くの公園を散歩しました。その公園は梅園としても有名ですから、観梅に行こうと思った次第です。

未だ蕾あるいは一寸だけ咲きかけている梅を見ていたら、急に「新島襄の寒梅」の詩を吟じたくなりました。

吟じたい衝動の中の詩吟ですが、ぜひお聴き下さい。今回のブログは「2月の吟詠」として紹介します。

この「寒梅」は私の詩吟仲間の多くの方が吟じていますので、以前このブログでも紹介したことがあります。

1.詩文は次の通りです。

    寒梅    新島襄

庭上の一寒梅  笑って風雪を侵して開く

争わず又力めず  自ずから百花の魁を占む

2.読みは次の通りです。

ていじょうのいち かんばい    わらって ふうせつを おかして ひらく

あらそわず また つとめず    おのずから ひゃっかの さきがけを しむ

 3.詩のこころは次の通りです。

新島襄の心にはいつも寒梅の精神があったことでしょう。「八重の桜」の大河ドラマで堪能しました。

つまり、庭先の梅の木は、冬の厳しい風雪に耐え、笑っている様に平然と咲いています。

争って咲いているわけでなく、また無理して咲いているわけでもありません。

自然にありのままの姿で、あらゆる花のさきがけとなって咲いています。

他の全ての花にさきがけて咲く梅の精神ですよね。

わずかな単語の中に新島襄の気持ち・世界に浸りたいと思います。

次のいずれかのURLで吟詠をどうぞ!!

https://youtu.be/CAPf7Knq1nk


 今後、毎月その月に合う「今月の吟詠」として紹介していければ良いなあ、と思っています。

 

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