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「佐伯義郎展 宮沢賢治を見つけたひと」が広島県三次市三良坂町の三良坂平和美術館で、4月17日(金)から5月31日(日)までひらかれています。
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佐伯さんは、広辞苑の初版から有職故事の挿絵担当で、すばらしい挿絵をたくさん描いていることでも有名ですが、1979年61歳で亡くなるまでの間に、画家として、詩人として、多様な仕事を残しています。
ガリ版刷り絵入り詩集や豆本、油彩、水彩、立体など現在600点余りが夫人のもとに残され、なかでも、初期宮沢賢治童話集の挿画では、見るものを見事なまでにその世界へ誘ってくれます。
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会場の三良坂平和美術館は広島市内から車で2時間足らず、ちょっと不便な場所にあるので、協賛の「宮沢賢治を聴く会」で貸し切りバスを出してくれることになり、昨日、第1回目のツアーに参加しました。
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平和を願う碑やモニュメントがある三良坂平和公園のなかに美術館があります。
すぐ隣のコミュニティーセンターには「荷車の歌」の作者山代巴記念室もありました。
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期待に胸を膨らませながらのながらの入場です。
油絵、版画、立体作品200点余りがふたつの展示室に並べられていますが、中は撮影禁止です。
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ショップで求めた版画の絵はがきセット2種類12枚のなかからお気に入りを3点紹介します。
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「夏草や」 1972年 6×5㎝ 銅版画・彩色
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「黄金虫(ポー)」 1974年 6.7×7.8㎝ 銅版画・彩色
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「猫の背中」 21.8×16㎝ 孔版・彩色
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宮沢賢治童話集の挿絵の絵はがきは明日、紹介します。
遠いのでなかなか行きにくいようですがバスが出てよかったですね。
挿絵を描かれるんですね。初めて知り、ネットで見てみました。
銅版画、すばらしいです。
環境も美術館もすてきなのですが、行きにくい場所で、長年の夢が叶いました。
明日紹介する宮本賢治童話集の絵はがきは何年か前にご縁があり手元にあったのですが、原画を見るのははじめてで、感激しました。
広辞苑の挿絵も細部までていねいに描きこまれていて、すばらしかったです。