イラスト・ユーロですこし前に求めた「L'Anniversaire(わたしの誕生日)」の表紙です。
印象に残ったシーンを3ページほど紹介します。
眠りに落ちてゆく。
すこしづつ意識が遠ざかり、子どもの頃の自分がいる。
森の中へと走って隠れる。そこはとても広いから、うまく身を潜めることができる。
息が切れ、顔が真っ赤になるまで走る。物音ひとつ、聞こえない場所まで。
たちまち、水が渦を巻き、わたしをどこかへ連れ去ろうとする。
親切な小鳥が、そばについてくる。
絵本はフランス語ですが、泉りきさん翻訳の小冊子もつけてくださっています。
彼女からのメッセージに次のように書かれていました。
この絵本は、イラストレーターのピエール・モルネ最新作です。今回は絵だけでなく、文も彼が書いています。主人公と合わせ鏡のような、もうひとりの少女と毎年、誕生日に夢の中で出会うという物語です。彼の描く、はかなく妖しい女性たちの美しさに浸っていただきたいです。
ピエール・モルネは、ヨーロッパのファッションシーンはもちろん、雑誌Vogueジャパンや、小説家・山内マリコの本の装丁に彼の作品が登場しています。3月に彼に会うことができました。作品同様に、繊細で心づかいのある、もの静かな方でした。
★
「曲芸師たち」の作者と彼の作品も7月18日第2週目からの出展予定でしたが、吉村さんと泉さんのご好意で、2週目からの作品も見せていただくことができました。
ありがとうございました。
作品展は、次の日程でもひらかれる予定です。
7/30(水)-8/5(火) 大丸神戸店7階 美術画廊
8/13(水)-19(火) 大丸東京店10階 美術画廊
少女の夢の中での鳥たちのかかわりが気になります。
イラストユーロにご一緒させていただき、素敵な絵本との出会いができてしあわせでした。
ありがとうございました。
二週目からの作品も見ることができて良かったですね。
帰りの道中、お気をつけて☆☆☆
この絵本が届いたのは、6月のはじめでもう1か月以上も前ですが、紹介する時間のないまま、原画と出会うことになりました。
昨日、第1週目の作品展示にもかかわらず、第2週目からの作品もわざわざ取りに行ってくださって、見せてくださいました。
ご好意がうれしかったですね。
>ディオさん
この絵本をいただいてから、彼の原画が見られるのを楽しみにしていました。
とても透明感のある少女時代の甘いだけではない感情が入っているところがすてきでした。
翻訳をしてくださった泉さんともお話ができて、すてきな時間を過ごすことができました。
体はすこし疲れましたが、心はとってもゆたかです。
原画が見られてしあわせでしたね。
そうですね「体はすこし疲れましたが、心はとってもゆたかです。」junさんの気持ちわかりますよ。
この絵を描いたピエール・モルネさんは30歳くらいの繊細でもの静かな男性だそうです。
もちろん彼の手が絵を描くのですが、ひょっとすると心で描いているのかもしれません。
私が「だいすきな絵が2週目の展示で残念です」と言ったので、2週目の展示予定の作品を別の場所から運んできて、見せてくださいました。
ダンボールの中に作品を保護するシールを貼ったまま保存してあったのを、シールを外して並べて見せてくださいました。
特別のご好意で恐縮でしたが、さりげなくその作業を進めてくださり、うれしかったです。
その感覚が伝わってきますね。
とても素敵です。
お帰りなさい。
ご厚意で2週目の展示も拝見できるなんて、素敵なお誕生日プレゼントでしたね。
「絵本はアート」がイラスト・ユーロのコンセプトなんです。
額に入った彼の作品は小品でしたが、すばらしいできでした。
印刷された絵本が十分美しいのに、原画にはまた違った美しさがありました。
息遣いが感じられるからでしょうか。
誕生日のことは帰りのエレベーターに乗るときに言ったのですが、着いてすぐ小さな絵本をプレゼントしていただいたり、もう最高の誕生日前日でした。
お留守とは知らず,ポストに・・・
悪くなっていたらごめんなさい。
ポピーが印象的なアンニュイな世界ですね。
すてきな時間を過ごされたようで何よりです。おめでとうございます。
心はゆたか。私もいつもそうありたいです。
ポピーが印象的ですね。
ありがとうございます。
夫は家にいましたので、大丈夫です、いただきました。
金魚さんが遊びにきてくれて、うれしいです。
今日のおやつにいただきます。
>setsuさん
ちょっと贅沢でしたが、絵本と原画だけを見に出かけてきました。
フランス語の絵本の翻訳もしてくださっている絵本ショップの泉さんにもお会いできて、いろいろとお話を聞かせていただきました。
setsuさんもですけれど、すてきな生き方をしていらっしゃる女性にお会いするのはうれしいですね。