Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

アンデルセンの切り紙

2012-06-06 | テディベア

6月1日から10日まで、広島アンデルセンではデンマークフェアがひらかれています。
今年のテーマは、ヴァイキング襲来!?

 

通りに面した窓にはバイキングたちの暮らしのようすが描かれていて、入り口ではレゴのヴァイキングが迎えてくれます。

 

子どもたちがヴァイキングに変身できたり、ヴァイキングの帽子を作ったり、ぬり絵をしたりできるコーナーもあります。

 

店内のディスプレーもヴァイキング仕様、いつもすてきなディスプレーの写真撮影はNOなのですが、この日のシェフさんはにっこりとOKサイン。

 

3日(日)の午前と午後の2回、アンデルセンの切り紙創作教室があるというので申し込んでいました。
受付に飾られていた講師太田拓美さんの作品、太田さんは人形劇団ひとみ座を経て舞台や映像のための劇人形と木彫りによるマリオネットや紙による影絵人形、陶人形など、さなざまな素材で人形を制作している人形美術家です。

 

教室に吊り下げられた切り紙の作品、こんなのが作れるのかな?

 

受講者は20名ほど、机に用意された色紙を3つ折りにする方法を教えていただいて、自由に切っていきます。
下の左側がはじめて切ったものをひらいたところ、もうすこしダイナミックに切ったほうがよかったかもしれません。
さあ、次は、ヴァイキングに挑戦、和紙の折り紙を二つ折りにしたものに型紙をとめて、カッターとはさみで切っていきます。

 

できた~、ヴァイキングと女の子は先生の型紙、背景のツリーと台紙は自分で考えたオリジナル、丸く抜いた部分も使うことにして、ところどころに糊をつけて台紙に貼ると出来上がりです。 

 

二つ折りにして使いたかったので、表のデザインにと思いついて、カットしたヴァイキングの周りをさらにカットしてシルエットを作ってみました。
先生がこういうアイデアは考えたことがないとおっしゃって、褒めてくださいました。
この後、立体の吊り飾りを1種類教えていただいて、2時間があっという間に終わりました。

 

先生の著書「アンデルセンの切り紙」、帰り際にサインをしてくださいました。
この本は型紙つきで、アンデルセンの童話の世界やグッズを自由に作ることができるようになっているので、ぜひ作ってみたいと思っています。

 

この期間限定のアンデルセンの紙袋は先生作のヴァイキング、ちょっと高度なテクニックも使ってあるようですが、挑戦してみたいです。
初日にパンを買って、この紙袋に入れてもらったとき、とてもうれしかったです。

童話作家のアンデルセンが切り紙の名手としてたくさんのすばらしい作品を残しているのをご存知ですか。
現在残っているのは250点ほどだそうですが、デンマークのオーデンセにあるアンデルセン博物館には彼の切り紙作品が展示されているそうです。
「アンデルセンの切り紙」にも何点か紹介されていますので、またの機会にご紹介しましょう。
明日からまたしばらく「マイフレンドテディベア展」のくまたちをアップします。

 

めずらしいフサザキシモツケ(ホザキシモツケ)、katsuraさんんがお庭で咲いていたのを届けてくださいました。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ユミ)
2012-06-06 11:41:49
junさん、いつもながら器用ですね~。
いくら見本があったり先生がいらしても
私にはとても作れそうにありませんよ(笑)
パンの袋のデザイン、とても素敵ですね。
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Unknown (おーしお)
2012-06-06 14:09:09
先生も思いつかないところを作品にしてしまうところは本当にすごいですね^^

インスピレーションはやっぱり神様からのご褒美なのでしょうか♪


珍しいお花も染めることによっていつまでもその色が生き続けるんですよね。
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切り絵 (まーく2)
2012-06-06 14:47:08
可愛らしい作品ですね~。
作るのにものすごい集中力が必要そうです。
junさんはなにを作ってもセンスがあるんですね♪
作っているところ考えたら
手がプルプルしちゃう~~笑☆
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Unknown (Donn)
2012-06-06 17:38:56
素敵な人形美術家の先生に教えていただけるなんて
しあわせでしたね。
junさんのアイディアさすがです。
普通のしもつけそうと違って大きいですね。
紫の色が素敵です。
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切り紙 (jun)
2012-06-06 18:19:23
>ユミさん
小学校低学年の子も楽しく参加していました。
子どもの発想のほうが豊かですね。
ユミさん、イラストを描く感覚で鋏を使えばばっちりですよ。
アンデルセンのパンはいつも紙袋なんですが、イベントの時はオリジナルのになるので、うれしいです。
薄茶の地色に空色の具合がなんともすてきで、実物はもっとすてきです。

>おーしおさん
先生は次々と新しいデザインが浮かばれるので、切った残りのものを利用するなんて、考えられることがなかったのでしょう。
私は時間もなかったし、あるものを生かすほうがいいかなと思いついただけでした。
このシモツケの花は草木染の染料には適していないと思います。

>まーく2さん
楽しみながら作るので、そんなに集中力はいりません。
まーく2さんも、ユミさんのようにイラストを描く感覚でばっちり、楽しいですよ。
今回はヴァイキングがテーマなので、気分がわくわくでした。

>Donnさん
男性作家ですけど、とてもソフトな感じの方でやさしく指導してくださいました。
切り紙がどんなものかも知らずに出かけたので、とっさのアイデアってなかなか出ませんでした。
ホザキシモツケ、穂の長さが17cmくらいあって、うす紫がかったピンクでかわいい色です。
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Unknown (かよぽん)
2012-06-06 18:37:17
切り紙 繊細でフォルムもすばらしいですね、アイディアも!私も毎年デンマークフェア行って(←食べ物とムーミングッズが目的f^_^;)おります。初日に行きました。もしかしたら、すれ違っていたかも?ですね(笑)
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デンマークフェア (jun)
2012-06-06 19:44:10
>かよぽんさん
わっ、初日は11時頃にいました、お会いしたかったですね。
デンマークフェアは楽しいですね。
ムーミングッズ、見つかりましたか?
3日は午前中ずっと講習、明日か明後日また出かけたいと思っています。
スモークチーズがおいしかったので、追加購入したいのと、青いお洋服を着て行ってなにが起こるのか体験してみたいんです。
あはは、ミーハーですね。
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Unknown ()
2012-06-06 20:22:14
アンデルセンは切り絵もできたのですねぇ。
junさんの切り絵、巧く出来ていますね!
シルエットの切り絵のアイディア流石です!
junさんて何に対しても興味を持たれて、挑戦されて、更には器用だし、アイディアも素晴らしいし、人生を楽しまれる私にとっての先生です。
もしかして、何かの生まれ変わりなんじゃないですか?!(笑)
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切り紙 (jun)
2012-06-06 20:30:54
>和さん
アンデルセンのデンマークフェアの催しだったのと、体力がないけど、紙なら切れるかなと思って、参加してみました。
楽しくてはまりそうですが、薄地の和紙の手持ちがないので、目下、本を眺めて想像をめぐらしているだけです。
6月のベアもまだだし、フェリシモのぬいぐるみにもかかりたいし、パソコンの調子もまたまたまたいまいちだし、なんだかやることだらけです。
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Unknown (きさらぎ)
2012-06-06 20:36:36
junさんとってもお上手ですね!繊細さと開いた時どうなるかという想像力が必要ですね。難しそうです。でもどんな形になるのかワクワクしますね。アンデルセンが切り紙の名手だったというのは、初めて知りました。多才な方だったんですね!
房咲き下野、ライラックに形が似ていますね。フワフワした薄紫のお花がなんとも幻想的です。
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