上4枚 「バリスター」 1900年頃 スイス ミッシェル・ベルトラン
上4枚 「絵かき」 現代 フランス ファリボア
実際にいろんな絵を描くオートマタがありますが、これは描く動作をします。
画面に描かれた猿は当時の権力者に似せて描かれていて、軽い風刺を効かせているそうです。
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今回の上京の目的の一番が、「オルゴールの小さな博物館」で、「黄金時代のオートマタ展」を見ることでした。
オートマタの起源は古いのですが、18世紀に黄金時代を迎えます。
その当時の貴重なオートマタ30体ほどを実際に動かして見せてもらえるというので、春からこの企画を楽しみに待っていました。
オートマタを展示しているオルゴール博物館はほかにもあるのですが、30体も1度にというのはめずらしく、ほとんどのところは写真撮影も禁止、この博物館ではスナップ程度なら写真撮影もさせてもらえます。
主なオートマタを何回かに分けてご紹介します。
すこしだけ動画も撮りましたので、短いですが、下の「バリスター」をクリックすると、FLIPCLIPがひらき、見ていただけます。
「バリスター」
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すこし古い記事(2006年9月25日)ですが、ネットで、この博物館のオートマタの企画展について書かれているものを見つけましたので、お時間があるときにゆっくりご覧いただくと、オートマタへの理解が深まると思います。
記事を書かれた井上猛雄さんは、明日ご紹介する「フライング・シンギング・バード」がお気に入りとのことです。
9:00追記
「魅惑のオートマタ展」
ずいぶん昔に作られたオートマタのようですが、牧師さんの動きスムースでびっくりですね。これだと教会で忙しい牧師さんの留守番ができそうですね。お絵描きのファリボアどんな動きするんだろうなぁー、30体ものオートマタを一度に見れるなんて、こんなすばらしいものはないですよ、うらやましいですね。
動画を見させていただきました。
18世紀に作られた作品とは思えない程 スムーズな動きで
ビックリです!
貴重な作品を 写真撮影させてもらえるなんて
感激も倍増ですね♪
作品名のあとの名前は、個人名なのでしょうかそれとも工房名なのでしょうか?
知らないだけに興味がどんどんふくらみます。
これからの連載楽しみにしています♪
演説する様子や絵を描く様子に
感動しました。
きちんと手入れをされてないと動きませんが、ここの館長さんは収集だけではなくて、修復も手がけていらっしゃるので、100年以上も前のオートマタを動かして見せてもらえます。
この「絵描き」は絵を描く動作をしますが、実際の絵は描きません。
>だいくうぽんさん
そうなんです、春から楽しみにしていたので、早くからホテルをとって、初日の翌日の予約をしていました。
写真撮影も気持ちよくOKしてくださって、とてもうれしいです。
自動演奏ピアノをさわってるおそらくはじめてのくまの写真も、係の方から言っていただき、最後の日に登場します。
>旦さん
すばらしいでしょう。
最高級といわれるジャケ・ドローの作品がYouTubeでみていただけますので、下のアドレスをクリックしてみてください。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=naHk-rVMCVQ
ここの博物館にはありませんが、実際に絵を描くオートマタもあり、目の前でそのようすを見ると感動します。
>Donnさん
34体も、すごかったですね。
実際に目にすると、感動も違いますよね。
あの小さなお人形や台に埋め込まれた仕掛けのすばらしさ、職人さんの腕の確かさに敬意を払いたいです。
動く姿には驚きますが、衣装も凝っていますね。
最後の写真では、junくんを見つけた絵描きが
こっそりとjunくんのことを描き始めたようにも
見えます。
この日は18世紀のかわいい淑女たちとのデートなので、敬意を表して、久々のスーツで決めました。
最後の写真の絵かきさんの目線、きっとそうですよね。
今度訪れたら、彼の画帳にテディベアの絵が、描かれていることでしょう。
18世紀の作品でこの滑らかな動き…
人間みたいです。
みぞやんさんのコメントにもありますが、牧師さんの
代役ができますね。
これ実際に見たら感動間違いなしです。
日本のからくり人形は有る意味不気味ですが、
その不気味さが全く無いのもいいです。
18世紀の作品、それもゼンマイ動力なんですよね。
目の前で見ると感動しますよ。
日本製のは不気味ですか?
お人形自体を怖いと思う方もいらっしゃいますから、人それぞれですね、私は、日本製のもすきです。
ゼンマイの代用にくじらの髭を使ったりと工夫もすごいんです。
写真を撮る事も忘れて見入っていましたが、junさんがご紹介して下さっているの拝見して嬉しさがまたこみ上げてきました。ありがとうございます!