暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

わかりました。診療ノートつけましょう。

2016-07-11 17:57:28 | 腎臓
診療ノートを各科ごとに作ってほしい、という夫の願いは強かった。

3種類でいいから、というのである。

各科のノートを断ったことについては、こちらに一度書いたのでご覧いただきたい。

夫が、いつまでも言うのを無下に拒んでいるのも気の毒になってきた。

病院の付き添いの帰りに、ダイソーで3冊ノートを買ってきた。




3種類のノートで、診療科を分けてわかりやすくした。

青くて、厚いノートが、慢性腎臓病。

カラフルで薄いノートが、循環器。

小さくて白いノートが、眼科。

ひとつの診療科で、頻繁に次の診察日がやってくるわけではないが、いくつもの診療科にかかっていると、月に何度も医療費の表に出てくる。

夫は自分の診断された病名のほかに、「これではないか、あれでないか?」と、実に気にするのだ。

総合病院のほかにも、気になれば、脳神経外科や、皮膚科にも行くし、整形外科にも行く。


ほかにも、夫が手の黒さと関節の腫れぼったさをやけに気にするので、

高校の友人(男性)が、まぶたの下垂で、美容外科の高須クリニックの診察を受けて手術を受けた。

疾患としてのまぶたの下垂であったので、保険でできたそうだという話をした。

「もし、あまり気になるなら、行ってみたら?
 だけど、ただ診察を受けるだけだと、全額自費になると思うけど」

と、言ったら

「考えてみる」

と、言っていた。

気になりだすと、常軌を逸する。

腕の皮膚のことを気にしだしたときは、腕を表に出したくないからと言う理由で、半袖の服は皆、捨ててしまった。

制服のある仕事に就いていたときも、一番大きな半袖の制服を支給してもらい、肘まで腕がかくれる服なので、これならと、仕方なく半袖を着ていた。

足の細さを気にしているので、夏でも、厚手のパジャマのズボンを履いた上に、普通の夏のスラックスを履いて、少しでも足が太くなるように見せたりする。

笑ってスラックスの中を見せて二人で大笑いすることもあるが、見ようによっては、常軌を逸しているかもしれない。


だが、慢性腎臓病をもう少し早くお医者さんが見つけてくれていたら、いまのような大変な食事療法を一生していかなければならない体になることはなかったのだ。

それは、素人では自分で気づくことは無理だからだ。

用心深くなるのもしかたないだろう。


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