暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

夫の本日の食事

2017-07-09 22:19:00 | 腎臓
腎臓病に関して、最近ブログに書いていない。

慢性腎臓病のキーワードからこのブログにお立ち寄りいただく方もいらっしゃるので、久しぶりに、本日の腎臓食の記録表を掲載したいと思う。




今日の食事は3食とも夫が自分で用意した。

料理も腕を上げ、ノートも増えた。

前にも書いたことだが、夫は料理番組を録画して、詳しく手順をノートに記録している。

レシピをネットから取って印刷してとじ込んでいる。


腎臓病患者のNPOの冊子を読むと、患者さんの体験談が対談で載っていることがある。

数か月前の記事に、患者さんは男性でかなりの高齢なのだが、食事はやはり高齢の奥さんが引き受けて、計算も調理もすべてやってくれるとのことで、奥さんに感謝していると書かれていた。

だが、この患者さんは、もし奥さんが突然入院してしまったり、そこまでいかなくても、寝込んでしまったりしたら、ご自分の食事はいったいどなたが作るのだろうとふと思った。

私は悪妻ですべて引き受けることは荷が重くて、2年前の5月から、夫は、私の力量不足にあきれて、自分で作ることに目覚め、料理については自立した。

もちろん私が料理する日もあり、まったく夫が作っているというわけではないので、主婦業を放棄したのではなく、夫が私の料理を喜んで食べてくれている。


慢性腎臓病は、全国に1300万人いるという。

この人たちがみな透析に向かっていっては、日本の財政は破綻してしまう。

今、全国に透析患者は、約32万人。

年間1人につき約500万円の医療費の国庫負担がある。

患者の合併症の分も含めて、年間約2兆円の医療費が国の負担で支払われている。

そして透析の必要な腎臓病患者は年に5000人ずつ、2025年まで増え続けると予測されているのだ。


透析にならないよう、保存期を長く長く保つため、夫のように計算をして食事を作ることがどんなに大変なことであるか。

これを読まれてくださっている腎臓病でないかたがたは、どうか、健康診断の血液検査で、クレアチニンの数値が高い方にいっていないか、注意して見ていただきたい。

1.3では、もう腎臓は半分機能していない。

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