暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

愛妻の日

2013-01-31 18:44:39 | 日記

1月31日は、1をアルファベットのアイとして、31をサイと読み、
語呂合わせで「愛妻の日」だそうです。

テレビでそれを知った夫が、生クリームが入ったワッフルを買っておいてくれて、
今日、お十時に一緒に食べました。

「これからもよろしくお願いします」

とのことでした。私も

「よろしくお願いします」

と言って、例のティーカップで紅茶とともに、おいしくいただきました。


母の日に 父が母に花を買ってきたことがあったそうです。

でも、母は、心の中で「あんたの母親じゃない」と思ったらしいです。

しかも、花は安く売っている仏壇用の花束でした。

父は知らずにそれを買ったのでしょう。


父も、生きているときに 愛妻の日が話題になっていたら、きっと
この日に花を贈ったに違いありません。



世の男性がたには、自分の世話をしてくれる人が、結婚によって、
母から妻に代わっただけになっている方があります。

女性は、父と夫とは、役目が違うので、男性が妻を母の代替人に感ずるようには、
夫を父の代替人とは感じないでしょう。


母親は無償の愛で子を育て、慈しみ、成長を喜び、いつまでも子は子です。

男の子は成長して、同じ愛情の注ぎ方を妻に求めるのでしょうか。

男性は自分の子供たちと一緒になって、妻のこどものうちの一人になっているのでしょうか。


私自身の父を見て、そう思うので、ほかのご家庭でもそうかとは思いませんが。



私が若いころ、父が母に

「女房なのにそんなこともしてくれないの?」

と、言っているのを聞いたことがあります。

ケンカしていた時かもしれません。状況も覚えていません。


生前、父が介護を受けているときに、母に対して、(女房だから当たり前だ)という
態度だったのはいやだった、と父が亡くなってから、母が話していたことがあります。

父は昭和初期の生まれでしたから、母に感謝のことばを言うようなことは、
できなかったのでしょう。

でも、言葉に出すことは大切なことです。



この話はこのくらいでやめておきます。






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