暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

日中・草の根交流

2013-01-22 21:19:26 | 日記
先ほど、NHKの「クローズアップ現代で」、「日中・草の根交流」を放送していました。

中国の日本大使館で行われた、中国人による日本語の弁論大会で、大学生が日中の友好に
ついて、じょうずな日本語で日本への心情を語っていました。

日本への留学や、日系企業への就職を希望しています。

サッカーの日本代表の元監督の岡田武史さんが、中国の弱小のクラブチームの監督として
中国に渡り、指導され、実力主義で選手の起用をするなど、クラブは変わっていったと
いうことです。

スタジオでは、中国人のゲストの方が、領土問題などで中国の反日のデモや日系企業を
襲撃する場面ばかりを、日本の報道が取り上げているが、実際には中国の大学生では
70%くらいの率で日本に対して友好の意識があると話していました。


私には、中国の友人がいます。

平成になる少し前、実家の近所の国立大学の留学生会館に寄宿している中国の留学生たちと
知り合いになり、互いの部屋を訪れたり、一緒に観光に行ったりしました。

最も親しくしているひとりの女性は、中国で国費留学生に選ばれたので、新婚の夫を中国に残し、
単身、日本の国立の工業大学の修士課程に留学してきました。

修士課程を修了すると、帰国後、南京の大学の先生に戻り、そのあと、女の子が生まれました。

私と父が上海に旅行に行ったときは、南京から鉄道で上海のホテルまで、来てくれて
10年ぶりに再会しました。

お互い、少し太っていました。


その後、彼女のお嬢さんは、成長して、日本に興味を持ち、高校では日本語科に学び、日中の
高校生友好親善のための代表の中に選ばれ、来日しました。

そのとき、私は、東京の芝のホテルに会いにいきました。

じょうずな日本語を話していました。


そして、お嬢さんは高校生の時と、大学生の時と、二度、日本に短期留学しました。

今は、北京の外国語大学で日本語を学び、今年の7月に卒業するそうです。

友人とは、今でも、メールや年賀状でお互いの近況を伝えあっています。


中国の一般の人は、日本を敵視した感情はテレビでいうほど、激しいものではないのではないかと
思うのです。

もっと中国の親日の部分を日本で報道していくべきだと思います。

中国とは文化の交流の歴史は長いですが、近代でも、現代でも、両国相互に深くかかわってきた
国であり、これから、さらにいっそう友好国としておつきあいしていかなければならないと
思っています。
コメント
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