ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

デンマーク: この秋、初の氷点下を記録

2016-10-25 21:12:30 | 日記
2016年10月25日(Tue.) 久々に気温の上がらない日でした。日中でも17℃なかったかも知れません、愛知県は。 遠く離れていますが、デンマークのユトランド半島の中央部では、今朝、氷点下2℃を記録したそうで、この秋で一番の冷え込みだったようです。 ( ニュースソース: THE LOCAL dk 10月25日発 )

<原文の一部>
Brrrrrr, Denmark has season’s first freezing temps
Published: 25 Oct 2016 09:13 GMT+02:00


Several weather stations recorded autumn's first freezing temps. Photo: Amakar/Iris

Residents of Jutland on Tuesday had the first of what will likely be many mornings that began with the scraping of ice off their windows.
ユトランド半島の住人は火曜日(本日)、凍てつく窓の氷の彫刻が張り付くことになる多くの朝の、最初の日となりました。

Several of the Danish Meteorological Institute’s (DMI) official weather stations registered sub-zero temperatures in the early morning hours, marking the season’s first dip below the freezing point.

The central Jutland town of Karup was the first to drop below 0C at around 1am, followed by Isenvad, Billund and Vestervig.

According to DMI, Karup dropped down to nearly -2C in the early morning hours.

(抜粋)DMIのいくつかの観測点で、早朝、氷点下を記録しました。このシーズンの最初の氷点下降下となったようです。 ユトランド半島の中央部にある Karup では、午前1時頃に0℃を記録し、続いて、いくつかの街(観測点)も記録しています。 DMIによると、Karup では、早朝には氷点下2℃まで下がりました。



The Danish Road Directorate reported that the first salt trucks of the season were sent out on the roads in Holstebro.

(抜粋)デンマーク道路総局によると、Holstebro で、最初の塩トラック(注: 凍結防止剤)が出動したとしています。

DMI predicted that parts of Jutland might see sub-zero temperatures again in the early Wednesday morning hours before things warm up a bit for the remainder of the week. By the weekend, daytime highs were expected to reach up to 13C while nighttime lows should not drop much below 5C.

(抜粋)DMIによると、明朝(水曜日の朝)も氷点下になると予測しており、また、週の残りは少し暖かくはなるそうです。週末までは、日中の気温は13℃ぐらいまでは上がり、深夜は5℃以下になることはないとだろうとしています。



ユトランド半島にある Karup の場所は、下の地図で確認できます。 (出典: Google Earth )


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ご存知かも知れませんが、北緯55度付近に位置するデンマークは、日本の中部地方に比べて、およそ12~13℃は低いと言えるのかも知れません。 長い冬を、また、夜が長い冬を、それでも楽しんで過ごそうとする彼らの生活スタイル・思考スタイルがあるのではないかと、懐かしく思い起こしているところです。

それにしても、タイトル部分の 「 Brrrrrr 」 は、私達とも共通の表現みたいですね。 訳さない方が良い部分も多いので、原文をサラッと読んでいただけると結構、直感的に解釈できる(?)ことも少なくありません。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。




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ドイツ: 不気味なピエロの恐怖がドイツでも広がる

2016-10-24 22:48:58 | 日記
2016年10月24日(Mon.) このところの気温の変化に戸惑っている感があります。明日はさらに気温が下がるようで、体調管理に気をつけましょう、お互いに。

で、この週末から来週月曜日にかけて、日本でもハロウィーンの催しが高まりそうな気配がありますが、ドイツやEU各国では、不気味なピエロの恐怖が広まりそうな様相です。 ( ニュースソース: THE LOCAL de 10月22日発 )

<原文の一部>
Creepy clown scare spreads to Germany   Published: 22 Oct 2016 13:04 GMT+02:00


Two of the clowns were apparently equipped with chainsaws. Photo: Pedro Pardo / AFP file picture

Police said Friday five incidents involving so-called scary clowns had occurred in two north German towns, including one assailant who hit a man with a baseball bat, amid fears that Halloween could spark a rash of similar attacks.
(抜粋)警察の金曜日の発表によると、ドイツ北部で恐怖のピエロによる事件が5件発生し、その内の1件では犯人はバットで殴ったと言うものです。ハロウィーンに向けて、類似の事件が頻出することを心配される中での出来事です。

The masked individual attacked a 19-year-old in the eastern city of Rostock on Thursday, leaving him with bruises to the head and arms, police said.

Four other assaults or scares were reported in the region the same day.

A 15-year-old was threatened by a creepy clown with a knife at a bus stop, also in Rostock. The teen fled and was not injured.

In nearby Greifswald, two children aged eight and 13 were frightened in separate incidents by three clowns, including one with a chainsaw, and a woman had a frightening encounter with a clown who apparently wielded the same weapon.

Around a dozen other cases have been reported around Germany over the last week, according to Bild daily.

The phenomenon has spread to Europe from the United States, with Sweden last week reporting a case in which a man was stabbed by an attacker wearing a clown mask.

"The fear is that clown attacks will become a very, very ugly trend that could spread in big cities in the run-up to Halloween," the head of Germany's police union, Rainer Wendt told Huffington Post.

(抜粋)【各地で発生した事件の内容が説明されています。 バットに加え、ナイフ、チェーンソーまで用意した加害者もいたようです。】 先週から、ドイツ各地で類似事件が報告されています。 この現象はUSAから始まって、EUにも広がっているもので、スウェーデンでは先週、ピエロのマスクをかぶった犯人によって刺された人も出ています。 ハロウィーンに向って、このおぞましい傾向が高まっていると、警察責任者が語っています。


"These clowns are not only idiots, they are offenders," Wendt said.

He called on victims to report any cases and for judges to "impose the highest sentences, and that can be a jail term of several years," in order to quell the trend.

(抜粋)これらは単なる悪ふざけではなく、犯罪だとその責任者は述べています。 また、この行為は厳しい刑を科されるべきで、服役期間も数年にわたるものになるだろうと述べ、類似事件の発生を抑制しようともしています。


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USAに端を発しているようですが、EUには、それを助長させてしまうような条件も多いのかも知れません。一方、日本の各地でも、今週末にかけて、ハロウィーンの催しがあるようですが、これに乗ずるような悪質な事件に巻き込まれないようしてもらいたいものです。 特に、マスクをかぶったりして、識別がしにくい状況になりますので、仲間同士の識別が容易にできるような工夫も必要かも知れませんね。

一方、ハロウィーンの本来の意味合いも、自分なりに調べてみると、多文化共生への理解も深まるのではないでしょうか。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。




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アイルランド: 拳の前に、頭を使いなさい・・・

2016-10-23 21:07:12 | 日記
2016年10月23日(Sun.) 久しぶりに畑に出て、大畝を作り、ニンニク(200個)、オニオン(白、赤)、そらまめの種を蒔いてきました。 作業は家内と二人で4時間ほどかかり、結構、疲れました。 ちなみに、9月に蒔いたエダマメやミニキャロットは順調に育っています。 オーガニック栽培なので安心です。 ネオニコチノイドの入った殺虫剤も、グリホサートの入った除草剤も使っていません、ハイ。

さて、アイルランドのサイトで、これは何? と思わせるものがありました。 ( ニュースソース:  Connacht Tribune  10月23日発 )

<原文の一部>
Gardaí pioneering violence warnings on beer mats アイルランド警察が、ビールのマットで暴力を警告する試み
by Dara Bradley - Oct 23, 2016



An awareness campaign that warns city drinkers about the consequences of assault could be rolled out to pubs in County Galway.

The campaign, which contains warnings on beer mats about the dangers of assaults, is currently running in city centre bars and nightclubs. It is a Garda Síochána initiative, and is currently only in city pubs.

But Garda Chief Superintendent Tom Curley agreed it could be rolled out to pubs in rural towns and villages in the county.

He was responding to queries from Galway City Councillor Niall McNelis (Lab), who said the beer mats were an innovative way of targeting the message about assaults to a particular audience.

One side of the beer mat shows a picture of a young male, with the phrase ‘I had a fight after a match’ superimposed on it.

On the flip side of the beer mat drinkers are urged to: “Use your brain, not your fists”.

(抜粋)街でお酒を飲む人に対し、暴力の危険性を警告する啓発キャンペーンを、ゴールウェイ( Galway )のパブで展開しようとしています。 ビールのマット(コースター)に書き込まれたこのキャンペーンは、現在のところ、街のバーやナイトクラブで展開されています。 アイルランド警察が主導していますが、今のところは、市内のパブに限られています。 しかし、警視は、田舎町や村レベルにまで広げることに同意しています。 警視は、ゴールウェイの市会議員の質問に答えて、ビールのマットによる方法は、特定の対象者に対するメッセージとしては革新的な方法だと言っています。
マットの片側には、若い男の写真があって、‘I had a fight after a match’と書き込んでいます。 そして、裏面には、“Use your brain, not your fists”と書かれています。 (注: fist = 拳・こぶし )

In smaller print, it adds: “An assault can wreck a victim’s life but it can also ruin your own future. You could lose your job, your ability to travel, even your freedom not to mention the distress it will cause you family.”



The beer mats contain a Garda logo, and have been widely distributed in city hostelries.

Speaking at the recent Galway Joint Policing Committee (JPC), Cllr McNelis praised the initiative, and said if it prevented even one assault then it was worthwhile.

He said the beer mats were a good idea, and might deter young males from assaults after a few drinks.

Cllr McNelis said publicans in the city centre had embraced the initiative and he asked whether it could be extended into the county.

Chief Supt Curley agreed it was a good initiative and he saw no reason why it couldn’t be rolled out into Galway’s rural pubs.

(抜粋)小さな印刷部分では、「暴力は、被害者の生活を台無しにするし、貴方自身の未来も破滅に追いやります。 貴方は仕事を失い、才能は行き場をを失い、また、言うまでもなく貴方にかかってはいるが、貴方の家族の苦痛になることでしょう。」
マットには、アイルランド警察のロゴもプリントされていて、市内のホテルにも幅広く配られています。 ゴールウェイの治安維持委員会の関係者は、この先進的な活動を賞賛しており、1件でも暴力を防止できるのであれば、価値あることだと述べています。 これはとても良いアイデアであり、若い男性が飲んだ後に、暴力を思いとどまらせるに違いないとも言っています。 治安維持委員会の関係者は、市内のパブ経営者は喜んでこの取り組みを受け入れるだろうと言い、また、このことはこの地区全体に広げられないのかとも述べています。
警視は、それは良いことで、ゴールウェイの田舎のパブにも展開しないと言う理由は見当たらない(注: もちろん、やれるでしょう)と言っています。



ここで、アイルランド、および、ゴールウェイの位置を確認しましょう。 首都ダブリンの西方にあって西海岸に面しています。




また、このニュースの配信元は Connacht Tribune ですが、 Connacht は、下の図で示される地域です。


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まァ、酔っ払いによる喧嘩などが多いと言うことなのでしょうか。 現地に滞在したことがないので、不確かなことは言えませんが、こうしたことが話題になるくらいですから、そうなのかも知れません。

それに、ギネスなどのビールも旨いし、アイリッシュ・ウィスキーも美味しいですからね。



話は変わりますが、昨日の土曜日、久しぶりに高校3年の同窓会(クラス会)があり、楽しい時間を過ごすことができました。しかし、そこで出てきた一流メーカーのビール、成分表を見ると「コーン・スターチ」の表記も。 つまり、麦芽100%&ホップではありませんでした。 と言うことは、遺伝子組み換え(GMO)原材料が使われている可能性があると言うことです。 その点だけは興ざめでした。

何なら、「私はGMOは要りません」とプリントした自前のコースターを出したいところでした、そんなもの持っていませんが・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。


 

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デンマーク: シティーバイクに人気が

2016-10-21 22:34:35 | 日記
2016年10月21日(Fri.) またまた・・・と言う表現が当っていると思いますが、14時7分頃、大きな地震が鳥取県で発生しました。私は、自宅(愛知県)に居たのですが、かなりの揺れで、すぐさまTVのニュースを確認しました。震源地付近では震度6弱、5強などで、こちら愛知県でも震度3、西日本全域に影響があったようです。 もはや、日本のあらゆるところで発生している印象で、特別に安全な場所など存在しないとも言えるのでしょう。 そして、かねてより注意が促されている南海・東南海・東海、または、それらが同時的に発生する三連動巨大地震への備えを意識すべきでしょう。

さて、デンマークの首都コペンハーゲンで、懸念されていたシティバイク(自転車)のシステムが、今年(2016年)に入って、かなりの人気を博しているようです。 ( ニュースソース: CPH POST ONLINE 10月21日発 )

<原文の一部>
Massive boom in city bike popularity :  シティバイクの人気が凄いブーム状態

Number of trips has shot up over 400 percent in just one year
この1年で、400%の増加へ。

The wheels are turning (photo: City and Commuter Bike Foundation)

October 21st, 2016 12:06 pm| by Christian W
Last year, Copenhagen’s GoBike city bikes were on the brink of failure. Deemed heavy and difficult to operate, the project was close to closing before being handed one last chance to succeed.

That opportunity has not gone wasted. The popularity of the city bike has soared in 2016, shooting up to over 700,000 trips so far this year compared to just 169,834 in 2015.

“This year we have focused on telling all the positive stories, being present at the charging docks and being visible at a lot of events,” Tine Füssel, the head of the city bike operator City and Commuter Bike Foundation (CCBF), told Metroxpress newspaper.

(抜粋)昨年(2015年)、コペンハーゲンの GoBike は、失速間近の状態でした。重いし扱いも難しいものがありました、このプロジェクトは風前の灯状態だったのです。 しかし、まだ復活のチャンスは失せてはいませんでした。 2016年、その人気に火が点いています。昨年2015年の利用が169,834回だったのに比べ、今年はこれまでのところで70万回を超えているのです。 「今年、プラス思考のストリーを伝えたり、充電ドックで紹介したり、各種のイベントで観られるように注力しました。」と主催者(CCBF)の責任者が語ります。

“That has generated a lot of attention about the bicycle.”

In total, 170,649 users have driven almost 3 million kilometres so far in 2016. Some 80 percent of the trips are taken by people who have a subscription and, interestingly, over 60 percent of the users are Danish.

(抜粋)「自転車について、注目が集まるようになったのです。」とも述べています。  2016年のこれまでで、トータルとして、170,649のユーザーが3百万kmを乗りました。80%ぐらいが予約(契約)者によるもので、面白いことに、60%以上はデンマーク人なのです。

Commuter compatible
Those figures, combined with the fact that many of the trips begin and end at a train station, mean that the city bike has been adopted by Copenhageners as a commuter bicycle.

The use of the bike peaks during the morning and evening rush hours, and a daily trip record was set last month on September 10 with 7,300 trips.

Since last year an additional ten docking stations have opened around the city and CCBF believes that the number of trips can be further increased by up to five times the current number.

According to CCBF statistics, most users are aged 25-35 and the three most popular docking stations last month were at Dronningensgade/Christianshavn, Kongens Nytorv and Central Station.

One-time users of the bike pay 25 kroner an hour, while subscribers pay just 70 kroner per month.

(抜粋)通勤代替: これらの状況は、実際のところ、多くが駅を始点・終点としていることで、これは、コペンハーゲンに住む人の通勤手段になっていることを意味しています。 利用時間のピークは、朝と夕方のラッシュ時間帯になっており、一日あたりの利用での記録としては、先月9月10日で7,300回となっています。 昨年来、ドッキング・ステーションが市の周辺に10箇所追加されました。 CCBFは、現状値の5倍に増加することも可能と考えています。 CCBFの統計によると、利用者で多いのは25~35歳の年令で、もっとも人気の高いドッキング・ステーションは・・・の3ヶ所(中央駅含む)です。 1回限りの利用者は、1時間当たり25DKK(通貨: およその円換算は ×17円 )、契約者の場合は1ヶ月で70DKKです。



下の写真は、昨年紹介された記事(原文中のリンク先)内の写真です。


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前年の記事内によると、バイクは1800台ぐらい用意されているようです。 それにしても、通勤や、ちょっとした観光にも使えるので、市民だけでなく、観光客にも便利のようですね。 しかも、1ヶ月で1200円ならば、観光客でも使いたくなる値段ですし。

もっとも、道路そのものが自転車・歩行者・車と、それぞれに安全や便利さが確保されていないと、利用度は上がらないのかも知れません。日本の各地でも、こうした仕組みが、街全体として利用できるスタイルへと変貌して行くと良いのでしょう。

エネルギー政策上や、地球環境そのものへの貢献、そして、その前に、人々の意識そのものに訴えるものが構築されるのでしょう。



一方(唐突ですが)、TPPの国会議論に関連して、「強行採決」を最初から予定していたり、「結党以来、強行採決を考えたことは一度もありません」と大噓を平然と言い放つ・呆れるばかりの首相、こんな政治を許していいのでしょうか。 誰がこうした人物を支持しているのでしょうか。 人々の意識がどうなっているのか、呆然としてしまいます。


*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。




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ドイツ発: The world's best airports

2016-10-20 22:05:14 | 日記
2016年10月20日(Thu.) 今日も快晴に近い天候でしたが、気温は27℃ぐらいで、半袖で過ごしていました、私は。 一方で、北海道では雪。 やや、違和感があります。

さて、興味をそそるようなネタがありません。 ドイツのサイトで、利用者が選んだ世界の空港ランキングが発表されていますので、それをUPします。 昨日に続き、原文のまま転載します。 難しい単語は少ないのではないでしょうか。 ( ニュースソース: DW-DE 10月20日発 )

<原文>
The world's best airports
Travel website "Sleeping in Airports" asked users to vote in its annual survey for the world's best airports, ranking their experiences according to a range of factors. Here are the results:


Four European airports made the top ten. According to users, Munich airport is the best in Europe and ranks number 5 in the world.

Based on categories including Comfort, Services, Facilities and Things to do, Food Options Immigration/Security and Cleanliness, these airports topped the list:

1. Singapore Changi International Airport, Singapore (SIN)
2. Seoul Incheon International Airport, South Korea (ICN)
3. Tokyo Haneda International Airport, Japan (HND)
4. Taipei Taoyuan International Airport, Taiwan (TPE)
5. Munich International Airport, Germany (MUC)
6. Osaka Kansai International Airport, Japan (KIX)
7. Vancouver International Airport, Canada (YVR)
8. Helsinki Airport, Finland (HEL)
9. Tallinn International Airport, Estonia (TLL)
10. Zurich Kloten International Airport, Switzerland (ZRH)

Best Airports for Overall Experience 2016

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1位からシンガポール、ソウル、羽田、台北、ミュンヘン、関空、バンクーバー、ヘルシンキ、タリン、チューリッヒの順です。 評価項目のあらましは、上記の2行に記述されています。

まァ、空港は、あくまで通過ポイントであろうかと思いますので、アクセスを含む便利さに依存しているのではないかと感じてしまいます。 また、巨大過ぎるのも大変ですし・・・。



さて、数日前の国内報道でしたが、長野県の宮田村と言う地区に、放射能汚染物質を廃棄する場所を用意しようとする話が進められていると知りました。場所は、長野県南部で、いわゆる伊那谷の中に位置しているところです。 廃棄物の「安全性」については、「国の基準値以内」(国のお墨付き)だそうですが、こうした言葉の信憑性・信頼性は信ずることが出来ない印象を持っています。

そもそも、そのような危険性が排除できない物質を、国中にばらまいてどうするの? と言う思いです。 あくまで、東電の責任において、福島原発周辺の限られたエリアに「固定」するのが最善策でしょう。

国が責任をとりますとか、国を代表する首相が 「私が責任を持ちますから」 と言うのと同じで、全く意味が無い言葉なのです。責任のとり方など無いわけで、結局、言葉のお遊びで、無責任極まりない対処の仕方であると思えてしまいます。

一方で、そうした施設(廃棄の)を誘致しようとする地域の関連首長や地方議員は、関連するマネーに群がる連中であって、原発の再稼動を試みる福井県や愛媛県などの一部関係者と同類のような気がしてなりません。

易しいことではないでしょうが、こうした原発マネーに頼るような、他人のフンドシで相撲をとるようなことではなく、自らの力・工夫で持続的な地域・社会を構築すべきでしょう。 但し、それを補助・援助するための支援は必要でしょう。 が、かつての箱物行政では意味がないことは言うまでもないことですね。 そして、そうした力量のある議員や首長を選ぶ一般市民の賢明さも求められることでしょう。

国からお金をもってくる人が当選する時代は終わっているのです。 一番賢くならななければならないのは、やはり、一般市民であると言えるのではないでしょうか。


*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。




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