ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

アイルランド: 拳の前に、頭を使いなさい・・・

2016-10-23 21:07:12 | 日記
2016年10月23日(Sun.) 久しぶりに畑に出て、大畝を作り、ニンニク(200個)、オニオン(白、赤)、そらまめの種を蒔いてきました。 作業は家内と二人で4時間ほどかかり、結構、疲れました。 ちなみに、9月に蒔いたエダマメやミニキャロットは順調に育っています。 オーガニック栽培なので安心です。 ネオニコチノイドの入った殺虫剤も、グリホサートの入った除草剤も使っていません、ハイ。

さて、アイルランドのサイトで、これは何? と思わせるものがありました。 ( ニュースソース:  Connacht Tribune  10月23日発 )

<原文の一部>
Gardaí pioneering violence warnings on beer mats アイルランド警察が、ビールのマットで暴力を警告する試み
by Dara Bradley - Oct 23, 2016



An awareness campaign that warns city drinkers about the consequences of assault could be rolled out to pubs in County Galway.

The campaign, which contains warnings on beer mats about the dangers of assaults, is currently running in city centre bars and nightclubs. It is a Garda Síochána initiative, and is currently only in city pubs.

But Garda Chief Superintendent Tom Curley agreed it could be rolled out to pubs in rural towns and villages in the county.

He was responding to queries from Galway City Councillor Niall McNelis (Lab), who said the beer mats were an innovative way of targeting the message about assaults to a particular audience.

One side of the beer mat shows a picture of a young male, with the phrase ‘I had a fight after a match’ superimposed on it.

On the flip side of the beer mat drinkers are urged to: “Use your brain, not your fists”.

(抜粋)街でお酒を飲む人に対し、暴力の危険性を警告する啓発キャンペーンを、ゴールウェイ( Galway )のパブで展開しようとしています。 ビールのマット(コースター)に書き込まれたこのキャンペーンは、現在のところ、街のバーやナイトクラブで展開されています。 アイルランド警察が主導していますが、今のところは、市内のパブに限られています。 しかし、警視は、田舎町や村レベルにまで広げることに同意しています。 警視は、ゴールウェイの市会議員の質問に答えて、ビールのマットによる方法は、特定の対象者に対するメッセージとしては革新的な方法だと言っています。
マットの片側には、若い男の写真があって、‘I had a fight after a match’と書き込んでいます。 そして、裏面には、“Use your brain, not your fists”と書かれています。 (注: fist = 拳・こぶし )

In smaller print, it adds: “An assault can wreck a victim’s life but it can also ruin your own future. You could lose your job, your ability to travel, even your freedom not to mention the distress it will cause you family.”



The beer mats contain a Garda logo, and have been widely distributed in city hostelries.

Speaking at the recent Galway Joint Policing Committee (JPC), Cllr McNelis praised the initiative, and said if it prevented even one assault then it was worthwhile.

He said the beer mats were a good idea, and might deter young males from assaults after a few drinks.

Cllr McNelis said publicans in the city centre had embraced the initiative and he asked whether it could be extended into the county.

Chief Supt Curley agreed it was a good initiative and he saw no reason why it couldn’t be rolled out into Galway’s rural pubs.

(抜粋)小さな印刷部分では、「暴力は、被害者の生活を台無しにするし、貴方自身の未来も破滅に追いやります。 貴方は仕事を失い、才能は行き場をを失い、また、言うまでもなく貴方にかかってはいるが、貴方の家族の苦痛になることでしょう。」
マットには、アイルランド警察のロゴもプリントされていて、市内のホテルにも幅広く配られています。 ゴールウェイの治安維持委員会の関係者は、この先進的な活動を賞賛しており、1件でも暴力を防止できるのであれば、価値あることだと述べています。 これはとても良いアイデアであり、若い男性が飲んだ後に、暴力を思いとどまらせるに違いないとも言っています。 治安維持委員会の関係者は、市内のパブ経営者は喜んでこの取り組みを受け入れるだろうと言い、また、このことはこの地区全体に広げられないのかとも述べています。
警視は、それは良いことで、ゴールウェイの田舎のパブにも展開しないと言う理由は見当たらない(注: もちろん、やれるでしょう)と言っています。



ここで、アイルランド、および、ゴールウェイの位置を確認しましょう。 首都ダブリンの西方にあって西海岸に面しています。




また、このニュースの配信元は Connacht Tribune ですが、 Connacht は、下の図で示される地域です。


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まァ、酔っ払いによる喧嘩などが多いと言うことなのでしょうか。 現地に滞在したことがないので、不確かなことは言えませんが、こうしたことが話題になるくらいですから、そうなのかも知れません。

それに、ギネスなどのビールも旨いし、アイリッシュ・ウィスキーも美味しいですからね。



話は変わりますが、昨日の土曜日、久しぶりに高校3年の同窓会(クラス会)があり、楽しい時間を過ごすことができました。しかし、そこで出てきた一流メーカーのビール、成分表を見ると「コーン・スターチ」の表記も。 つまり、麦芽100%&ホップではありませんでした。 と言うことは、遺伝子組み換え(GMO)原材料が使われている可能性があると言うことです。 その点だけは興ざめでした。

何なら、「私はGMOは要りません」とプリントした自前のコースターを出したいところでした、そんなもの持っていませんが・・・。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。


 

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