四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

INDOOR de 菜園考(小寒 2016年1月6日)

2016-01-06 | INDOOR de 菜園考

今日(6日)は、二十四節気の「小寒」
寒さが厳しくなる頃という意味で、暦の上では「寒の入り」となるが、
南関東は、3月並みの陽気で、通勤途中の道端には、満開の菜の花。

紋白蝶でも飛んでいそうな景色で、新年早々調子が狂う。
関東では、正月の松の内は、7日迄で、明日(7日)は七草「人日の節句」だ。

今晩、早めに帰宅して、七草粥の準備をする。
野水芹(セリ)は、採取の時間がとれず、畑栽培物を購入、その他は、畑周辺で調達出来た。

 

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草を
朝粥に入れて頂き、無病息災を祈念する。

因みに、春の七草、各々の意味合いと効果は、以下、

 ・セリ=「競り勝つ」、解熱効果、整腸作用、食欲増進、血圧降下作用など
 ・ナズナ=「撫でて汚れを除く」、利尿作用や解毒作用、止血作用の効果
 ・ゴギョウ=「仏体」、痰や咳に効果
 ・ハコベラ=「繁栄がはびこる」、腹痛薬として用いられ、胃炎、歯槽膿漏にも効果
 ・ホトケノザ=「仏の安座」、健胃、食欲増進に効果
 ・スズナ=「神を呼ぶ鈴」、整腸作用、しもやけやそばかすにも効果
 ・スズシロ=「汚れのない清白」、健胃、食欲増進、美肌効果

だそうだ。

これもまた、日本の古き良き慣習の一つである事に間違いなく、先人の知恵には
頭が下がる。

コメント (8)
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