倉富和子の女のひもとき in USA

生活に緊張感を与える為に、ブログを書く事にしました!心導・縄文ストレッチ・DNAメソッドを広めるため、世界中を巡ります。

Msにミエリン再生 Myelin reproduction

2012-04-02 08:45:58 |  縄文心導ヒーリング
リサと一緒に日本の中原仁氏の’エミリン再生ついての講演についてのミーティングをしました。
リサはMs18年の中でいろんなことをリサーチしていて、情報を交換。

デトロイトに来る前にMsで亡くなった男性、まだ40歳でしたが、ものすごい量の薬を使っていて、心臓発作でなくなった話、日本にはまだMs患者がなぜか少ないことなども。

リサと会っていなかったらMsについて通リ一遍のことしか知らないでいたことなどを思うと、今はリサに会ったことで。これからリサと共にMsについてリサーチしながらストレッチを向上させて行きたいと思います。

Ms患者に残されたミエリン再生についてはアイディアがあります。
日本人にMsが少ないことも関係しています。
しかし日本にも今Msが増えてきていて、西洋文化が入ってきたからです。

現代は経絡を磨くことで改善される難病がたくさんあるような気がします。
倉富メソットに携わるのは女性が多く、Msも女性が多いので、みんなと一緒にリサーチする価値は出てくると思います。




ミエリン再生記事

※世界最大のMS患者団体(NMSS)のニュースにその抄録がありました→http://www.nationalmssociety.org/news/news-detail/index.aspx?nid=391

日本のMS研究者も多数参加していたとのこと。

日本からは、あのFcRgの発見(2000年)で知られる慶應大学の若手研究者:中原仁が講演しています。

ミエリン再生の鍵をFcRgに見出した彼の業績は当時「神経繊維膜の仕組み解明 ― 慶大医師ら世界で初めて難治治療に道を開く」と読売新聞の夕刊トップで紹介されていました(2003年6月3日)。

その新聞には、ミエリン再生の鍵を握る世界的発見として以下のように書かれていた。

「これまで、ミエリンができる過程には、脳に固有の物質が働いていると考えられ、その物質の特定が注目されていた。ところが、中原医師と東京都老人総合研究所のグループは、マウスを用いた実験によって、ミエリン形成の引き金となっているのは、脳固有の物質ではなく、白血球などの免疫細胞が共通に持っている受容体(免疫グロブリンFc受容体)であることを突き止めた。この受容体は神経幹細胞がミエリンを作る細胞(オリゴデンドロサイト)へと分化する過程で働いている。今後の研究で、この引き金となる受容体を有効に働かせることができれば、残された細胞からミエリンを再生する治療法につながる可能性がある」

つまりその受容体FcRgを刺激する薬剤を病変のみに集中させる分子システムの解明(=ミエリン再生医薬プロトタイプの合成)が中原たちの2000年初頭からの活動である。私の間接的な伝聞では、中原がFcRgを発見したのは、彼が慶大医学部学生4年の時。天才的な発見だった。

日本にもこういった世界的な研究の水準を担っている若手研究者がいる、ということに期待したいと思う。

今回の「世界MS会議」の講演は、ミエリン修復を阻害するプロセスの研究のようで、TIP30という分子がそれに関わっているという報告のようです(詳しくはわかりませんが、先の短い英文ではそんなことが書いてあります)。

ぜひ中原に、FcRg発見以後、今回のTIP30の発見に至る経緯を聞いてみたいものです。「ミエリン再生医薬プロトタイプの合成」は今どのようになっているのでしょうか。取材してこようかな。慶應大学(慶應病院)は、私の家から20分くらいのところ、いつも家内が再発したときにその前を通って家内の病院に行きますから(笑)。私の家内を彼の実験に差し出したいくらい。対処療法ばかりで先の見えない治療(悪化の度合いの選択のような治療)よりはミエリン再生治療に一気に移りたいところです
コメント
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