
自転車で世界一周した坂本達君を思い出します。
旅の宿は村に着いてから、泊めてくれそうな家を第六勘で見つけ出すんだそうです。
自転車でクタクタに疲れた体を休めたい一心で、宿探しは一日最後の仕事です。
彼とはじめてリマでお会いしたとき、イエスキリストのような慈愛に満ちた顔が忘れられません。
その後もアフリカに井戸掘りに出掛けていくのは、一宿一飯のご恩返し。
「人の情けが身にしみる」
坂本達著書「やった~」「堀った~」をお読み下さい。
日本の昔の言い伝えに「可愛い子には旅させよ」といいますが、男の子には必要。
歩くことは男性の魂の成長にもって来い。旅をすると人の情に触れます。
第六観も冴えます。
女性は出産することで千日行と同じ魂の成長に繋がるというし。
アメリカの不況でホームレス人口を増やしていますが、3日乞食をしたら止められないといいますが、そこにはどんな世界があるのか、覗いてみたい気もしますが・・・
私も定住しないで、転々としていますが、ストリートパーソンになれる勇気は出てきそうもありません。
コンピュターの頭脳情報で人が密着していますが、そこには肌の触れ合いはありません。
「情け」と言うものを感じてみたいし、与えてもみたい。
そんなわけで今ストリートパーソン研究中。