12月16日(日)~19日(水)にかけて、大阪商業大学近く、TTSセンターにて冬期合宿をおこないました。
主なスケジュールは、朝トレーニング(6:15~7:00)・午前稽古(9:00~11:30)・午後の出稽古(太成学院高校・近畿大学附属高校)などです。
ちなみに、16日(日)の午前は、深江橋にある大阪講道館にて、初段以上の生徒達が紅白試合に参加しました。この試合は、いわゆる「段」を上げるための試合であり、高校生・大学生・社会人に関係なく、段位ごとに分けられて行われる勝ち抜き試合です。
みんななかなか頑張りましたが、主将のさかもっちゃんが、重量級の高校生・大学生相手に4人抜きし、5人目も引き分けるという大活躍を見せ、見事二段になりました。新人戦で大敗してから、僕も生徒も意識が変わり、稽古の質も変わってきました。全体的にレベルが上がってきました。
また、その日の夜は、布施駅前ビブレ4Fにて、「3年生を送る会」が行われました。
最初に挨拶した前キャプテン・森本の挨拶は泣けました。
「本当に苦しかったです。人を動かすってこんなに難しいって初めてわかりました。」
って言いながら、ボロボロ涙を流しました。
ピノの代が引退し、森本がキャプテンになり、先生からボロカスに怒られ、後輩は言うことをきかない、自分の稽古ができない・・・あいつが目に涙を溜め、落ち込んでいた姿を思い出しました。
そして、最も苦しい時期を抜け出し、背負い投げが決まるようになり、インターハイ予選でもう少しというところ(ベスト8)まで勝てるくらいに成長したこと。
いつの間にか、柔道部の精神的な支えと呼べるくらいの存在になっていたこと。
森本の涙で、この1年間が走馬灯のように思い出されました。
森本はじめ、3年生のみんなは本当におつかれさん☆
あの涙は、中途半端にやってきたヤツには絶対出せない涙やと思うよ。
出稽古を行ったことも、大きな刺激を受けました。
太成学院高校の部員は、全体的にレベルアップしていました。
今年からコーチになった玉衛先生(僕の学年ひとつ下で九州出身)の力が大きいように感じました。さかもっちゃんやしんやも、乱取りでボコボコにされて、ヒィヒィいってました。
近大附属の稽古には、大阪体育大学浪速商業高校、東大阪大学柏原高校も参加。
とても活気のある稽古でした。
うちの学校での乱取り4分×10本に慣れている子ども達は、5分×23本の稽古量にぶったまげたことでしょう。後半はゾンビみたいになってました(笑)
出稽古を見ていて思ったこと。
やはり強い学校の指導者は、場の盛り上げ方がうまい。そして、人の使い方もうまい。
稽古の中に、生徒が強くなる仕掛けをたくさんつくっています。
自分はまだまだ工夫が足りないです。。。
かなり勉強になりました☆
生活面で言うと・・・2年生の精神面での成長ぶりに、少し驚かされてます。
最終日前日の夜、宿舎の使ったエリア全ての掃除をするように、生徒に指示しました。
ここで僕の頭の中では・・・「一番面倒くさい風呂掃除(風呂場はかなり大きい)をする2年生はさかもっちゃんだけやろな~。あとの2年生は楽な方に行って、1年生にやらせるやろう(すんません)。」なんて考えてたわけです。
しかし!
しかしですよ!!
人をおちょくるのが大好きなしんやが、雑巾を持って洗面台を率先して拭いている!
自分の欲望に正直に生きるおーしゃんが、額に汗にじませながら風呂掃除を頑張っている!
「先生、この風呂場、何点ですか!?」やって。
なんかもう、別人みたいで泣きそうになりました。
僕の見当違いでした。心の中で謝りまくりました。
だいぶ成長したな!
俺が和歌山に行っても安心できるかな。
ホンマに嬉しい瞬間でした。
ちなみに、風呂場の点数は90点でした。(すごい綺麗になっていたけど、タワシがひとつ直し忘れていたため)
ということで、心技体それぞれの成長を感じさせられた合宿だったと思います。
最後に、1年生のサトミ(♂)が先輩に昼飯食わされて、嘔吐するというアクシデントがありましたが、それ以外はよしとしましょう。
同い年のセキとピーマンが、ゲロまみれのモップを手洗いしている姿には衝撃を受けましたが・・・
☆友情とは美しきものかな☆
~サトミの名言~
我慢できずトイレに駆け込むも、間に合わずにトイレのタイルにリバースした後にひとこと。
「トイレまであと3歩だったんですよ!」(なぜか嬉しそうに)
合掌。
主なスケジュールは、朝トレーニング(6:15~7:00)・午前稽古(9:00~11:30)・午後の出稽古(太成学院高校・近畿大学附属高校)などです。
ちなみに、16日(日)の午前は、深江橋にある大阪講道館にて、初段以上の生徒達が紅白試合に参加しました。この試合は、いわゆる「段」を上げるための試合であり、高校生・大学生・社会人に関係なく、段位ごとに分けられて行われる勝ち抜き試合です。
みんななかなか頑張りましたが、主将のさかもっちゃんが、重量級の高校生・大学生相手に4人抜きし、5人目も引き分けるという大活躍を見せ、見事二段になりました。新人戦で大敗してから、僕も生徒も意識が変わり、稽古の質も変わってきました。全体的にレベルが上がってきました。
また、その日の夜は、布施駅前ビブレ4Fにて、「3年生を送る会」が行われました。
最初に挨拶した前キャプテン・森本の挨拶は泣けました。
「本当に苦しかったです。人を動かすってこんなに難しいって初めてわかりました。」
って言いながら、ボロボロ涙を流しました。
ピノの代が引退し、森本がキャプテンになり、先生からボロカスに怒られ、後輩は言うことをきかない、自分の稽古ができない・・・あいつが目に涙を溜め、落ち込んでいた姿を思い出しました。
そして、最も苦しい時期を抜け出し、背負い投げが決まるようになり、インターハイ予選でもう少しというところ(ベスト8)まで勝てるくらいに成長したこと。
いつの間にか、柔道部の精神的な支えと呼べるくらいの存在になっていたこと。
森本の涙で、この1年間が走馬灯のように思い出されました。
森本はじめ、3年生のみんなは本当におつかれさん☆
あの涙は、中途半端にやってきたヤツには絶対出せない涙やと思うよ。
出稽古を行ったことも、大きな刺激を受けました。
太成学院高校の部員は、全体的にレベルアップしていました。
今年からコーチになった玉衛先生(僕の学年ひとつ下で九州出身)の力が大きいように感じました。さかもっちゃんやしんやも、乱取りでボコボコにされて、ヒィヒィいってました。
近大附属の稽古には、大阪体育大学浪速商業高校、東大阪大学柏原高校も参加。
とても活気のある稽古でした。
うちの学校での乱取り4分×10本に慣れている子ども達は、5分×23本の稽古量にぶったまげたことでしょう。後半はゾンビみたいになってました(笑)
出稽古を見ていて思ったこと。
やはり強い学校の指導者は、場の盛り上げ方がうまい。そして、人の使い方もうまい。
稽古の中に、生徒が強くなる仕掛けをたくさんつくっています。
自分はまだまだ工夫が足りないです。。。
かなり勉強になりました☆
生活面で言うと・・・2年生の精神面での成長ぶりに、少し驚かされてます。
最終日前日の夜、宿舎の使ったエリア全ての掃除をするように、生徒に指示しました。
ここで僕の頭の中では・・・「一番面倒くさい風呂掃除(風呂場はかなり大きい)をする2年生はさかもっちゃんだけやろな~。あとの2年生は楽な方に行って、1年生にやらせるやろう(すんません)。」なんて考えてたわけです。
しかし!
しかしですよ!!
人をおちょくるのが大好きなしんやが、雑巾を持って洗面台を率先して拭いている!
自分の欲望に正直に生きるおーしゃんが、額に汗にじませながら風呂掃除を頑張っている!
「先生、この風呂場、何点ですか!?」やって。
なんかもう、別人みたいで泣きそうになりました。
僕の見当違いでした。心の中で謝りまくりました。
だいぶ成長したな!
俺が和歌山に行っても安心できるかな。
ホンマに嬉しい瞬間でした。
ちなみに、風呂場の点数は90点でした。(すごい綺麗になっていたけど、タワシがひとつ直し忘れていたため)
ということで、心技体それぞれの成長を感じさせられた合宿だったと思います。
最後に、1年生のサトミ(♂)が先輩に昼飯食わされて、嘔吐するというアクシデントがありましたが、それ以外はよしとしましょう。
同い年のセキとピーマンが、ゲロまみれのモップを手洗いしている姿には衝撃を受けましたが・・・
☆友情とは美しきものかな☆
~サトミの名言~
我慢できずトイレに駆け込むも、間に合わずにトイレのタイルにリバースした後にひとこと。
「トイレまであと3歩だったんですよ!」(なぜか嬉しそうに)
合掌。
選手達が成長する「きっかけ」をたくさんあたえてこられた先生方に敬服します。
またその「きっかけ」を自分たちの糧にできる雰囲気が感じられますね。
楽しんで苦しんで和やかに柔道が成長していく柔道部
来年も期待します。
ですよね(^^)
出稽古に行って、他の学校の先生方の指導を見て、いろいろ気付かされることが多いなと思うようになりました。
道場にころがっている「強くなるヒント」を生徒がモノにできるかどうかは、指導者の力量にかかっているんだなぁと再確認できました。
これからもいっぱいアタマ打ちそうですが、宜しくお願いします!