柔道つながり ~からみつく大外刈~

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暑熱順化

2016年07月27日 | 柔道

最近、スポーツ関係の文章で「暑熱順化」という言葉をよく見るようになった。

今朝の新聞でも見かけた。



この記事のポイントをざっくりと説明すると、自転車選手を10人ずつのAグループとBグループに分け、室内で90分、同じ強度のトレーニングを10日間行った。

条件は同じ。

ただし!

Aグループは気温13度、Bグループは気温40度の環境で行う。

10日後にタイムトライアルを実施すると、圧倒的にBグループの方がパフォーマンスが良かった。(ただし、詳細なデータ結果は示されていない)


暑いところで運動した方が心拍数が上がり、心肺への負荷は上がる。すると、心肺機能が向上し、心臓が全身に一度で血液を送る量が増えるとのこと。

つまり、この10日間のうちに、Bグループは暑熱順化が進んだのである。



柔道の世界でいうと、真夏に窓を閉め切ってストーブをつけて猛稽古を行ったという話を聞いたことがあるけれど、ある意味、理にかなっている部分あるやんか、と。

ただし、脱水症状や心身への負担を考えると、非常にリスクの高い方法であるとも感じる。



ところで、毎日稽古に励んでいる講堂(柔道場)は、耐震のために天井を大きく工事してから非常に熱がこもるようになった。


大型扇風機を設置してくれ、学校としても対策をとってはいるが、かなりの暑さ。

6月に気温30度を超えた日には、この暑さはホンマに危ないぞ!と生命の危険を感じたのですが…

暑熱順化のおかげかな?

水分補給と体温調節に気をつけながら、暑熱順化していきたいと思います(^_^)

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