全日本実業柔道個人選手権大会に出場してきました。
右膝の前十字靭帯を断裂し、手術→復帰して出場したのが2年前。その時は1勝できました。昨年は2勝できました。なので、今年は3勝を目指していたのですが・・・
1回戦
佐藤選手(MJC)に判定勝ち
24歳の若い選手ということで、前半はガツガツと攻め込まれましたが、後半はやや組み勝てるようになり、大きな山場もなく4分間が終了。GSに突入するも、お互いに攻めあぐねる感じで判定に・・・
結果は何とか3-0で判定勝ちでした。
2回戦
朝比奈選手(高宮接骨院)に優勢負け
昨年の大会で3位に入賞している選手で、非常にパワフルな柔道でした。これまた23歳と若い選手で、ガンガン前に出てくる。
右の釣り手を落とされるも、その手を切ることができず、指導を2回取られる。残り20秒程で秘かに?練習していた逆足の小内刈を掛けるも、動じずタイムアップ。
高校生と一緒に稽古&トレーニングに励んだお陰で、スタミナは最後まで問題なく続きました。
しかし、組み手が相手の動きに付いていかないこと、ようやく組めたとしても技がキレないこと、この2点はいかんなぁと痛感しました。
ここらへんの課題を踏まえて、来年も出来ることなら・・・チャレンジしてみたいです!
しかし、この大会は本当に面白い。
全国各地からこれだけ多くの社会人柔道家が集まってくる。柔道という競技に魅力を感じて、稽古を継続している柔道家は、日本にこんなにいるんだと嬉しくなります。
そして、いろんなタイプの柔道家を見ることができる。
自分が高校生に柔道指導する場合にも、ここでのリアルな経験はとても役立つ部分があります。
今回の試合では、40歳の鳥居選手が若手選手を次々と討ち取り、3位に入賞しました。試合の運び方、緩急の付け方、本当に凄いです。オジサン柔道家の憧れです(笑)
今年から講道館杯の年齢制限が撤廃されたので、本戦でも活躍して欲しいと思います。
最後に、心から柔道が好きだ!という仲間と一緒に試合できることが、本当にありがたく、嬉しく感じます。
それぞれの仕事や家庭もあるけれど、それぞれのスタンスで柔道に取り組んでベストを尽くす仲間がいるお陰で、自分も頑張ろう!という気持ちになります。
"柔道つながり"に感謝し、これからも柔道と関わっていきたいと思います。
↑ 和歌山柔栄会のマスコットキャラクター・きょうえいちゃん