柔道つながり ~からみつく大外刈~

柔道を通じてたくさんの人と出会い、成長できました。
柔道に興味のある人も、無い人も、コミュニケーションしましょう!

近畿大会・女子団体+雑感

2009年02月01日 | 携帯から
一回戦で洲本高校(兵庫)に0-1で敗退。


さゆり、よく頑張りました。持っている力を出し切り、引き分け。

ようこ、昨日シンガポールから帰国し、今日の朝一番に天理へ。体が思うように動かず、全く自分の柔道ができずに引き分け。

ゆうか、自分より大きい相手に大内刈を決め、効果を奪う。そのまま上手に逃げ切ればいいのに、がっぷり組んで技の戻りぎわに払腰で技有りを奪われ、優勢負け。



二回戦の奈良育英に挑みたかったのですが、それも果たせず初戦敗退でした。
残念!


昨日の試合に引き続き、本日も保護者の皆様にご支援頂きました。どうもありがとうございました。
今回の結果を真摯に受けとめ、女子も男子と同じく夏に向けて鍛え直していこうと思います。



優勝・比叡山(滋賀)
準優勝・東大阪大敬愛(大阪)
第三位・奈良育英(奈良)、紀央館(和歌山)





今回の試合で、ひとつの区切りがつきました。
しばらく大きな試合はありません。

これからの時間を使って、男女共に足りない部分を補強し、夏に勝てるチームに育っていきたいわけですが、闇雲に稽古・トレーニングをするだけでは大きな進歩は臨めません。

これからの具体的な目標と、その目標を達成するために何を行い、何を意識していくのかを明確にし、生徒共々それを実行していくことが大切です。

ということで、今回の試合を見ていて、僕が気になったことを(自戒のためにも)挙げていきたいと思います。



1、試合運びのまずさ
→肝心な所で引き分けに持っていく技術、相手が嫌がる方向に持っていく技術、自分が有利に試合を運んでいるように見せる技術。
うちの子たちは、こういった部分をあまり磨こうとしません。あるレベルまではしっかり組みあって技を掛け合う試合で構わないのですが、近畿大会レベルになると、小さな差で勝ち負けが決まるケースが増えてきます。そうした時に、上のような技術がカギになってくるわけです。
こうした技術は、本当に追い込んだ、ギリギリの戦いをする稽古の中で覚えていくのですが、まだそこまで徹底して追い込んだ稽古をできるところまでは持っていけてません。


2、チームワークの弱さ
→個人個人で頑張ってはいるものの、チームとして一丸になる、お互いを支え合う、という認識を今の1・2年生の中で芽生えさせることができていません。チーム力(団結力)を上げることが、各個人を強くする手っ取り早い方法です。
今日の大会で印象的だったことは、準決勝で負けた奈良育英の生徒が舞台裏で円になり、これからどうしていくのかを自発的に話し合っていたことです。このチームはまだまだ強くなるなと思いました。
そういうことを言い合えるチームの雰囲気をうちは持っていません、残念ながら。指導者である私自身が、そういう雰囲気を作る努力をしていかなければいけません。


3、寝技の弱さ
→これについては、以前から課題として挙げていたので、稽古の中に寝技を取り入れ、ある程度強くしたつもりでした。
県内のレベルでは通用するところまで来ました。しかし、近畿大会に出場する学校の中ではまだまだでした。引き続き寝技のレベルアップに取り組んでいきたいと思います。



ということで、自分への戒めを込め、つらつらと書かせてもらいました。

今回の大会で一番勉強させてもらったのは、自分かもしれません。
各高校の先生方の指導方法、コミュニケーション法を生で見ることは、物凄く勉強になるんです。やはりいいチームを作る先生は、見ていて凄いなと感心する点がありました。

僕は藤村先生という大先生のおかげで、こんなに意識の高い子が集まる柔道部で指導させてもらっているのですが、いつの間にか藤村先生に頼ってばかりになっている自分に気付きました。
自分のポジションから柔道部のためにやるべきことはしっかりやらないと!

ということで、夏に向けてどういう方向に進めていくべきか、自分なりに考え、悔いのないよう日々を過ごしていきたいと思います。

柔道ランキング

にほんブログ村 格闘技ブログ 柔道へ
にほんブログ村