さくら

今日は、昨年に勤務していた高校の卒業式に参加してきました。
私は来賓という立場なので、学園の評議員や中学校の校長先生なんかの席と同列で、私一人だけ浮いている感じが・・・

今働いてる学校、前の学校、否が応でも較べてしまいます。
良い悪いはともかく、それぞれのカラーがあり、卒業式の内容も、全く違ったものでしたが、人と人のつながりを感じるという点では、どちらも同じです。
卒業生のみんなとは、一年間しか一緒に過ごせなかったけど、本当に応援したいし、自分の道を進んでいってほしい。

彼らが進む道はどこなのかな？

もっと突き詰めると、日本ってこれからどんな国になるのかな？


個人的には、校長先生のお話が印象深かった。
人の成功を羨むことは、世の中で最も醜いことであり、成功者のそれまでの努力や工夫を見落としてはならない。
逆に、世の中で最も幸せなことは、幸福という目標に対して突き進んでいるときであると。その時間こそ、張り合いがあり、幸せな時間なのだと。
また、幸せを幸せと素直に感じられる感性を持ってほしいとも仰られた。ついつい自分の至らない点だけを肥大させてしまい、他人の成功を羨むのは、人間の悲しい一面であると。
卒業生の諸君は、これから生きていく上で、多くの苦難にぶつかるであろうが、そうした時に、今日の言葉を思い出し、前向きに進んでほしいと。

校長先生は、生徒だけに対して、この話をされたのだろうか？
聞いている僕自身が、ハッとさせられる内容でした。
こういうことを子どもに伝えられる人間にならんといかん！
もっと修業せねばいかん！
どうもありがとうございました。

そして、卒業するみんな、一年間だけしか関われなかったけど、僕が教師になった初めての一年間、とてもとても楽しかったし、勉強になった。
自分の進みたい道があるから、一年で辞めてしまったけど、あの一年間は一生の思い出やわ(^^)v

いろいろな先生、生徒と出会えて、ほんとよかった。一期一会やと感じさせられた卒業式でした☆
みなさん、マタアイマショウ(^O^)


写真は、学校の前を通る玉串川。
入学式の時期には、桜満開になっていることでしょう！