柔道つながり ~からみつく大外刈~

柔道を通じてたくさんの人と出会い、成長できました。
柔道に興味のある人も、無い人も、コミュニケーションしましょう!

2019年度 和歌山県高校柔道新人大会

2019年11月17日 | 携帯から
この土日に和歌山県立橋本体育館で、表記大会が行われました。

90kg級に出場したヤマト(1年)は、1回戦で敗退してしまいましたが、稽古してきたことも出せましたし、最後まで気持ちの入った試合ができたと思います。
今回の敗戦をこれからどう活かしていけるか。今後に期待です。

無段の部に出場したソウタ(1年)は、1回戦から決勝戦までオール一本勝ちで優勝!
練習してきた内股、支釣込足、寝技のパターンが見事に決まりました。
これほど自分の持っている力を出せるとは、大した選手です。

3人という少ない部員で活動してきたわけですが、自分たちの取り組んできたことに対して、自信が持てるようになって来たのではないかと思えます。

年内にもう一度試合があるので、それに向けてもう少し頑張って行って欲しいと思います。





【男子団体】
優勝  箕島
準優勝  初芝橋本

【女子団体】
優勝  初芝橋本
準優勝  箕島

一気に寒くなりました

2019年11月06日 | 携帯から
一気に寒さが増し、秋から冬へと移り変わってきたなぁと感じる今日この頃。

世界史の授業も佳境に入り、ここからが楽しくなるヨーロッパ史の2年生。二つの世界大戦で絡み合う糸と、現代にまで複雑に繋がるその糸の絡まりを解いていく3年生。

そして、国際理解教育部のメンバーとして、国際交流や留学生とのやり取り。アメリカや中国、オーストラリアの方と試行錯誤して、意思疎通をはかっております。

毎日がハードですが、とても充実しております。


さて、そんな中、昨日はOBの北山先輩(京都産業大学)が稽古に来てくれ、後輩たちに胸を貸してくれました。
本当にええ稽古をつけてくれて、ありがたいことです。大学でしっかりと積み重ねてきたことがよく分かります。





そして、なぜかポーズを取る時には、軽量級の人を抱き上げるという柔道あるある。笑

新人戦という目標に向けて、彼らは試行錯誤しているわけですが、本気で取り組む中で、何か得るものがあるはずです。

そんな高校生と稽古してやろうかなというお気持ちのある方は、いつでも気軽に稽古へお越し下さい☆

半年

2019年10月27日 | 柔道
毎日毎日、ハードではありますが、充実した日々を送らせてもらっています。

思い起こせば、自分の力不足で去年の秋に柔道部員がゼロになり、クラブとしての存続も危うい状況に陥りました。
そんな中、この春に3人の一年生が入部してくれました。

三者三様とはまさにこのことで、3人それぞれの取り組みや目標も違い、どのようにクラブを運営していこうかと試行錯誤してきましたが、「協力・全力・努力」をスローガンに、彼らは力を合わせて半年間頑張ってきました。

更に、最近はオーストラリアからの留学生であるサムとジャックも柔道を習いたいということで、柔道部の活動に参加してくれるようになりました。
国際交流や語学勉強の側面からも、理想的な環境になりつつあります。
生徒たちが本当に良い雰囲気で頑張っています。 

僕は年齢とともに仕事の量や質が変わってきて、柔道着に着替える回数は20代の頃より減ってしまいましたが、彼らが更に成長できるようもっと勉強していきたいです。


これまで3ヶ月間は、ウェイトトレーニングによる基礎体力の構築に焦点を当ててきました。
具体的には、週に3度はウェイトトレーニング(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)と懸垂をするようにし、部員自身に身体の変化を感じてもらうという狙いがありました。3人とも扱う重量が大きく伸び、自信がある程度付いたように感じられました。生徒に付き合って参加していた僕も、ベンチプレスのMAXが更新できました。笑 

ということで、次のステップとして、最近は技術力の向上に努めています。
特に寝技の技術は、最近の柔道ルールにおいて非常に有効であり、試合で使える技術を何度も何度も反復することを心がけています。

新人戦でどこまでやれるのか未知数ではありますが、彼らの取り組んでいる姿を見ていると、とても楽しみです。


自分の目標に向かってベストを尽くす 


どこまで常識を破ることができるか 


 この2つを年内のテーマにしたいと思います。

第三回定期考査が終わりました

2019年10月05日 | 携帯から
こんにちは!

前期後期制をとっている本校の、ちょうど真ん中に当たる第三回定期考査が金曜に終わりました。
3人の部員たちと久しぶりに顔を合わせて、ゆっくり話しました。

久々の稽古ということで、立技のみで終わりました。


稽古後に英語翻訳に勤しむ3人。
留学生のジャックが書いた柔道の感想文を、見事に訳しました。


さて、本日土曜の稽古には、堺市より社会人柔道家の古賀さんと卒業生の谷中先輩が参加してくれました。





高校生たち、気合い入っていました!
高校生たちは先輩のアドバイスを一生懸命書いていました。

お陰様で質の高い稽古になりました。
また稽古に来てくれるということで、楽しみです☆

ありがとうございました!




もうすぐ4歳になる息子も、稽古に参加させてもらい、背負投・内股・大内刈を練習しました。

来週からまた勉強に柔道に頑張っていきましょう!

少し涼しくなってきました☆

2019年09月15日 | 携帯から
恐ろしい暑さが続いていますが、最近になって少し風が涼しく感じるようになってきました。

とはいえ、やはりクーラーがないと耐え難い暑さです。
私の住んでいる大阪南部地域は、昨年の台風で停電になり、電信柱が嘘みたいにぶっ倒れました。うちの屋根も、近隣の家から屋根瓦が大量に飛んできて、かなり損害を受けました。やっと先月に修理が終わり、業者が来てくれるまで1年ほどかかりました。

現在は千葉県南部が台風の被害で断水・停電が続いているようです。電信柱の倒れ方もすごく似ていて、写真を見るとゾッとします。一刻も早い復旧が望まれます。
普段から地震や台風に備えておく必要性を改めて感じさせられます。

そんなニュースを見ていると、当たり前に家族と過ごし、友人と会い、柔道が出来ている今の環境が本当にありがたく感じられます。



先日は、オーストラリアから留学生としてやって来たサミュエルが柔道に興味があると言うので、体験してもらいました。
部員の1年生3人は、あらん限りの英語を振り絞って、サミュエルに柔道のテクニックを伝えようと努力していました。




そして、昨日は大阪体育大学浪商高校へ出稽古に行かせてもらいました。

3人とも凄く頑張っていました。




前向きに頑張れる姿勢を持つということは、本人達は気付いてないかも知れませんが、何かを生み出す大きなきっかけです。

高校生活の中で何を生みだしていくのか。。。

これからが楽しみで仕方ないですね☆

合宿終了

2019年08月20日 | 携帯から
合宿2日目

朝6時起床からの朝トレーニング。

9時より午前の稽古開始。
柔道つながりの友人でもある金谷先生が参加してくれました。
高い集中力でみなよく頑張っていました。

午後は2時より稽古開始!
金谷先生のニュージーランド仕込みのJUDOトレーニングから開始です。みな楽しみながらも、柔道のテクニックを学んでいく仕掛けを随所に入れてくれてます。

しかし、昼からは異常な暑さ。

これは相当ヤバいぞ。。。と、こまめに水分補給しながら稽古を見ていましたが、みな集中力を切らさずに頑張っておりました。





後半はOBの藤戸先輩による組み手の講習。
さすが現役選手だけあって、最新のルール解釈に応じた技術を指導してくれます。





みな真剣な表情で聞いていましたね。
金谷先生、藤戸先輩、どうもありがとうございました!


合宿3日目

待ちに待った川遊び☆









これでもか!という程遊んでいました。




からのBBQ☆

ということで、二泊三日の合宿は無事に終了しました。貴志川高校の生徒と協力して、本当によく頑張っていたように思います。




ここで共に真剣に取り組んだ柔道つながりは、必ずまた繋がってくるはずです。

差し入れをくださった保護者や卒業生の皆様、どうもありがとうございました。

校内合宿1日目

2019年08月17日 | 携帯から
那賀高校にて、貴志川高校さんと合同の合宿を実施しています。

お互い部員が少なく、日々の稽古や取り組みで悩ましい部分もあるので、協力して頑張ってやり切ろうと、榎本先生のお力をお借りして実施することになりました。

初日の午前稽古には、卒業生や社会人の先輩方・イヴァルさんが参加してくれて、大変豪華な稽古となりました。各先輩の得意技の技術を講習してもらい、高校生たちは目を輝かせて新しい技術を学ぼうと取り組んでいました。














ちょうど乱取りが始まる頃、オーストラリアへ2週間派遣されていた本校研修団30名を迎えるため、稽古を抜けさせてもらいました。
外国への2週間の旅は、健康面やトラブルの不安もありますが、人を大きく成長させます。本当に充実した表情で帰国してきた生徒たちを見て、誇らしく思いました。
来年度は、中国山東省への研修が予定されていますので、できるだけ多くの生徒が参加してほしいと思います。

さて、再び道場へ向かうと、すでに寝技乱取りの終盤となっておりました。



とても活気のある稽古となりましたが、さすがに午後の高校生だけの稽古は皆疲れ果てており、軽めのメニューとなりました。

夜は1時間の勉強会と、榎本先生による振り返り講義を行って頂き、高校生たちが積極的に自己評価してその理由を発言すると姿を見させてもらいました。


晩御飯と朝御飯は、近所のカフェレスト紀和でお世話になっています。
高校生たち、結構食べてくれるので、微笑ましく見ておりました。


さて、1日を振り返ると、大変充実した合宿1日目となりました。
体力的には早くも限界かもしれませんが、体調と相談して良い雰囲気を作り、2日目を終えてもらいたいと思います。

そして、稽古に参加してくださった方々との柔道つながりに心から感謝したいと思います☆
ありがとうございました!







オーストラリアへ

2019年08月06日 | 携帯から
私の勤務する那賀高校は国際交流が盛んで、中国とオーストラリアにそれぞれ姉妹校を持っています。

オーストラリアのジーロング市(メルボルンから1時間ちょっとの街です)にあるクリスチャン・カレッジとは、姉妹校提携を結んで27年目を迎えます。

今年は本校から研修団を派遣する年ということで、7月31日〜8月16日まで28名の生徒がホームステイさせてもらいながら、現地で学び交流するプログラムが実施されています。
私は当初参加する予定ではありませんでしたが、交渉する事項が生まれたために最初の6日間だけ参加することになりました。





柔道部の生徒たちとはしばらく会えなくなるのでとても寂しいですが、彼らは1年生ながら自分たちで考え、気付き、行動できるので、逆にこの期間を通じて、自分たちで考える稽古を作り上げていってもらいたいと思います。熱中症や怪我に気をつけて、副顧問の先生に見守ってもらいたいと思います。

僕が旅立つ日のトレーニングでも、よく頑張っていました☆






シンガポールのチャンギ空港を経由してメルボルンに到着し、私自身もホームステイさせてもらい、本当に良くして頂きました。




一番の目的であるミーティングも無事に終え、後ろ髪を引かれつつ、生徒たちに別れを告げ、先に1人でオーストラリアを発って本日帰国しました。
その際、メルボルン空港まで送ってくれたのは、去年12月までアシスタントティーチャーとして日本へ来ていたロニー君です。




現在は大学生となっており、メルボルンに住み、夢を持って頑張っているようで嬉しくなりました。
僕ももっと英語力を磨いて、頑張らないとと痛感しました。

滞在中には、たくさんの先生方が私達のために集まって下さり、キャンパスやファームを案内してくれました。




日本の学校とはスケールが違い、圧倒されましたし、我々が学ぶべき点も多く感じました。そして何より、このような交流が継続できているのは、多くの先輩方・卒業生たちの熱意と努力の賜物だと感じます。

来年度は、クリスチャン・カレッジが日本を訪れる番ですので、日本の文化を感じてもらえるように最善を尽くしていきたいと思います!

最後に、ホストしてくださった中山先生が週末にメルボルンへ連れて行ってくださったのですが、そこで嬉しい出会いがありました。

その話はまた次の機会に☆

夏休み突入!

2019年07月27日 | 携帯から
令和元年の夏休みが始まりました。

気候も一気に暑さが増し、稽古時の汗の量もかなり増えてきました。


さて、夏休みに入る前には、アメリカからイサクワ高校(ワシントン州)、中国から山東省実験中学の短期研修団が、二週にわたり本校を訪れ、交流を持ちました。

中国の高校生たちに、空手部と共に武道体験の時間を設け、部員たちは自分たちの技を披露し、一生懸命コミュニケーションを取っていました。






不安もあったと思うのですが、最後は互いに打ち解け、良い笑顔を見せておりました。
中国の高校生たちにとっては、人を投げ飛ばす経験などこれまでの人生で無かったはずなので、柔道技で相手を投げる経験をとても新鮮に感じている様子でした。

国際交流は準備が大変ですが、本当に多様な学びを与えてくれます☆


そして、夏休みに突入。

毎日9時から稽古、昼からウェイト・トレーニングまたは勉強会。




卒業生の先輩も稽古に来てくれたり、ランニングの目的地の神社でおじさんからお茶を頂いたり、稽古の後にみんなでシャワー浴びたり。

3人の部員たちは、よく考え、よく頑張り、よく楽しんでいます。

この夏に本気で頑張って良かった!

と感じられるように、毎日過ごしていってもらいましょう。



8月の予定表です。
卒業生の先輩も気軽に稽古に来てくださいね。

3連休の過ごし方

2019年07月15日 | 携帯から
現在、僕は国際理解教育部という部署に所属して3年目になります。
 
この部署の仕事は、その名前の通り海外の学校との交流や留学関係の仕事をメインに行っており、学生時代に英語の勉強をサボってきた僕にとっては語学力不足を痛感する業務となっております。(現在勉強中!)
また、留学やホスト受け入れの制度に対する知識・経験が乏しく、いろんな先輩や周りの方々に助けてもらって何とか仕事を前に進めているというのが現状です。
 
四十手前にもなって、逆にこんなに足を引っ張るってなかなかできる経験ではないぞと前向きにやっているつもりですが、自信を失うことも多々あり、もがいてる所です。
 
 
4月以降のスケジュールとして
 
① 4月19〜22日 ニュージーランド・リンカーン高校受け入れ
 
② 7月6〜10日 アメリカ・イサクア高校受け入れ
 
③ 7月13〜18日 中国・山東省実験中学校受け入れ
 
と、大きなイベントがあり、現在3つ目の中国からの短期研修団受け入れ真っ最中です。
せっかく日本という国に興味を持って、短期留学してくださっている皆さんに失礼のないよう、最高の経験をして帰国してもらえるよう、最善を尽くしたいと思っています。
 
 
 
さて、そんな中、この3連休はすべて柔道の審判が入っておりました。
 
 
① 7月13日(土) 那賀地区中学校柔道大会
 
岩出中学・岩出第二中学・貴志川中学の3校で行う団体・個人戦です。中学生たちの白熱した試合となりましたが、男子団体戦は岩出第二中学校が優勝しました。ここの卒業生であるヤマト(1年)は嬉しそうでしたね!
ちなみに、この日の午後に関西空港へ中国からの研修団を出迎えに行き、無事にバスへ乗せて学校でホストファミリーとの対面式を済ませることができました。
 
 
② 7月14日(日) 和歌山県体重別柔道選手権大会(成年男子)
 
和歌山市の柔道会館で行われました。本校のOBである中条選手(熊野高校教員)や藤戸選手(和歌山県警)も出場しており、ハイレベルな試合を見せてくれました。
僕と同い年の選手が、数年ぶりのブランクを超えてこの試合に出場しました。相手は大学を卒業して2年目の若手強豪選手でしたが、全力で勝ちに行き、持っている力を出し切るその姿勢にグッと来るものがありました。昨年に実業団大会にエントリーして稽古していた時に、膝の前十字靭帯を切ってしまった自分としては、同い年の彼が国体予選に出場し、あんな素晴らしい試合を見せてくれたことに勇気をもらいました。
 
 
③ 7月15日(月) 近畿地区国立総合体育大会(柔道)
 
和歌山ビッグウェーブで行われました。母校である和歌山大学の部員たちが今年の団体戦で目標に定めていた大会です。
和歌山大学柔道部の主将である上村選手(本校OB)が選手宣誓を勤めました。彼の頑張る姿を見れて、とても嬉しかったです。結果としては、団体戦(7人制)で第3位、男子個人戦(無差別)で増田選手(和歌山大学4年)が優勝という成績でした。
たまに稽古に行っては、学生たちに注文を付けたり厳しいことを言ったりした事もありましたが、とても良い雰囲気でチーム一丸となって戦っていたように感じ、学生たちの成長を感じた大会でもありました。
 
 
様々なカテゴリー、レベルの大会に参加させてもらう事で、柔道という競技の深さや魅力に改めて気付かされました。いろんな人の想いが、1対1で組み合うこの競技には濃縮されています。そして、世の中にはこんなに強い人が沢山いるんだ!って感じさせられる競技です。
 
競技人口の減少はどこの都道府県でも深刻な課題となっていますが、柔道が持つ大きな魅力を再発見していく方法はないもんかなと思います。なかなか難しい課題ですが、とりあえず明日はうちの部員3人に、中国からの留学生に柔道の魅力を伝えてもらいたいと思います!
 
最後の写真は、土曜日の試合見学後にトレーニングに励む3人☆
柔道やりたいなと考えている人は、気軽に稽古に来て下さいね。お待ちしてます。

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