映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』

2011年09月18日 | Weblog
よい

アベル・フェラーラ 監督
ハーヴェイ・カイテル、ゾー・ルンド、フランキー・ソーン、ヴィクター・アルゴ、ポール・カルデロン 出演

血なまぐさい事件が続発するニューヨークを巡回する警部補のLTは、パトロール中に見かけた売人に麻薬をせびり、ノミ屋を通して巨額の金を野球の試合に賭けるなど、酒とドラッグに溺れ、毎日を悪徳の中で過ごす暴力刑事。今日も交通違反に引っ掛かった若い娘にワイセツな行為を働き、ジャンキーの愛人のもとに通いつめる毎日を送っていた。そんな彼がある日出会った1人の尼僧。暴漢にレイプされながらも犯人を許すと語る彼女のその言葉と眼差しに、彼は次第に混乱をきたしてゆく……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18192



ニコラス・ケイジが主演した『バッド・ルーテナント』(2009年)のオリジナル版(1992年)。
ろくでもない悪徳刑事という設定は同じだが、そのほかのストーリーはほとんど別物と考えていい。

こちらはキリスト教的世界観との対峙がメインの話でしかも割と安易なまとまり方をしていると感じるのだが、わたしがキリスト教者ではないので断言できない。グロさ、ゲロさはこちらが圧倒的に上である。



わたしが書いたニコラス・ケイジ版『バッド・ルーテナント』の記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/fbbe36f6a2c872306486b162a03d8927